直線上に配置

☆ 調査記録 ☆

 副隊長の勝手な記憶の記録である。

 王様度とは、副隊長の個人的スタンダードである「王様ラーメン」と隣同士で営業していたらどちらに行くかという基準で判断する指標である。

 1王様なら一回おきに、2王様なら3回のうち2回は行くという意味。

 場所はあえていいかげんに書いているので、各自適当に検索してください。

アイコン
倉敷市のラーメン 19

☆☆ 大角製麺所 ☆☆

〇場所:
 旧倉敷消防署のやや南の路地を西へ、店前にかろうじて1台駐車可
〇営業時間:11:30〜15時、日祝休
〇調査日:2016年8月中旬某日
〇評価対象:ラーメン500円
(他のメニュー)
かけうどん 300円
きつねうどん 350円
玉子うどん 350円
天ぷらうどん 400円
カレーうどん 400円
焼きそば 400円
焼きうどん 400円
ざるうどん 400円
おむすび 80円


〇スープ:
 うどんスープでチャーシューとキャベツを煮込んだような感じの甘辛いスープ。コクは控えめながらけっこう旨いです。

〇麺:
 黄色い細麺ストレート。茹で加減はけっこう柔らかめ。

〇トッピング:
 チャーシューはスープで煮込んだ小さいバラが2枚。落とし玉子1個、細めの柔らかメンマ数本、大きめに切ってスープで茹でたキャベツ多め、カマボコ、ワカメ、ネギ

〇総評:
 倉敷の老舗製麺所で、ラーメンが食べられると聞いて狙っておりました。

 平日昼時過ぎでお客は私一人。気兼ねなくラーメンを頼めました。なんせ、うどんメニュー満載の明らかなうどん屋さんです。厨房奥には、うどんを打つでっかい台も見えてました。

 狭い店のオープン厨房はかなり暑いらしく、ご主人は、小さい声で「暑い、暑い」と繰り返しながら、調理してくれてます。

 珍しい作り方で、小鍋にスープを沸かして、早い時期にチャーシューとキャベツを投入し、煮込みます。で、茹で上がった麺を入れた丼に、終盤落とし卵を入れた小鍋のスープと具をかけて、ワカメとネギをトッピング。ちょっとうどんみたいな作り方でした。

 うどんダシに中華麺ではないか、という予想に反してしっかりラーメンになってます。チャーシューをスープで煮込むのが影響してるみたいですね。

 ワンアンドオンリーで、タイプは違いますが、今は亡き「美ふく」のラーメンを思い出しました。

 優しい笑顔のご主人も好印象なので、再訪確実。次はうどんを食べてみましょうか。

☆王様度:0.95王様

ラーメン









☆☆ たまゆら ☆☆
 (2019年閉店・移転し、「利季」に)

〇場所:倉敷一番街中ほど
〇営業時間:18時頃〜4時頃、不定休
〇調査日:2016年8月下旬某日
〇評価対象:ラーメン580円、餃子(6個)280円
(他のメニュー)
半チャーハン 280円
ミニ海老タル鶏めし丼 380円
ネギトロとろろ 380円
あおりイカそうめん 420円
つぶ貝のお刺身 480円
塩ダレたたきキューリ 280円
チーズ奴 280円
トロロかけ冷奴 280円
ねぎチャーシュー 420円
若鶏唐揚 420円
ナンコツ唐揚 380円
手羽先唐揚 120円
フライドポテト 280円
チキン南蛮串 120円
トンカツ串 120円
和風梅サラダ 450円
シーザーサラダ 480円
チーズポテトサラダ 350円
生チョコアイス 300円
生ビール 420円
瓶ビール 550円
チューハイ 320円
ハイボール 320円
日本酒 380円
焼酎 320円
ブランデー・ウイスキー 320円

〇スープ:
 透明な見た目に反して、けっこうまったりとしたコクがあります。でも濃すぎず、飲んだ〆には最適な感じ。油は多めです。

〇麺:
 けっこう細麺ストレート。茹で加減は硬めではないですが、副隊長にはちょうど良い感じ。

〇トッピング:
 チャーシューは小さいのが3枚ほど。味は薄めですがしっとりして良い感じ。メンマは柔らかめで細長いのが3本ほど。レンコン薄切り。ウズラ玉子。細切りキクラゲ。ネギ。けっこう充実。真ん中の大根おろしを溶くとさっぱり味に変身。別添の唐辛子キムチを入れるとピリ辛に変身。けっこう楽しめます。

〇総評:
 けっこう前から情報は仕入れていましたが、夜の街から遠のいている副隊長、はずせない会合の後にやっとこさの初訪問です。

 上のメニューにあるとおり、完全な居酒屋さんで、10人ほどで一杯のこぢんまりしたお店です。メニューは少なめですが、どれも格安。2、3人でちょこっと過ごすには最適な感じです。好印象。

 一応生ビールを頼んでみましたが、突き出しの茄子の漬け物が美味かったです。

 ラーメンは、飲んだ〆に最適な感じですし、大根おろしと辛めのキムチの味変で、最後まで楽しめました。なかなかの好感触。

 餃子は安めの設定です。焼きはそこそこですが、具の味はしっとり滑らか香り良くなかなかで、ビールのアテには最適。

 けっこう遅くまで開いてるみたいなので、「あずま」や「きくみ」が満員で路頭に迷ったときなんかに候補にあげておいたらいいと思います。人によっては「あずま」より気に入る人もいるかも知れませんね。

☆王様度:0.95王様

ラーメン

単品餃子









☆☆ まさや食堂 ☆☆ (2019年8月末閉店)

〇場所:倉敷総合卸売市場南隣
〇営業時間:
 5時〜15時、日祝とたまに水曜休(基本市場と一緒)
〇調査日:2016年9月上旬某日
〇評価対象:中華そば450円
(他のメニュー)
うどん 350円
きつねうどん 400円
肉うどん 500円
田舎そば 400円
ひやむぎ 400円
ひやしうどん 400円
そうめん 400円
焼きそば 500円
焼きうどん 500円
親子丼 600円
他人丼 600円
玉子丼 550円
おかゆ 200円
皿もの 時価
みそ汁 100円
めし中 130円

〇スープ:
 誠に修行不足で、ダシの元は不明。バター風味が全体を支配しています。けっこう塩っ気が強め。旨いです。ご飯だけじゃなく、バゲットなんかも合いそう。こんなスープ初めてです。

〇麺:
 モヤシくらいの太さの丸いストレート麺。茹で加減は予想に反して上々。ダラダラなんかじゃありません。

〇トッピング:
 チャーシューは小さめながら味の良く浸みたやつが4枚ほど。よい感じのもやし。薄いカマボコ2枚。ネギ。

〇総評:
 「萬福食堂」……有名になりましたね。今や全国区でも当選確実の人気です。
 でもほかにも倉敷には、「高越製麺所」、「倉敷製麺所」、「来古本店」など渋い名店があります。ただ、永く倉敷市民でありながら、こんな名店を知らなかったなんて、ただただ恥じ入るばかりです。修行が足りないとはこのことですね。

 ネットで検索すると、「くらしき地域資源ミュージアム」という渋いサイトがあって、そこには「創業明治33年(1900年)」と書いてあります。現在の場所に移転してきたのでさえ、昭和45年(1970年)とのこと。老舗中の老舗ですね。女将さんは3代目らしいです。

 で、味ですが、まさに「ワンアンドオンリー」、ダービー馬のごとく輝く一杯でした。

 壁のメニューには、「中華そば」と書いていて、見た目も普通の「中華そば」なのですが、なんとこれがバター味なのです。ダシの元がよくわからなかったのですが、前面に出てるのはバター風味。これが旨いのなんのってもうはまりそうです。

 副隊長、これまでラーメンにバターを入れたことがなかったヘタレなのですが、次から必ずトッピングに「バター大盛りで。」とどこの店でも言ってしまいそうなくらいの衝撃でした。バター万歳。 そうですよね。バター入れて旨くないわけがないです。

 自作「ドレスドオムライス」用に冷蔵庫にバターは常備しているのですが、今度から「チキンラーメン」にも投入してしまいそう。このお店ではデフォでバター入り。参りました。

 「美味しいですね〜。」
 と心からの感想を伝えると、女将さんは、
「最近豚骨のこってりしたのとか流行っとるけど、うちはこんなんよ。」
 と言いながらけっこう自信に満ちた表情でした。

 店の雰囲気も渋いですし、女将さんの優しい雰囲気と気遣いも極上のおもてなし。皿の一品料理も美味そうですし、是非とも再訪したいです。 最初なのでちょっと低めに見積もってもこんな王様度。

☆王様度:1.2王様(老舗得点&ワンアンドオンリー得点含む)

中華そば









☆☆ BAR JAH ☆☆

〇場所:
 阿知二丁目らしい。「ふるいちホワイト通り店」のやや西
〇営業時間:夜メイン?けっこう遅くまで
〇調査日:2016年12月下旬某日
〇評価対象:中華そば(富山ブラック)770円

〇スープ:
 富山ブラックの真っ黒な醤油色。塩辛さはハンパじゃありません。でもコクもけっこう深くて、印象は悪くないです。ただし、ほとんど残しました。

〇麺:
 けっこう太めの縮れ麺。茹で加減は硬めではなく、ワシワシ感もなく、良い感じでした。美味いです。

〇トッピング:
 「萬福食堂」の絶品チャーシューをちょっと焦がしたみたいな味の柔らかいチャーシューが大量。チャーシュー麺並に載ってます。濃いめの味付けながら、かなり美味いので、ペロリと平らげられます。
 あとは、シャキシャキネギ多め。粗挽き黒胡椒多め。

〇総評:
 存在はかなり前に気づいていましたが、夜の街から遠ざかっている副隊長、千載一遇のチャンス到来で、とうとう初訪問。

 富山ブラックの本物を食べたことがないので、比較対象がないのですが、このお店のご主人のラーメン愛はかなりなものとお見受けしました。富山のご出身とのことで、「富山ブラック発祥と言われる「大喜」の味を出そうとしています。」、と熱いまなざしでおっしゃっていました。

 スープは塩辛くてほとんど飲めないものの、コクがあって醤油の味も深くて、かなり好印象でした。

 加えて、麺がかなり美味いです。太麺の苦手な副隊長ではありますが、茹で加減コシが程よくて、これまた好印象。

 そしてとどめはチャーシューです。柔らかくて香ばしくて美味いのがかなり大量に載ってきます。絶品、と言ってよいと思います。大満足。

 BARで適当に締めの一杯を出している、という感じではありません。事実、入店時に、「うちのはガッツリ系なので、締めのラーメンにはオススメしません。」的なことを、言われてしまいました。完全に締めの時間帯であったにもかかわらずです。ご主人の真面目な感じが伝わってきました。

 とても完飲できるスープではありませんが、かなり好印象を受けましたので、こんな王様度。

※追記
 その後、富山で「大喜」のラーメンを食べる機会に恵まれましたが、そっくりで、このお店の再現度の高さが確かめられました。

☆王様度:0.98王様

富山ブラック









☆☆ チャイナダイニング 琥珀 ☆☆

〇場所:
 沖新町らしい。「青山」の向かい、「スシロー」の南、駐車場少
〇営業時間:
 11:30〜14:30、17:30〜22、火曜休
〇調査日:2017年1月中旬某日
〇評価対象:担々麺ランチ800円
(他のメニュー)(ランチタイム編)
琥珀ランチ 900円
酢豚ランチ 900円
八宝菜ランチ 1000円
エビチリランチ 1000円
麻婆豆腐ランチ 850円
ユーリンチーランチ 900円
麻婆豆腐丼 700円
エビチリ丼 850円
 ほかディナーコース、一品各種有

〇スープ:
 ややまったりとして、甘みもある坦々スープ。コクもほどよくあります。辛さはさほどではありません。アホみたいに辛くてコクが見あたらなくなる感じではないので好印象。

〇麺:
 細麺。やや縮れていて硬めの茹で上がり。なかなか美味いです。

〇トッピング:
 ピリ辛に炒めた挽肉と程よい食感の青梗菜。ちょっと寂しいですが、ランチセットの一部としてはこんなものでしょうか。

〇総評:
 水江あたりにあった当時副隊長ランキング倉敷一の名店「琥珀」が惜しまれつつ閉店して久しいですが、同名のこのお店も気になってました。ご主人は陳健一さんの「四川飯店広島店」で修行をなさっていたようです。上品な造りの店内で好印象。

 「担々麺」は辛いのかなぁと身構えていましたが、コクの程よく感じられる適度な辛さで好感触でした。ただ、ランチセットの小鉢3品は特徴のないものでした。
 
 同行者は旬替りという「琥珀ランチ」で、鶏肉炒めのあんかけでしたが、かなり甘い味付けだったようで、あまりよい印象ではなかったみたいです。

 四川飯店のエビチリは激美味だったので、ここも1回は再訪してエビチリを食べてみないといけませんね。

 ただし、席数の割に駐車場が少ないし、副隊長にとって致命的な欠陥があるお店なので、実際の再訪は微妙なところ。

☆王様度:0.95王様

ランチセットの担々麺










☆☆ 神戸家 ☆☆ (2018年10月30日閉店)

〇場所:
 「児島小舟周回展示湖」やや北のでかい交差点やや西
〇営業時間:10〜14:30、水曜・日曜休
〇調査日:2017年1月下旬某日
〇評価対象:中華そば450円
(他のメニュー)
オムライス 650円
カツ丼 600円
親子丼 500円
焼き飯 500円
肉丼 500円
ハヤシライス 500円
 ほかガラスケースに焼魚や野菜の煮物など一品有

〇スープ:
 鶏系と思われますが、鶏だけではないような気がします。コクが深くて醤油加減も絶妙。旨いです。

〇麺:
 やや太めのストレート。予想に反してコシがあってなかなかの茹で具合。

〇トッピング:
 プリプリの弾力があるチャーシュー3枚。なかなか美味いです。
 メンマはコリコリがやや多め。カマボコ。ネギ。オーソドックスですが、どれも良い感じにまとまっています。

〇総評:
 小舟周回応援のたびに気になっていました。やっとこさの初訪問。
 入り口上の渋い木彫り看板に「御手軽料理」と書いてあるのをみつけて、半笑いで店内へ。

 おばあちゃんがやっていると聞いていたのに、店番はけっこう若いお嬢さんでした。ほかに二人ほど中年のおばさんがいる模様。


 味ですが、スープのコクがけっこう深いし、麺もダラダラではないし、チャーシューも美味いしで、なかなかの好印象。

 ほかの「御手軽料理」にも興味が湧いてきました。小舟周回応援の際に場内の食堂で適当に済ませないで、このお店まで一旦出てくる選択肢も有りですね。再訪確実。

☆王様度:0.95王様

中華そば










☆☆ 大龍軒 ☆☆

〇場所:
 連島町西之浦らしい。旧川鉄体育館のやや西、「日ノ出商店街」内、道が狭くかなり奥まった印象
〇営業時間:11:30〜22、月曜休
〇調査日:2017年1月下旬某日ほか
〇評価対象:ラーメン480円、餃子(10個)420円
(他のメニュー)
定食 650円
ワンタン 480円
ワンタンメン 600円
チャンポン 600円
天津麺 650円
五目麺 650円
焼きそば 600円
五目焼きそば 650円
焼飯 600円
五目焼飯 650円
五目焼ビーフン 650円
大龍軒丼(五目丼) 650円
天津飯 650円
野菜炒め 700円
レバーともやし炒め 700円
レバー野菜のうま煮 800円
肉野菜玉子炒め 800円
八宝菜 800円
えび玉子焼 800円
えびの天ぷら 850円
ムーシーロー 800円
肉野菜炒め 800円
鶏野菜炒め 800円
豚肉の唐揚げ 800円
酢豚 800円
肉団子甘酢あんかけ 800円
玉子えび炒め 800円
くらげの酢のもの 800円
カレー焼飯 650円
みそラーメン 650円
マーボー豆腐 650円
スタミナラーメン 650円
とりの唐揚げ 650円
ニラと肉の炒め 700円
ニラとレバー炒め 700円
ニンニクとレバー炒め 700円
エビチリソース炒め 800円
牛肉とニンニクの芽炒め 800円
牛肉とピーマンの炒め 800円
イカとエビの炒め 800円
イカの炒めもの 800円
鶏唐揚と野菜炒め定食 650円
玉子スープ 480円
肉スープ 480円
大龍軒スープ 650円
野菜スープ 480円
とうもろこしスープ 650円

〇スープ:
 鶏ガラ系と思しき透明中華スープ。コクも醤油加減も薄目です。

〇麺:
 やや細ストレート。茹で加減は上々。

〇トッピング:
 脂身少なめバサッとなる一歩手前の大きめ厚めチャーシュー2枚。そこそこ美味いです。あとはシャキシャキモヤシ少々、ネギ少々。

〇総評:
 連島の全長20mほどの短小商店街の中華屋さんです。噂は聞いていました。やっとこさの初訪問。驚くほど短小な商店街です。カッコイイ店名。店内はけっこう古い感じながら掃除が行き届いていて好印象。そこそこお年のおばちゃん一人で頑張っているみたいです。

 かなり豊富なメニュー構成ながら、迷わずラーメン餃子に。餃子の値段が高めなので予想はしていましたが、10個もやってきてちょっとたじろぎました。でも、この餃子が焼きも味も良くて好印象。中身が香りよく滑らかで相当な高得点。バクバクあっと言う間に平らげました。

 ラーメンは中華屋の中華スープラーメンでしたが、チャーシューが分厚くてなかなかの好印象。

 なんとなく通りすがりに発見できる立地ではないので、行けただけでもそこそこ満足ですが、他の豊富なメニューもけっこう美味いのではないかと期待もしてしまいますので、こんな王様度。(この時点では0.95王様)

〇2017年2月上旬某日

 餃子がかなり美味かったので、美味いとの情報があった「大龍軒丼(五目丼)」を目当てに間髪入れず再訪問です。
 今日はおばちゃん二人で店番でした。 

 「五目丼」、とオーダーすると、厨房に向かって「中丼!!」と業務連絡。「中丼かい!!」、と心で突っ込みを入れてしまいました。メニューにはわざわざ「大龍軒丼」とか「五目丼」とか書いているので、「中華丼」と言いたくないこだわりがあるのかな?と思っていましたが、思いっきり「中丼!!」と叫ぶので、ひっくり返ってしまいました。

 それはさておき、味のほうはと言うと、これがコクもとろみも塩加減も具の炒め具合も絶妙な、絶品中華丼でした。玉野にある絶品中華の「白梅」に匹敵します。具は、エビ、豚、人参、白菜、ピーマン、タケノコ、キクラゲなどですが、どれもこれも美味いです。
 加えて、卵は生でいいか焼くか、なんて聞いてくれる細やかな気遣いもうれしいです。

 あとからあとからお客さんが訪れて満員状態になっても、おばちゃん二人は平然と調理と給仕をこなして、「かっこ良い」とまで感じてしまいました。副隊長が知らなかっただけで、実は人気店だったようです。

 こんな所に名店が。他のメニューも試しにしばらく通いたい気がしてきたので、王様度UP。まだまだUPの可能性大。期待してしまいます。

〇2017年3月中旬某日

 ひと月振りの訪問です。相当気に入った店でない限り、同じ店にめったに行かない副隊長ですが、ひと月置きに3回目の訪問。今回は好物の天津飯。

 キクラゲ、にんじん、ごぼうなど色々な具材の入った中華玉子焼きが載っています。ありそうでなかなかない感じ。餡が絶妙な味付けで美味いです。

 平日お昼時だったので、銀行マンっぽい人が次々に訪れていました。やはり人気店のようですね。おばちゃん2人も相変わらず小気味良く働いています。好印象継続中。

〇2017年4月下旬某日

 近くに寄る機会が多く、またも訪問。定食650円にしました。骨付き唐揚げ2個、玉葱中心の野菜炒め、生野菜、スープとご飯。見た目はやや寂しい印象ながら、分量的にはちょうど良い感じです。骨付き唐揚げがけっこうな美味さ。今日も満員大人気でした。

☆王様度:1王様(大量餃子&五目丼得点含)

ラーメン

単品餃子

大龍軒丼(五目丼)

天津飯

定食

                








☆☆ 幸福 ☆☆

〇場所:
 水島西常盤町、図書館東の路地を東へ少し、キャバクラ「美人座」付近、美人在籍の有無は不明
〇営業時間:18時頃から夜中までらしい。
〇調査日:2017年3月中旬某日
〇評価対象:
 たまごラーメン650円、餃子(7個)350円
(他のメニュー)
しょうゆラーメン 550円
みそラーメン 650円
九州ラーメン 650円
しおラーメン 650円
バターラーメン 650円
わかめラーメン 650円
野菜ラーメン 700円
チャーシューメン 750円
チャンポンメン 800円
冷やし中華(4月〜9月) 750円
炒飯 600円
カレー炒飯 650円
野菜炒め 600円
もやし炒め 450円
ソース焼きそば・うどん 550円
ライス 150円
海苔おにぎり 250円
冷奴 260円
おでん各種 100円

〇スープ:
 豚骨メインっぽいですが、一口目からカツオの風味がけっこう感じられます。やや甘めですが、バランスが良く、醤油加減も絶妙でかなりな旨さ。透明感が残るスープです。好印象。

〇麺:
 やや細ストレート。何も言わなくても茹で加減上々、美味いです。

〇トッピング:
 薄めながらそこそこ大きめなモモチャーシュー2枚。食感はバサッとなる一歩手前。まあまあな味。
 メンマはコリコリ度高めが数本。
 たまごラーメンの玉子はゆで玉子輪切り。きれいに盛りつけられています。あとはネギ。

〇総評:
 夜の水島の街をうろうろする機会は皆無の副隊長、存在は相当前から気づいていたものの、この度やっとこさの初訪問です。

 付近は、キャバクラやスナックのひしめく夜の街。客引きのおっさん達に適当に愛想をしながら、でっかい赤提灯の灯る「幸福」へ。名前がいいです。果たして「幸い」が住むお店なのでしょうか。期待度MAXで入店するもお客はゼロ。ただ、おっちゃん、おばちゃんが明るく迎えてくれたので、安心して踏み込むことができました。

 メニュー構成は、一杯飲む感じではなく、完全に小腹空き飲んべえの〆の感じです。まだ時間が早かったので、お客ゼロなんだと思われます。

 ラーメンのお味はカツオ風味の透明豚骨といった感じで、なかなか旨いです。

 加えて餃子がパリッとした焼き上がりで、ニンニクの程よく効いた、美味いものでした。この餃子はかなりな高得点。

 店名どおり幸福になれたかと言うとあと一歩ですが、帰り際もおばちゃんが明るく送り出してくれて、プチ幸福な気分にはなれました。餃子得点を入れると、0.95王様にはし切れないので、ちょっと色をつけてこんな王様度。

 水島にはもう一軒、うどんなんかもやってる食堂の「幸福」もありますが、未訪問。そちらにも行ってみないといけませんね。

☆王様度:0.96王様

たまごラーメン

単品餃子










☆☆ しあわせの種 ☆☆

〇場所:
 「マスカットスタジアム」北の通りを西へ、高速の真下の側道沿い、元「曲江春」、近くの道案内看板は旧店名のままです。
〇営業時間:11〜14時、17〜21時、月曜休
〇調査日:2017年3月中旬某日
〇評価対象:五目汁そば(塩味)864円
 他にお昼のミニコース1620円、ランチお弁当タイプ1080円、平日はサービスランチ842円、麺類ほか一品メニュー多数、コースも各種有。

〇スープ:
 透明中華スープながら、コクがすごいです。ほんのり甘さと、塩加減が絶妙なバランス。相当な旨さです。

〇麺:
 やや細縮れ麺。けっこう縮れています。加水率高めでプリプリの茹で上がり。美味いです。

〇トッピング:
 五目汁そばなので、具だくさん。エビ、イカ、キクラゲ、タケノコ、白菜、椎茸、人参、ほうれん草、シメジなど。どれもこれも絶妙な炒め具合で、副隊長のハートをわしづかみ。

〇総評:
 噂はけっこう前から聞いていて、狙っておりました。ただ、なんとなく一人では行きにくい雰囲気みたいだったので、今回同行者を得てようやくの初訪問。

 店内は、花柄のテーブルクロスやビロードっぽい椅子カバーなどのテーブルが並んでおり、ちょっと英国風な感じもあって、珍しい雰囲気です。店の外も洋館風ですしね。確かにおっさん一人ではちょっと入りにくいですね。

 「五目汁そば」のスープは、コク満載の極上中華スープです。かなり上品な味。麺もトッピングも極上でした。最近、意識して完飲しないようにしているのですが、思わず丼傾けて最後の一滴まで飲み尽くしてしまいました。

 同行者のミニコースの、茄子のトーチ炒めをおすそわけしてもらいましたが、炒め具合とコクが極上でしたし、酢豚味のエビ炒めもプリプリの絶品。味付けがどれもやや甘口ですが、気に入る人も多いはず。食べてる間にどんどん予約電話が入っているみたいでした。人気のお店だったんですね。

 ネット情報によると、使ってる野菜は自家製らしく、入り口にはピカピカの美しい茄子が山積みにしてあって1本40円で販売されていました。

 お値段は味に見合った設定だと思います。汁そばにはコーヒーが付いてなかったので、追加で頼みましたが、税抜きたった50円でした。

 なかなか気に入ってしまったので、再訪したいお店リストに加わりました。訪問のたびに「しあわせの種」が成長しそうな予感大。そんなことで、1王様からのスタートです。

☆王様度:1王様

五目汁そば(塩味)









☆☆ みず川 ☆☆

〇場所:
 「玉島通町商店街」西入口前の川沿いの道を南へ、最初の信号手前、付近の川沿いに駐車可の模様
〇営業時間:11〜15時、18〜22時、月曜休
〇調査日:2017年4月上旬某日
〇評価対象:味玉ラーメン700円
(他のメニュー)
中華そば 600円
大盛り 100円
ネギ増・メンマ増 100円
半熟味付玉子 100円
チャーシュー増 250円
ごはん 150円
こま切れチャーシュー丼 250円

〇スープ:
 鶏メインの醤油味。イリコの感じも強いです。油がけっこう浮いていて熱々。コクは相当深く、醤油加減も絶妙で、一口目が止まらず、ゴクゴク飲んでしまいました。ややうどん出汁っぽい感じもありますが、相当な旨さです。

〇麺:
 やや細ストレート。茹で加減は何にも言わないでも硬め。と言うよりやや芯の残った感じで、美味い硬さではない感じでした。ほんの少し残念。

〇トッピング:
 チャーシューはトロトロ一歩手前で味付けも程よくかなり美味いやつが2枚。メンマはやや柔らかめで味濃いめが数本。ネギ多め、香りの良い海苔。味玉は半熟と言うより茹で不足の黄身サラサラで、やや減点対象。味はなかなかなので、もう少し茹でてあったら良かったですね。

〇総評:
 新規開店してすぐの来店は、副隊長としては早すぎる感じですが、たまたま近くへ寄る機会があったので、突入いたしました。

 倉敷っ子や名店「おたやん食堂」を知る人にとっては、けっこう行きやすい立地ですが、土地勘のない方には説明のしづらい場所ですね。調査隊員達には直接口頭で伝授すれば良いので、当サイトでは万人向けにお店の住所や行き方をお伝えするつもりは全くありません。興味のある方は各自勝手に調査の上、目指して下さいませ。当サイトはあくまで調査隊員専用ですので、あしからず。

 お店は蔵を改造した感じですが、板を張ってるだけみたいだし、椅子もパイプの丸椅子だったりで、あんまりお金を掛けてる感じはありませんね。

 それは味とは関係ないのでともかくとして、このスープは絶品です。鶏と魚介の出汁のバランスが醤油加減と相まって相当旨いです。ゴクゴクレンゲが止まりませんでした。

 残念なのは、麺の硬さ。上述のとおり、芯が残っている感じで、美味い硬さではありません。
 加えて味玉は黄身がサラサラ。どちらも茹で不足感が否めません。

 チャーシューもメンマも海苔も美味いし、お店の方は適度な元気の良さで好印象なのですが、麺の茹で加減減点により、こんな王様度。
 ただスープが絶品なので、再訪確率は高めです。次回の麺次第では上位に躍り出る可能性も有りますね。

☆王様度:0.98王様

味玉ラーメン










直線上に配置


☆ 倉敷市のラーメン 20 へ ☆


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