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☆ 調査記録 ☆

 副隊長の勝手な記憶の記録である。

 王様度とは、副隊長の個人的スタンダードである「王様ラーメン」と隣同士で営業していたらどちらに行くかという基準で判断する指標である。

 1王様なら一回おきに、2王様なら3回のうち2回は行くという意味。

 場所はあえていいかげんに書いているので、各自適当に検索してください。

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倉敷市のラーメン 21

☆☆ 華膳 ☆☆ (2020年暮れあたりに閉店)

〇場所:
 広江、広江一丁目交差点を東に曲がってしばらくの左手
〇営業時間:不明、各自当たって砕けてください。
〇調査日:2018年8月中旬某日
〇評価対象:和風らーめん500円!!!
(他のメニュー)
黒むつ煮付け 1000円
黄ニラと白魚卵とじ 600円
牛タン塩焼 800円
鶏うま塩ハラミ 630円
松茸土瓶蒸 600円
馬さし 1000円
馬生レバー 880円
そうめん 500円
夜定食(5食限定) 2000円
 その他ボードに居酒屋メニュー満載。酒の種類も豊富みたい。

〇スープ゚:

 思いっきり魚介系。おそらく、刺身とかをとった後のアラの出汁ではないかと思われます。でも、下津井港や日生港みたいにアクのとれてない雑味満載のスープではなく、丁寧にアクをとった本格的なすっきり和風だしですね。旨いです。重たい丼持ち上げてゴクゴク完飲。

〇麺:

 かなり細めのちぢれ麺。茹で加減は程よくて好感度大。

〇トッピング:

 まずは丼半分くらいに広がる1枚チャーシューに感動。でっかいチャーシューで有名な玉野の名店「たなかラーメン」みたいなペラペラではなくて、けっこう分厚いです。柔らかさも程よくて、このチャーシューだけで、1王様以上は確定です。

 加えて、濃い色と味のメンマがけっこう大量。柔らかさも程よくて、温水洋一さんみたいな名脇役の貫禄を醸し出して王様度+α。

 あとはシャキシャキ小口ネギと、柔らかほうれん草。副隊長は毎朝ほうれん草を喰わないと落ち着かない「マカロニほうれん荘」なんですが、納得のお味でした。

〇総評:

 広江の老舗っぽい和食屋がラーメンを出している、と聞いていて、1度挑戦したのですが、まさかの夜営業仕込み中で、ありつけず。今回通りすがりに開いているのに気づいてUターン。待望の和風ラーメンです。

 店内は渋い趣。美味そうな居酒屋メニューが豊富に表示してあって、昼間に酒抜きで来る場所ではない雰囲気です。

 表の看板にランチメニューとして、刺身や天ぷらの定食が掲示してありましたが、迷わずラーメンをオーダー。

 ラーメンはランチメニューではなかったのか、大将は少しとまどっているようでしたが、なんとかオーダーを通してもらえました。

 作っている最中に、出汁の味見をしてるので、1点ものの雰囲気がして、期待度が高まります。味見なんて当たり前のようですが、ラーメン屋で味見してるのなんて、あんまり見たことないので、新鮮でした。

 寡黙な感じのオヤジさんが静かに作ってくれたラーメンを、落ち着いた雰囲気の奥様(?)が運んでくれました。

 味は上記のとおり、和風だし満載のあっさりしっとりコク深いスープで大満足。

 加えて、チャーシューのでかさと分厚さがすごくて、喰っている最中に心で万歳六唱くらいしてました。特筆物です。

 けっこう独特なメンマも秀逸で、これはほかの料理に多大な期待を抱いてしまいます。このスープにこのチャーシューで500円なんて信じられません。料理屋さんなので、もしかして、ラーメンだけ頼むのは反則技だったのかも。

 公共交通機関での来店は無理っぽいので、できれば誰かの運転で夜に来たいですが、それが無理でも昼定食を目指して再訪問したいですね。

 名店の予感がひしひしと感じられますので、こんな王様度からスタート。

☆王様度:1.2王様

和風らーめん









☆☆ 麺や 寛 ☆☆
 (2020年中島あたりへ移転)

〇場所:
 イオン倉敷前を西へ、ジョイフルの交差点を北へ少し
〇営業時間:
 10;30−14:30、17:30−21:30、水曜夜ほか不定休
〇調査日:2018年10月中旬某日
〇評価対象:
 背脂煮干し醤油650円、餃子(5個)280円(税抜)
(他のメニュー)
北海道味噌 700円
630円
肉そば 650円
台湾まぜそば 700円
唐揚げ(5個) 280円
卵かけご飯 200円
チャーシュー丼 300円
ピリ辛チャーシュー丼 300円

〇スープ゚:

 煮干しラーメンですが、煮干し感ゴリおしではなく程よい感じ。けっこうコク深く、醤油加減とのバランスも良くて好印象。ほんの少し化学味もあるようですが、許容範囲。けっこう旨くてゴクゴク完飲。

〇麺:

 普通の太さのストレート。壁のこだわり書によれば、北海道産「春よ恋」60%とのこと。けっこうモチモチ系ですが、茹で加減も程よくてかなりな好印象。

〇トッピング:

 チャーシューは、薄くてトロトロのバラが2枚。ホントにトロトロで、持ち上がらないくらい。好印象。

 岩海苔がけっこう大量で、海苔の香りとともに丼がやってきました。普通の海苔も香りよく好印象。

 背脂は量を指定できますが、普通にして適量に感じました。

 煮玉子半分も上出来。美星の「星の里」とのこと。あとはシャキシャキネギ。

〇総評:

 水江辺りに出来たとの情報を得て久しいですが、やっとこさの初訪問。

 駐車場が少なめで入りにくい感じが最初の印象。実は道の向かいとかにバラバラと駐車スペースがある模様。

 お店は明るくて居心地の良い感じです。けっこうなお年のご主人と奥様?がお出迎え。

 メニューはそこそこ種類があって迷いますが、煮干し系もけっこう好きな副隊長は煮干しにしました。

 丼と一緒に海の香りがやってきました。岩海苔の香りがプンプンです。いやみな感じではなく爽やかで好印象。

 スープも麺もチャーシューも煮玉子もなかなか高度に仕上げられている感じがします。

 壁にはこだわり書の額があるのですが、ゲンコツ、煮干し、背脂、醤油、麺、塩、卵に至るまでこだわっているとのこと。

 家から近いし、いろいろサービス券もらったし、メニュー豊富なので、再訪してみたい気にさせてくれました。

 そうそう、餃子は特徴はありませんが、そこそこ美味かったです。

☆王様度:1王様

背脂煮干し醤油

単品餃子









☆☆ 味や ☆☆

〇場所:
 北畝のツタヤの交差点のやや南、「壱番軒」跡
〇営業時間:11:30−21、不定休の模様
〇調査日:2018年11月上旬某日
〇評価対象:
 味噌タンメン750円、味玉150円、餃子(5個)300円
(他のメニュー)
醤油タンメン 680円
塩タンメン 680円
純味噌ラーメン 850円
唐揚げ(5個) 390円
肉・卵かけめし 250円

〇スープ:

 メニューの表示では、ベースは豚骨系らしいです。味噌加減は、中庸な感じ。濃すぎることもなく、一般人受けしそうな濃さです。甘みも感じられますが、野菜を茹でたアクが少し混ざってしまっている感じ。

〇麺:

 プリプリとまではいかないまでも、まあまあプリッとした黄色い縮れ麺。札幌ラーメン系に近い感じです。茹で加減もまあまあ。

〇トッピング:

 タンメンなので、茹でた感じの野菜が適量。ただし、上記のとおり少しアクが出てしまっている感じ。柔らかさは程よいです。

 肉系は味の濃いめの挽肉が少しだけ。あとはネギ。

 味玉は150円とややお高めですが、出来はなかなかです。連れと半分分けしたので、写真には半身しか写っていません。

〇総評:

 児島線沿いの曽根にあった「麺工房 味家」さんは、今年の春頃に閉店したとのことでしたが、そこのオヤジさんとおばあちゃんがご健在だったようで、遠く離れた北畝の地で再開店の模様。

 あばあちゃんは、もううろうろしにくいみたいで、おばちゃんのアルバイトさんがいました。味玉をオーダーすると、オロオロして、かなり不安な感じです。大丈夫でしょうか?厨房ではオヤジさんが1人でがんばっているようです。

 で、悪い予感が的中し、先客2人だけだったのに、30分近く待ちました。餃子がかなり先にやってきたので、つまんでいて気が紛れましたが、ラーメンだけだったら、とても待っていられない感じです。先客のオニーチャン2人もかなり待たされていて、露骨にイライラした感じを出していました。

 お味の方は、上記のとおり、まあまあな感じではありますが、タンメンは野菜のアクがスープに移ってちょっと雑味っぽい感じになっていました。

 餃子は、皮が厚めで焼きは甘めですが、コクのある具でまあまあ、といったところです。

 腰が90°近くに曲がったおばあちゃんは、お会計担当みたいでしたが、愛想がかなり良く、看板娘の役目は果たせているようです。

 そんなこんなで、こんな王様度。ただし、待ち時間が長いので、再訪問は微妙です。

☆王様度:0.95王様

味噌タンメン

単品餃子










☆☆ スシロー 沖新店 ☆☆

〇場所:沖新町のでかい道沿
〇営業時間:11−23、無休
〇調査日:2018年11月中旬某日
〇評価対象:濃厚カニ味噌ラーメン煮玉子入480円

〇スープ:

 コクがない割に不自然に濃いスープ。なんだか品がありません。しかもかなりヌルイです。

〇麺:

 太い平麺。茹で加減なのか麺の質なのか、生っぽい感じでお世辞にも美味いとは言い難い代物です。

〇トッピング:

 出し殻みたいな蟹の胴体1/4身と足1本。身は全くありません。バカにしてますね。確信犯です。値段が安いのですが、こんなの出してはいけません。客をバカにしてるんですね?わかります。

〇総評:

 炊きたてそのままで最高に美味いホカホカ白飯に酢を混ぜて、手間暇かけてわざわざ冷ましたりして不味い酢飯にする意味が全くわからない副隊長。「刺身は日本酒で食べる」のが好みなので、回る寿司には自腹では全く行かないのですが、連れの希望で訪問です。もちろんおごりです。こうなったらラーメンネタにするしかないでしょう。

 で、不安的中。はっきり言うとめったに使わない言葉ですが、不味いです。ナンダコリャ?という印象。

 出汁はぬるいし、コクがないのに不自然に濃いし、麺はダメダメだし、カニは客をバカにしてるような代物だし、葱は変な味に悪化してるし、煮玉子は冷却剤みたいに冷たくて硬いしで、よいところは微塵もありませんでした。社長は喰ったことあるんでしょうか?ないのならダメダメだし、喰ったことあってこれを出しているのなら、さらにダメダメです。

 無理矢理勧められて手を出した寿司に至ってはノーコメントとするしかありません。

 連れのおごりなので、色をつけてもこんな王様度。夕食時まで変な酢の味が口内に残って最悪な一日でした。おごりでも金輪際行きません。大王様に報告すると怒られるかもしれないような代物ですが、ネタなので、ご容赦いただきましょう。

 ひとつだけ「スシロー」さんの良いところを挙げるとすると、ユニバーサルデザイン精神ですね。沖新店は2階が店舗なのですが、ちゃんと高いコストをかけてエレベーターが設置してあって、このたびも、松葉杖2本の重傷骨折患者さんが「普通に」来店しておられました。この、「普通に」という点が大事ですね。
 近所の別の1階店舗でも、ちゃんと「傾斜のゆるい」スロープが設置されています。この「傾斜のゆるい」という点も実は大事です。

 一方、近所の「くら寿司」は、2階店舗なのに急な階段だけなので、「健常者以外お断り!!」の精神が丸出しです。味はともかく、この差は歴然。副隊長はどうせ行かないので関係ないですが、会社の「精神」、「気遣い」の問題です。「気遣い」のできない人の作る料理の味は、「推して知るべし」、といったところでしょうか。

 とはいえ、そんな「スシローさんの優しい気遣い」得点を加味してもこんな王様度です。すみません。「気遣い」が味に表れることを期待しています。

☆王様度:0.6王様

濃厚カニ味噌ラーメン煮玉子入(激不味!)









☆☆ ずんどう屋 倉敷神田店 ☆☆

〇場所:水島郵便局を西へ、神田あたり
〇営業時間:11−25、無休
〇調査日:2018年11月下旬某日
〇評価対象:
 味玉ラーメン850円、ハーフチャーハン350円

〇スープ:

 けっこう濃いめの豚骨です。塩加減も強めで、一口目は旨いのですが、連続でゴクゴク行ける感じではなく、けっこう残してしまいました。コクはバッチリなんですけどね。

〇麺:

 細麺と縮れが指定可能でしたが、細麺に。
 博多系よりは加水率が高めな感じです。しなやかでほどよい茹で加減ですが、 標準だとちょっと量は少なめ。

〇トッピング:

 チャーシューは、トロトロが2枚程度。味付けもよくてかなり美味いです。

 煮玉子のルックスは最高で、味付けも良かったです。

 あとはシャキシャキネギとフニャフニャ海苔。

〇総評:

 神田辺りにかなり前にできていましたが、 倉敷インター近くの平田店に何度か寄っていますので、後回しになっていました。このたび通りすがりに初訪問です。

 お店はかなり広いです。古い(もしくは古そうに見えるように加工された)木材がふんだんに使われていますので、暗いトーンの内装ですね、

 お店の方々は、適度な元気の良さで、平田店で最初に感じたお祭り騒ぎ感覚ではありませんでした。BGMも祭り囃子ではなく、ごきげんなレゲエがかかっていました。

 メニューは豚骨メインながら、バリエーションや煮干醤油なんかもありました。

 チャーハンも塩元帥よりワンランク落ちますが、まあまあ美味いです。

 塩味濃いめのドロッとした食感の豚骨で、ファンも多そうです。平田店と印象は同じでこんな王様度。

☆王様度:0.95王様

味玉ラーメン

ハーフチャーハン










☆☆ 娘娘 ( NyanNyan ) ☆☆


〇場所:中島口交差点やや北(大駐車場有)
〇営業時間:11:30−15、17−22:30、無休
〇調査日:2019年4月中旬某日
〇評価対象:(税抜)
 五目汁そば1000円、五目炒飯800円、ニラ焼餃子(3個)750円
 本格中華メニュー豊富。日曜以外は、ランチコース1000円より有。詳細はお店のサイトを参照してください。

〇スープ:

 まったりとした感じの舌触りながら、濃すぎることはなく、鶏ガラだけではない、複雑な高級素材の組み合わせのスープ、という印象です。単なるラーメンスープを超えた感じでかなり旨いです。

〇麺:

 中細ストレート。茹で加減はかなりよい感じ。硬めでも柔らかめでもありません。美味いです。

〇トッピング:

 五目汁そばなので、エビ、イカ、豚、タケノコ、エンドウ、ヤングコーン、貝、白菜、青梗菜その他かなりな種類の具材です。

 特筆すべきはエビのプリプリ感。心で歓声を上げたくらいの上質な仕上がりでした。しかもでかいのが4尾も入ってます。

 イカの飾り切りも美しいですし、野菜のシャキシャキ感を残した炒め具合も絶妙です。ものすごい職人技の集合体という印象が強く残る、絶品と言っていいでしょう。

〇総評:

 倉敷では昔から有名なやや高級感の漂う中華屋さんですね。
 宴会などで何度か訪れたことがあって、かなり美味いので、よい印象を持っていましたが、ラーメンチャーハン餃子系統を食べたことがなく、いつかは調査に再訪しようと思ってました。

 で、五目汁そばです。
スープがちょうどよいまったり具合で、高級そうな出汁がふんだんに使われているようなコク深さです。かなりな旨さ。

 加えて、具材がそれぞれ適切に火が入っていて食感も程よくて感動しました。エビなんてもう笑顔なしには食べられない仕上がりです。税抜千円はもちろんたびたび食べられるお値段ではありませんが、味に匹敵する、むしろお安いくらいに感じました。

 食事の〆にシェアする前提か、すごく丼がでかくてたじろぎましたが、余裕で完食でした。

 炒飯は油がかなり多めで、「塩元帥倉敷」のイマイチな日くらいな印象です。味付けはなかなか美味いんですけどね。

 ニラ焼餃子は、1個250円の高級餃子です。ニラがふんだんに使われているのに、臭みもなく、プリプリのエビも入っていて、コク深いほんとに高級餃子でした。高いけどまた食べたい、と思わせてくれる美味さです。

 総じて高めのお値段に見合ったかなりなお味でした。店内には、ド派手な生花が何カ所も飾られているし、チャイナドレスの美人さん(昔)達が給仕してくれるしで、付加価値もありますね。

 ただし、副隊長の最近気にする条件が大きくマイナスポイントなので、総合的にはこんな王様度です。

 お一人様2.5万円コースもある夜のコース料理も、いつか「JRA」から大金が引き出せた暁には、味わってみたいものです。

王様度:1王様

五目汁そば


ニラ焼餃子

五目炒飯









☆☆ マシマロ ☆☆

〇場所:
 「酒乱」のやや南、水島南緑町らしい。裏に駐車場有
〇営業時間:11−14、17−22、火曜休
〇調査日:2019年4月下旬某日
〇評価対象:
 醤油ラーメン650円、餃子(5個)400円、レタスチャーハン700円
(他のメニュー)
野菜たっぷりあんかけ麺 750円
五目あんかけパリパリ麺 750円
タンタンメン 750円
鶏唐揚 580円
油淋鶏 780円
チンジャオロース 880円
回鍋肉 880円
黒酢酢豚 980円
サーロインと彩り野菜のオイスターソース炒 1580円
海老ともやしの塩炒 800円
海老マヨ 850円
海老チリ 1000円
海老とイカの自家製XO醤炒 1000円
ナスのパリパリ山椒揚 580円
青菜の塩炒 600円
トマトと木耳と玉子のふんわり炒 700円
ナスと豚肉のピリ辛炒 750円
四川麻婆豆腐 800円
北京ダック(1本) 500円
焼売(2個) 280円
海老焼売(2個) 320円
小籠包(2個) 290円
揚春巻(2本) 320円
浅漬けザーサイ 300円
ピータン 300円
クラゲのヘルシー冷菜 580円
蒸し鶏サラダ胡麻ソース 680円
玉子あっさりスープ 400円
まろやかコーンスープ 500円
フカヒレスープ 1000円
ゴマ団子 320円
杏仁豆腐 380円
日替わりランチ(ご飯おかわり無料) 700円
(以下は夜定食)ご飯おかわり無料
鶏唐揚定食 850円
麻婆豆腐定食 850円
回鍋肉定食 850円
チンジャオロース定食 900円
海老チリ定食 900円
酢豚定食 900円

〇スープ:

 中華屋典型鶏ガラスープっぽいですが、ほかにも元が入ってそうなコク深さ。透明感があってすっきりあっさりしていますが、けっこう深い味わいです。

〇麺:

 普通の太さのストレート。茹で加減は硬めではないものの、ちょうどよい感じで好印象。

〇トッピング:

 チャーシューは、かなり柔らかめで薄いのが2枚。なかなか美味いです。

 モヤシとニラの軽く茹でたのが多めで、「ニラモヤシラーメン」と言ってもいいくらいに主張しています。なかなか美味いです。

 あとはかなりみじん切りのネギ少々。

〇総評:

 休日の行動範囲です。通りすがりに、「工事をしているなぁ」と思っていて、このたび新規開店3日目の突入となりました。

 3日目なので、お店の方の知り合いや、近所のオバサマ方のグループが中心でした。ややアウェイ感。

 日替わり定食700円がオススメっぽかったですが、調査隊のサガで、ラーメン炒飯餃子のゴールデントリオに決定です。

 お客が多かったので、けっこう待ちましたが、やってきた料理はどれもけっこうな美味さ。

 ラーメンスープは、予想を裏切ってけっこうなコク深さですし、写真を取り忘れたレタスチャーハンは、パラパラしっとり、レタスシャキシャキ、チャーシューゴロゴロの極上品。餃子はけっこうデカめで、程よいジューシーさとコク深さで、かなりな上級品でした。

 フロア担当のオバサマお二人は、テーブルに用意されているレンゲやタレ類をいちいち手許まで取り寄せてくれたりして、極上の気遣いでうれしくなりました。厨房のご主人も、調理で忙しいのにフロアへの気配りがちゃんとされていて好印象。

 開店3日間は、ドリンクサービス期間らしく、ビールでもよかったみたいですが、車なので泣く泣くウーロンにしました。帰り際には、開店記念品の詰め合わせまでくれたりして、ホントに幸せ気分でお店を後にしました。

 週末の行動範囲内なので、日替わり定食狙いで再訪確実ですね。頑張っていただきたいです。

☆王様度:1王様

醤油ラーメン

単品餃子









☆☆ せい華 倉敷店 ☆☆

〇場所:倉敷駅北の北浜交差点やや北
〇営業時間:11−14:30、17:30−24、月曜休
〇調査日:2019年6月下旬某日
〇評価対象:
 台湾ラーメン600円、餃子(6個)290円、五目炒飯560円
 その他台湾料理系大衆中華メニュー豊富

〇スープ:

 台湾ラーメンながら、辛さはさほどではなく、コクも充分感じられるもの。ただちょっと油っこい感じも。

〇麺:

 けっこう細麺ストレート。茹で加減はダラダラ一歩手前。

〇トッピング:

 粒の粗い豚挽肉少々。ニラほどほど。以上。

〇総評:

 我が家の近くにけっこう前からできていましたが、やっとこさの初訪問。看板にでっかく「台湾ラーメン」と書いているので、迷わず決定。

 コクが程よく感じられる辛すぎないスープでそこそこ好印象でしたが、食べ終えてかなり待ったあげく、炒飯と餃子が忘れられてるみたいなので帰りかけた頃にようやく登場。

 これだけでも相当致命的なのに、飲食店としてあるまじきここでは書けないほどの大欠陥を発見。副隊長の気にするチェックポイントもクリアしてないし、こんな王様度にならざるを得ません。

 客観的な評価だけしておくと、炒飯は、具の配合と味付けはなかなかで、やや油っこい仕上がり。

 餃子は、焦げ目は良い感じに付いていますがヤワヤワな仕上がりで、ちょっと馴染みにくい独特な香りがしました。

 ともあれ再訪問はまずありませんので、撮り忘れた炒飯の写真は永久に撮り直しできないでしょう。

 岡山にある「せい華」の関連店と思われますが、日本語の怪しい店員さんだったので、真相は聞けずじまい。

☆王様度:0.85王様

台湾ラーメン

単品餃子









☆☆ 倉敷タンメン 廣 ☆☆

〇場所:
 倉敷インターを南に、突き当たり付近、元「希望軒」
〇営業時間:11−22、水曜休
〇調査日:2019年7月上旬某日
〇評価対象:
 倉敷タンメン醤油半炒飯セット990円、餃子(6個)350円、他に塩味も有

〇スープ:

 テーブルの説明書によると、親鶏と玉ネギ生姜など6種類の根菜のスープとのこと。この清湯スープに、提供前に炒めた野菜を入れて一煮立ちさせて野菜の旨味をアップ、ということらしいです。

 醤油は倉敷の「とら醤油」、旨さと甘みの「淡口本醸造」。そして「魚醤」と「チャーシューダレ」を合わせてタレにしているとのこと。

 けっこうこだわりのスープみたいですが、それほどコクは深くなく、醤油辛さが際だっている感じがしました。

 野菜タップリのタンメンなので、こんな醤油辛さでもいいかもしれませんが、普通のトッピングならちょっと醤油辛すぎな気も。

〇麺:

 「冨士麺ず工房」の特注品とのことです。ストレートで太麺の部類ですが、すごく太いわけではありません。もっちりした茹で加減。まあまあな感じ。やや量が多めな印象。

〇トッピング:

 タンメンなので、野菜豊富。ちっちゃいプリプリエビやでか目の柔らかイカ、豚肉もけっこう入っていて、かなりな充実ぶり。それぞれの具材の火の入り具合も適切で、シャキシャキ野菜なんてかなりな美味さです。

 ちょうどよい感じに仕上がったゆで玉子の黄色や、混ぜると適度にピリ辛になる辛味ペーストの赤も加わって、見た目が華やかでかなりいい感じです。

〇総評:

 突然閉店の「希望軒」跡に5月頃開店のお店です。玉島の中華の名店「廣珍」系列のお店のようです。ほかには新倉敷マルナカ敷地内の「麺や廣」もありますね。

 で、タンメンのお店なので、必然的にタンメンに。醤油か塩の2択でしたが、とりあえず醤油にしておきました。倉敷の「とら醤油」を使っているようで、けっこう自信作のような説明書でしたが、ちょっと醤油辛さが強めで気になりました。旨味成分が負けているような印象。

 麺はタンメン仕様の太麺です。もっちりしていて、ボリュームが感じられました。

 トッピングはシャキシャキ野菜にエビ、イカ、豚と勢揃いでなかなか美味い仕上がりでした。

 トッピングがかなりな量ですし、麺も多めな印象なので、このタンメンだけで、十分お腹一杯になりますが、初回調査のために追加した餃子&炒飯で、パンパンになってしまいました。ダイエットは来週から…。

 餃子は特徴はないですが、及第点。
 炒飯は、なかなかのパラパラフカフカ具合で、具の配合もちょうどよく、一番気に入りました。フル炒飯でも軽く食べられそう。美味いです。

 前払い券売機方式なのですが、狭い入口に1台だけなので、お客が増えてくると、メニュー選択に迷う人が1人いるだけで、券売機待ちの大渋滞に陥りそう。

 実際帰り際には、店内はけっこう空いているのに、券売機前で渋滞が発生しかけていました。外から見ると、入店待ちが発生しているみたいに見えるので、帰っちゃう人もいそうです。事実、副隊長は前回そんな感じで帰っちゃったんですが、ただの券売機渋滞だったのかも。

 店員さん達は、適度に活気があって居心地は良かったです。

 ただし王様度は、スープの醤油辛さが影響して、1王様にはなりきれず。総合的な印象はけっこう良かったです。

☆王様度:0.98王様

倉敷タンメン醤油

単品餃子

セットの半炒飯










☆☆ 古龍 ☆☆

〇場所:イオンモール倉敷2階フードコート
〇営業時間:イオンと一緒と思われます
〇調査日:2019年7月中旬某日
〇評価対象:
 味玉古龍ラーメン780円、餃子(5個)330円、炒飯300円
(他のメニュー)
古龍ラーメン 680円
古龍チャーシューメン 880円
野菜古龍ラーメン 780円
唐揚げ 180円
白飯 160円

〇スープ:

 店のサイトによると、

 「鶏と豚の肉部分も含めて炊き出した濃厚スープと、昆布や煮干しからとった和風出汁を合わせたオリジナルスープを独自ブレンドの醤油返しで合わせた濃厚なのに懐かしさを感じるスープ」 とのこと。

 実食の感想は、魚介の感じが最初に感じられて、コクと醤油加減の感じも良くてなかなかの好印象でした。

〇麺:

 中太やや縮れ麺。茹で加減上々。やや量が多めな印象。

〇トッピング:

 店のサイトによるとチャーシューは、

 「岡山県産ピーチポークの良質な部分だけを使用。自家製のタレをじっくりゆっくり染みこませた」とのこと。脂身少なめ味薄め厚みも薄めが2枚。

 味玉はせっかく半分に切ってあるのだから、割って黄色を見せた方が見栄えがすると思います。味は上々でした

 副隊長好みのコリコリキクラゲ多めはうれしいです。フニャフニャ海苔。青々したネギ。

〇総評:

 イオンモール倉敷のフードコートに、「ぶっかけふるいち」うどんのやってるラーメン屋があることはもちろん知っていましたが、フードコートが極端に苦手な副隊長は、死ぬまで行けない可能性もありました。しかしこのたび強力な助っ人を得て初挑戦。

 ラーメンスープは、魚介系の香りが強いそこそこコクのあるものでした。トッピングもまあ及第点。特別な印象はありませんでしたが、副隊長好みのコリコリキクラゲでやや挽回。

 餃子は結構でかいです。スープジュワッで香りもよくてなかなかの美味さ。

 炒飯は、フカフカサラサラの出来ながら、炒めた感じが薄くて、炊き込みご飯みたいな食感。味も薄めです。

 しかし、副隊長はフードコートが苦手です。たくさんの関係ないお客が土足でゾロゾロ歩き回っているし、水も遠くからセルフで汲んでこなければならないし、様々な料理の香りがごっちゃに漂っているし、食器もセルフの上げ下げだし、値段はフルサービス店と変わらないしで、よい所なしですね。再訪問はありませんが、まあまあ美味いので0.95王様にはしきれずこんな王様度。

☆王様度:0.96王様

味玉古龍ラーメン

単品餃子

単品炒飯




直線上に配置


☆ 倉敷市のラーメン22へ ☆


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