☆ 調査記録 ☆ 副隊長の勝手な記憶の記録である。 王様度とは、副隊長の個人的スタンダードである「王様ラーメン」と隣同士で営業していたらどちらに行くかという基準で判断する指標である。 1王様なら一回おきに、2王様なら3回のうち2回は行くという意味。 場所はあえていいかげんに書いているので、各自適当に検索してください。 ![]() ☆☆ 倉敷中庄ラーメン ☆☆ (閉店) ○場所: 百舌ヶ鼻陸橋の東、旧2号がくねくねっとするあたり ○調査日:2007年12.27 ○評価対象:ぎょうざセット750円、煮玉子50円 (他のメニュー)
○スープ: やや甘しょうゆスープ。背脂がけっこう浮いている。コク深い感じもするが、なんだか化学的な感じも…。 ○麺: 普通麺。ややもちっとした感触。ゆで加減は上々。 ○トッピング: わりとしっかりした歯ごたえの残るハムっぽい食感のチャーシュー2枚。けっこう美味い。 メンマは普通。もやし、ネギ。追加の絶妙煮玉子は50円だが半分。 ○総評: 少し前に出来てたみたいですが、めったに通らない道沿いなのでやっとこさ訪問。知る人ぞ知る「百舌ヶ鼻陸橋」付近。「倉敷中庄ラーメン」って名前でいいんでしょうか? 全体的にまとまりのよい味だと感じましたが、私個人の思う化学的な味が強い感じ。後味も強〜くそんな感じ。その疑問符が頭に渦巻いて旨かった感というのとはちょっと違った印象でした。 餃子は皮厚め焼き甘めですが、味はそこそこジューシーでコク有り。でもそのコクがこれまたなんだか化学的な感じ。 チャーハンも餃子も安いし、セットだとさらにお得なので、懐が厳冬期の腹減りさんにはよいでしょう。 ☆王様度:0.95王様 しょうゆラーメン煮玉子入 ![]() セットの餃子 ![]() ☆☆ 来来亭 倉敷中庄店 ☆☆ 〇場所:中庄団地前 〇営業時間:11時〜24時、無休 〇調査日:2008年1.6 〇評価対象: ギョーザ定食(こってり)930円(餃子5個、小ごはん付) (他のメニュー)
〇スープ: こってりに弱い(目がないのではなくホントに弱い)副隊長ですが、挑戦するつもりで思い切ってこってりを頼みました。京都風鶏系。これがけっこういけます。どろどろなのではないかと思って覚悟していたのですが、そこそこさらっとしていて、コクもあり、一味唐辛子も良い感じに効いています。やや塩辛過ぎな感じもしますが、ご飯にはぴったりでバクバク。 〇麺: やや細麺。何も言わなかったのでやや柔らかめ。硬さはオーダー可みたいなので、次は硬めでお願いしましょう。 〇トッピング: チャーシューはしゃぶしゃぶ肉みたいな薄いのがかなり大量。薄いけれど味は良く付いていてご飯にぴったりでバクバク。量と味でかなり高得点ゲット。 ネギも大量でネギ好きはたまらんでしょう。メンマもけっこうコリコリで○。 〇総評: ちょっと前に出来てて評判みたいなので訪問。今年初ラーメンだったのと、朝飯抜きの腹減り状態だったので、かなりバクバク喰ってしまいました。なかなかの味です。関西のチェーン店で、濃いめと聞いていたのでややビクビクしながらこってりを頼みましたが、ご飯にピッタリの味。このご飯もつやつやでよい感じに炊けていて好印象。 餃子は焼きが副隊長のOKレベルにまで達していないのと、中身が少なめでつまむとペッチャンコになるのとでやや減点対象。味はそこそこでした。 定食メニューも豊富だし、点心類や一品メニューも数多くて再訪間違いなし。腹減り君には最適でしょう。 店員さん達はかなりハイトーンボイスのハイテンションで、漫才コンビの「キングコング」が何組もいるみたいでした。ハイテンション好きさんには良いでしょう。 ☆王様度:1王様 こってり ![]() 定食の餃子 ![]() ☆☆ マルハチ ☆☆ 〇場所:天城線の高速をやや越えたあたり 〇営業時間:11時〜22時 〇調査日:2008年1.14 〇評価対象:しょうゆラーメン450円、餃子6個300円 〇スープ: やや濁ったしょうゆスープ。なんだか発酵したような感じの酸っぱさ。どぶろく入ってるんじゃない?とか思ってしまうほど。ちょっと好きになれない感じです。コクもちょっと不足気味。 〇麺: 普通麺。ゆで加減上々。 〇トッピング: シャキシャキもやし多め。しゃぶしゃぶ肉系チャーシュ多め。シャキシャキネギほどほど。コリコリメンマ多め。このメンマは高得点。 〇総評: ほんとスイマセン。ラーメン来た瞬間になんだか発酵系の臭みが鼻を突き、もうこの段階でちょっと拒否反応。味も発酵系の酸っぱさがあるし、勘弁してください状態で気持ちが萎え萎えになってしまいました。安いし、スープ以外はそこそこのレベルなんですが、もうほんとスイマセン。 ただ餃子がなかなかで、焼きも副隊長のOKレベルだし、味がけっこう野菜豊富でコク深くジューシーなハイレベル餃子でした。餃子とご飯だけ食べる勇気があればまた寄ってみたいくらい。 余談ですが店のおばあちゃんが味がある人で、今は亡き桂枝雀師匠演じる「山のあなた」に出てくる峠の茶屋のおばあさんみたいで、涙が出そうでした。ってこの気持ちわかってくれる人は約1名ではないかと。ほんとスビバセン。 ☆王様度:0.8王様(大量餃子得点含む) しょうゆラーメン ![]() 単品餃子 ![]() ☆☆ 麺屋 哲 倉敷店 ☆☆ (閉店) 〇場所:倉敷インターの南の「八剣伝」(閉店)奥 〇営業時間:11時〜23時 〇調査日:2008年1.18 〇評価対象: 名物哲そば630円、餃子5個&ライスセット330円 (他のメニュー)
〇スープ: 鶏メインみたいに紹介されてますが、高度にまとまった混沌系。コクもあり旨くてゴクゴク飲める。ただちょっとぬるかった。 〇麺: 普通麺。ゆで加減上々。 〇トッピング: チャーシューはボロッとした食感のでかいやつ1枚。 でかい海苔。写真には写ってないんですが、絶妙煮玉子半分が沈んでました。急に出てくるとうれしいんですがびっくりするので浮かしといて下さい。あとはネギ。 〇総評: 最近増殖中の「哲」。倉敷にもできました。倉敷インター南のラーメン激戦区です。大通りからは全く見えないところなんで、ちょっと不利な感じもします。「哲」を知ってる人ならいいんですけどね。店は倉庫みたいな建物ですが、内装はけっこうモダンで広くて明るくてよい感じです。 味は州崎の店と同じなんでしょうが、ややぬるかったのが気になります。 餃子は、州崎店の旨い感じが微塵も感じられませんでした。なぜでしょう。焼きもかなり甘いし残念です。 ☆王様度:0.95王様 哲そば ![]() セットの餃子 ![]() ☆☆ とんとん ☆☆ 〇場所:下庄、清心高校東交差点やや東 〇営業時間:11:30〜22:00 水曜休 〇調査日:2008年2.25 〇評価対象: チャーシュー麺700円、替え玉100円、普通のラーメンは500円 〇スープ: 王道あっさり博多系とんこつ。もう少しコクがあってもいいくらいなあっさり感。 〇麺: あっという間にやってきたので期待してしまいましたが、期待通りの硬め加減。何にも言ってないのにちょうど良い茹で加減だと気持ちいいです。 〇トッピング: チャーシュー麺だったのですが、びっくりするぐらいのチャーシューが載っています。薄めですがしっとりして大きいやつが数え切れないくらい。あとはネギと海苔。 〇総評: 中央町の店がいつのまにかなくなっていると思ったら下庄に移転していたようです。 チャーシュー麺のチャーシューはこれでもかと言うくらい載っているので、麺が先になくなってしまい、替え玉をしなくてはならなくなってしまいます。 味は以前と変わらずなかなかあっさりで旨いですね。違うのは店のにーちゃんがイケメン3人衆になってることくらいでしょうか?彼女とか嫁さんと行くと、目がハートになってしまう可能性が高いので注意しましょう。 いやぁ、下庄界隈大激戦区になってますねぇ。 ☆王様度:1王様 チャーシュー麺 ![]() ☆☆ とりでん 倉敷花の街店 ☆☆ (2020年閉店) 〇場所:「マルナカ倉敷チボリ店」のやや西 〇営業時間:17〜24 〇調査日:2008年3.28 〇評価対象:鶏塩葱ラーメン750円? 〇スープ: 鶏&和風だしのWスープとのこと。しこたま飲んだ後でもグイグイゴクゴクもののあっさり感。けっこう甘口ですが、塩加減が絶妙でなかなかなバランスです。旨い。 〇麺: 細めツルツル麺。ゆで加減上々。 〇トッピング: 蒸し鶏?がゴロゴロ。ネギ。もやし。しこたま飲んで喰ったあとなので、このくらいのトッピングでOK。 〇総評: 家から近いので最近友人と良く飲みに来ます。以前は「喜久味」一辺倒だったのですが、一回来てからけっこう通ってます。ご存じの方も多いでしょうが、店の看板には「釜飯と串焼き」と書いていて、「とりでん」と言いながら、鶏と全く無関係に「サケとイクラの親子釜飯」なんかかなりな美味さです。一人で釜飯だけでも食べに来たくなるくらい。 メニューが豊富で、その中に「鶏塩葱ラーメン」を発見。「これは試してみなければ」、ということでオーダー。あっさり甘口塩ラーメン。あんまり期待してなかったのですが、予想に反してけっこうな旨さです。よく見るとほかのお客さんにもラーメンを食べてる人がいたりします。隠れ人気メニューなのかも知れません。隠れ人気メニューという言葉の意味がよくわかりませんか?私もです。 ※追記 2020年初頭、夜逃げみたいにノボリも出したままで閉店。訳あって最近副隊長の足が遠のいていたので、経営不振になったからかも。 ☆王様度:1王様 鶏塩葱ラーメン ![]() ☆☆ 麺家 一会 ☆☆ (閉店) 〇場所: バイパスから水島向きのでかい道を南へ、デオデオ、オートバックスの次の角を東へ、信号越えて川沿いをやや北へ、目印ないので説明困難 〇調査日:2008年4.29 〇評価対象: 豚骨こってり煮玉子&餃子4個+ミニサラダのB定食970円 (他のメニュー)
〇スープ: 基本はあっさり混沌系豚骨といった感じ。こってりは香油がけっこう入っているので、ややまったりしているがしつこすぎなくて良い。 〇麺: やや細麺。ゆで加減上々。 〇トッピング: 野菜そばでもないのに、ねぎ、人参、カイワレをはじめ野菜が盛りだくさん。 チャーシューはしっとり柔らかで味も染みていてなかなか。 煮玉子のできもバッチリ。キクラゲも美味。 〇総評: 倉敷人でないと説明できないほど、とてつもなくわかりにくい立地にある喫茶店風なお店です。 メニューが豊富なので迷ったあげく、豚骨定食に。ミニサラダをつけたのを後悔したくらい野菜が豊富なヘルシーらーめん。「ラーメン喰いたいけど最近野菜も不足気味」、と言うときに最適。 餃子は皿のはじっこのほうに落っこちそうな危険な状態でやってきて面くらいましたが、香ばしくて味も良くなかなか。 メニューにはなんにも書いてないのにおいしいデミタスコーヒーを最後にサービスしてくれたりして、非常に好感度高いです。他の味も確かめに再訪間違いなし。 ☆王様度:1王様 とんこつこってり煮玉子入 ![]() なんでこんなにはじっこのほうに? ![]() ☆☆ めん屋 一久 ☆☆ 〇場所: 「水島第一病院」南の「パチンコジャンボ」の角を西へすぐのパチンコ屋敷地内。 〇調査日:2008年5.3 〇評価対象: ラーメン600円、餃子5個250円、大盛りは100円 〇スープ: 背脂みたいなのが大量に浮いている白っぽいスープ。濃いのではないかと恐る恐るすするとこれがなかなかのあっさりコク深い味で飲みやすくて旨い。 〇麺: やや細麺。ゆで加減上々。 〇トッピング: チャーシューはしっとり柔らかトロトロだが、やや細身のやつが2枚。 メンマは色薄目で柔らかめ。ネギ多め。ネギの上に辛いのがほんのちょっと載っている。 〇総評: 一見して濃そうな見た目にたじろぎましたが、実はあっさり目でゴクゴク飲めるいろんなコクのある旨いスープがなかなかです。甘みや辛さのバランスも絶妙。 餃子を一緒に頼むと、餃子の焼き上がりと合うように調整してラーメンつくってくれたみたいで、両方熱々状態で、一緒のお盆で登場したのは感動でした。 餃子の味自体は焼きもやや甘で、中身もさほどジューシーでもないので、副隊長の好みではありませんでしたが、心配りはうれしい限りです。 メニューは少なめですが、さほど遠距離でもないので、再訪間違いなしですね。 ☆王様度:1王様 ラーメン ![]() 単品餃子 ![]() ☆☆ かどや ☆☆ 〇場所: 倉敷ドンキの交差点を南へ、小溝交差点やや東 〇調査日:2008年5.10 〇評価対象: ミニチャーハンセット880円&餃子6個250円 (他のメニュー)
〇スープ: 見た目の「山冨士」っぽさの感じそのままの「山冨士」っぽいあっさりめ豚骨醤油。コクもそこそこあってゴクゴク飲めます。 〇麺:普通麺。ゆで加減上々。 〇トッピング: チャーシューは、厚めながらしっとりのバラ。味も良い感じについています。 メンマは薄味。ねぎ多め。 〇総評: こんなところに名店発見。交差点からややそれたところにあるので、知らないと気づきません。今回は携帯GPSアプリの「今いるところの近所のラーメン屋検索」みたいなやつをゴニョゴニョしていて発見できました。 ラーメンは「山冨士」っぽいなかなかの味ですが、特筆すべきはチャーハンのパラパラフカフカ具合。間違いなく1八方です。(意味不明な方は「八方」の項をご覧下さい。西大寺の「八方」です。)この量の多めなミニチャーハンとサラダとデザート付きで880円はかなりお得感があります。 餃子は焼きがかなり甘くて減点対象ですが、味は良く付いていてなかなかでした。 店を出る頃にようやく気づいたのですが、角煮ラーメンがお店のいち押しっぽかったので、再訪問して挑戦したいですね。お店の人たちもちょうど良い愛想の良さで好感度高いです。 ☆王様度:1王様(チャーハン得点含) しょうゆ ![]() ミニチャーハン ![]() 単品餃子 ![]() ☆☆ ど男 ( DOーDAーN ) ☆☆ 〇場所:古城池トンネル南の信号すぐ 〇調査日:2008年7月某日 〇評価対象: ど男ラーメン860円、餃子+ライスセット190円 他にシンプル650円、醤油580円、ど魚680円、どねぎ680円、チャーハンセット280円、唐揚げセット280円など 〇スープ: けっこう濃い味の豚骨がベース。背脂や黒マー油も浮いていたりでまったり「麺屋哲」風混沌系。塩辛さもほどよく、コクもあってなかなかのバランス感。 〇麺: 細麺。ゆで加減はやや茹ですぎ感。かためで頼んでもよいかも。 〇トッピング: 脂身ほどよい柔らかチャーシュー3枚。味も良く美味い。メンマは柔らかめ。刻みキクラゲ。ネギ多め。 〇総評: 「ど男」と書いて「ドダン」と呼ぶみたいです。「ドダン」なんて言葉初めて聞きますが、メニューの説明によると、「度肝を抜かれる」だとか「ど根性」とかの「ど」みたいで、「ドレミファ」の「ド」ではないようです。この場合「レ男」やら「ミ男」やら「ファ♯男」やら「シ♭男」はどうした、という話になってややこしくなってしまいますから。 とにかくすっげー筋のとおった男臭い男といった感じなんでしょうか?店内に坂本龍馬のでっかい写真が貼ってあったりします。坂本龍馬がそんな人だったのかはよく知りませんが…。内装は派手で、下庄の「和歌山ラーメンばり口馬」みたいで落ち着きません。 味の方は、混沌系豚骨としてはなかなかまとまっていると思います。最後まで旨いなぁと思いながら食べられます。かなり値段がお高いのが気にかかりますが…。 餃子を頼んだのに四角いタンサン煎餅のようなものがやってきました。ひっくり返すと餃子でした。羽が思いっきり出ていたのですが、びっくりするので取っておいてくれてたほうがよかったですね。焼きはまだまだ甘くて、味も冷凍物の域を脱していないので、この程度ならメニューになくてもよかったくらい。ど男の名前が泣きますなぁ。 ☆王様度:0.9王様(値段が高すぎます減点含む) ど男ラーメン ![]() セットの餃子(タンサン煎餅風) ![]() |