直線上に配置

☆ 調査記録 ☆

 副隊長の勝手な記憶の記録である。

 王様度とは、副隊長の個人的スタンダードである「王様ラーメン」と隣同士で営業していたらどちらに行くかという基準で判断する指標である。

 1王様なら一回おきに、2王様なら3回のうち2回は行くという意味。

 場所はあえていいかげんに書いているので、各自適当に検索してください。

アイコン岡山市のラーメン 39

☆☆ 奥市ラーメン ちぃちゃん ☆☆

〇場所:
 「かどもん」(閉店)の前の細い筋を南へ出たあたり
〇営業時間:
 不明、朝早く開店し、夕刻は早めに店じまいの模様
〇調査日:2017年4月中旬某日
〇評価対象:ラーメン550円、ラーメン定食は600円

〇スープ:
 スタンダードな豚骨醤油です。一口目は甘いかな?という印象ですが、徐々に醤油辛さがバランス良く追いかけてきて、極上のまとまり具合になって、ゴクゴクレンゲが止まりません。
 途中で勧められたラー油っぽいのを加えるとちょうど良いピリ辛に変身して最後の一滴まで楽しませてくれました。
 大雲寺前の時はやや透明感があって冨士屋っぽいと感じましたが、今日のはちょっと濁りが強めで少し印象が違いました。

〇麺:
 けっこう細いストレート。茹で加減は柔らかめと言いそうになる一歩手前で、硬め一本槍ではない副隊長には好印象。かなり美味いです。

〇トッピング:
 萬福食堂系の絶品チャーシューは健在。美味いです。メンマはコリコリ系。あとはモヤシとシャキシャキのネギ。

〇総評:
 「大雲寺前の名前のない食堂」のおばちゃんが、違う店を経てラーメン屋さんを再開との噂はかねてから聞いておりましたが、ある集団の人達がこぞって訪れているようだったので、かなり時間をおいての初訪問となりました。

 朝11時過ぎの訪問だったため、先客はおばちゃんのお知り合いらしきおばちゃんがお1人。壁のメニューにはない、ハンバーグ定食を食べていました。チラッと見たところでは、ハンバーグは手作り感満載でけっこう焦げ焦げしていて、家で作ったやつみたいです。

 カウンターのみ数席の小さな小さなお店で、元はスナックかなんかだったのだと思われます。

 で、ラーメンですが、甘さと醤油とコクのバランスが絶妙な極上スタンダード豚骨醤油です。
 麺の茹で加減も硬すぎず好印象。絶品チャーシューと相まってかなりな美味さです。

 おばちゃんは、いろいろ話しかけてくれてなんだかほっこりとしてしまいました。

 駐車場代はかかりますが、再訪したいお店リスト上位にランキングされました。そんなことで、こんな王様度。


〇2017年8月上旬某日

 N隊員以外の3隊員で、表町三丁目の某新店を訪ねましたが、満員で待ちのお客さんもいたため、昼休みでの調査は断念。すぐ近くのこのお店がちょうど空席で助かりました。

 3隊員は、それぞれ個別に訪問済みですが、みんな美味いという感想なので、再訪問にも異論なし。冷やし中華に心惹かれながらもラーメンに。

 汗っかきの副隊長が最初から大汗かいていたので、扇風機を回してくれたりして、調理中にもかかわらずおばちゃんの気遣いに大感謝。ただし、確かに冷房の効きは悪めです。

 前回より提供時間も短めで、席さえ空いていれば昼休みでも大丈夫そうです。3人とも完食、大満足でした。

☆王様度:1王様

ラーメン









☆☆ 桃仙人 ☆☆

〇場所:
 庭瀬駅前を旧国道へ出た辺りの「わたなべ生鮮館」1階
〇営業時間:
 11:30−14:30、17−21、火曜、月曜夜休
〇調査日:2017年4月下旬某日
〇評価対象:
 とろチャーシュー麺780円、焼餃子(5個)399円
(他のメニュー)
担々麺 680円
野菜タン麺 780円
五目炒飯 680円
ユーリンチー 689円
若鶏唐揚げ(5個) 569円
若鶏軟骨唐揚げ 525円
若鶏唐揚げ甘酢野菜あん 749円
マーボー豆腐 628円
坦々湯豆腐 637円
蟹肉と青菜のとろとろ豆腐 736円
八宝菜 778円
ムースーロー 675円
ホイコーロー 689円
酢豚 765円
黒酢の酢豚 793円
海老チリ 899円
海老マヨ 799円
鶏の胡麻だれ冷奴 499円
チャーシュー冷奴 499円
鶏の胡麻だれサラダ 629円
紅茶鶏のスモーク 637円
きくらげと新鮮野菜のサラダ 529円
フカヒレ姿煮(要予約) 2480円
フカヒレだしのあんかけチャーハン 780円
ライス 190円
ライス&スープ 250円

〇スープ:
 野菜と鶏豚背ガラのスープとのこと。メニューに無化調宣言有。透明中華スープの見た目。コクは優しい感じで、あと一歩と思う人もいるかもしれませんが、副隊長としてはそこそこ満足。ただ、ちょっとぬるめ。

〇麺:
 太めの縮れ麺。茹で加減はプリプリ一歩手前でまあまあな感じ。量が多めな感じがしました。

〇トッピング:
 とろチャーシュー麺とのことですが、柔らかいけど「とろ」ではない感じ。ちょっと二郎系「きずな」のチャーシューに似た感じがあります。なかなか美味いです。

 シャキシャキモヤシ多め、菊菜多め、刻み海苔。見た目が少し珍しい印象。

〇総評:
 通勤道に近いので、いつでも行けると思っていたところ、開店からかなり時間がたってしまいました。行く気になれば実に行きやすい立地です。

 店は明るく小綺麗で、結構広いです。

 メニュー写真は充実していて、どれも美味そうでしたが、最初なので迷わずチャーシュー麺と餃子に。

 無化調がウリのお店のようで、メニューにも何カ所かに書いてありました。ラーメンスープは、コク深いとまでは行きませんが、そこそこなお味。チャーシューも柔らかくてそこそこ。

 餃子はけっこうでかいです。先々代が中国でやってた料理屋時代のレシピどおり、豚肉、キャベツ、ニラのみ、とメニューに書いてましたが、コリコリしたのが印象的です。キャベツにしてはけっこうコリコリでタケノコっぽい感じもしました。焼きもまあまあで、そこそこなお味。

 ラーメン、餃子のみでの高王様度ゲットは難しい感じながら、豊富な他の大衆中華メニューに心惹かれるため、こんな王様度。

 そうそう、桃仙人のキャラクターはいましたが、「桃」という言葉からエロおじさん達の連想する「桃色遊技」な感じは微塵もありませんでしたし、ピンクのチャイナドレスのお嬢さんもいませんでしたので、期待しないように。あしからず。
 まあ、中国では桃は邪気を祓い不老長寿を与える神聖なものとされているようですから、そもそも「桃色遊技」なんて連想するのがどうかしてる、と言われればそれまでです。スミマセンデシタ。
 
☆王様度:0.95王様

とろチャーシュー麺

単品餃子









☆☆ はなふさ ☆☆

〇場所:
 「国際交流センター」西の角を南へ少し、駐車場4台分ほど有
〇営業時間:11〜14時半、17時半〜22時
〇調査日:2017年5月下旬某日&2020年9月上旬某日
〇評価対象:
(2017年)
 らーめん680円、味玉100円、餃子セット300円
(2020年)
 魚介鶏醤油(上)800円、並は750円、豚骨醤油は700円になってます。

〇スープ:
 「豚平」時代とほぼ変わらない豚骨醤油。コクは控えめ。油多め。

〇麺:
 やや太めのストレート。茹で加減は柔めではないですが、硬目でもないです。
 致命的なのは、ほぐれてなくて、おでんで時々ある糸こんにゃくの束みたいに完全に癒着した部分があって、かじらないといけなかったので大減点。論外です。

〇トッピング:
 チャーシューは濃い味柔らかめが数枚。厚みはそこそこ。
 味玉は冷たいやつが別皿で出てきますが、見た目と味はそこそこです。あとは、もやし、ねぎ。

〇総評:
 駅西の「豚平」がリニューアル移転オープンとのこと。名前も変わってますね。新規開店からあんまり経ってないので、早すぎる感じもありましたが、様子を見に前を通ってみたところ、駐車場がガラ空きだったので、思わず初訪問となりました。

 カウンターがぐるりと取り囲む感じの造りです。明るい感じで好印象。前のお店は薄暗かったので、だいぶ感じが良くなりましたね。食券方式。

 らーめんのお味は以前と変わらず、そこそこ。

 餃子はパリパリに焼けていて香りも味付けも良くて非常に好印象。らーめんより美味いです。

 餃子セットに付いてくるご飯は柔らかく炊けていてなかなか美味かったです。

 上記のとおり、麺のダマが致命的だったので、こんな王様度。いつもこんなじゃないと思いたいです。

 前のお店の構造上の致命的欠陥は、完全に解消されているし、お若い店員さんの歯切れもいいし、駐車場もあるので、ちょくちょく寄ってみてもいいですね。

〇2020年9月上旬某日
 H隊長、K隊員と共に「鬼ぼし」に引き続いて幸せな「ハシゴ調査」です。
 メニューに「豚平」時代にはなかった「魚介鶏醤油」が加わっていたので、全員注文。
 かなりあっさりですが、コクはそこそこあります。ハシゴの2杯目にはちょうどよいあっさり加減。50円増しの「上」には、煮玉子半分とでかい海苔が追加されています。

 特筆すべきは分厚くてでかいチャーシューです。柔らかくて相当な美味さでした。
 加えて太めで四角い断面のメンマが柔らかくてかなりの美味さ。

 豚骨醤油との2枚看板になってどちらもなかなか美味いので、王様度を以前の「0.95」からちょっとアップしときます。

☆王様度:0.97王様

らーめん味玉入

セットの餃子

魚介鶏醤油(上)









☆☆ Ryuen ( りゅうえん ) ☆☆ (閉店)

〇場所:
 南区三浜町、名店「きよね」近くの「イトウゴフク」はす向かい
〇営業時間:11:30〜19:30 月火曜休
〇調査日:2017年6月上旬某日
〇評価対象:つむぎラーメン580円
(他のメニュー)
つむぎラーメン大盛 700円
つむぎ醤油ラーメン 550円
つむぎ醤油ラーメン大盛 670円
チャーシュー増し 150円
ねぎ増し 100円
もやし 80円
つむぎチャーハンセット 850円
つむぎ醤油チャーハンセット 820円
つむぎ天津飯セット 880円
つむぎ醤油天津飯セット 850円
チャーハン 350円
天津飯 380円
ごはん 150円

〇スープ:
 紹介ポップには、「豚・鶏の白湯スープにしょうゆベースの合わせダレ」と書いてありますが、魚介の風味がかなり強くて、清輝橋にあった名店「そばの店」や「しんのすけ」に通じる感じがあります。ただそれだけじゃなくて、ゴマの風味も効いていてオリジナリティも有。
 コクがハンパなく、醤油加減も絶妙で、絶品スープと言って良いと思います。タコ焼き屋さんだと聞いていたので、正直驚きました。

〇麺:
 普通の太さのストレート。茹で加減絶妙でかなり美味いです。

〇トッピング:
 やや薄目のバラチャーシューがけっこう多め。柔らかさと弾力が絶妙にバランスした絶品チャーシューです。
 ネギもシャキシャキでかなりな美味さ。

〇総評:
 名店「きよね」近くのタコ焼き屋さんが、ラーメンを出している、と聞いていて、2回ほど前を通ってみたことはあったのですが、駐車場がないので、付近をグルグル回っただけで諦めて帰ってしまってました。

 こんなことじゃダメだ!と本気を出して、けっこう離れたしかるべき駐車場にわざわざ駐めて、車載自転車で向かいました。

 で、名店決定です。タコ焼きの鉄板はありましたが、メニューにタコ焼きはなく、本気モードでラーメン屋さんに挑戦しているようです。

 旨さは衝撃的。正直タコ焼き屋さんと言うことで、ナメてかかっていましたが、ガツンとやられてしまいました。
 どこにも欠点の見あたらない、極上の1杯でした。

 おまけに明るくて愛想の良いおかみさんが好印象。ラーメン作ってくれたご主人も穏やかな感じでこれまた好印象。

 こんなところに名店が誕生していました。そのうち知れ渡れば、ラーメン好きさんでここのラーメンを喰ったことないなんて恥ずかしい、てなことになるかもしれませんね。

 駐車場がないのが唯一の弱点ですが、なんとか各自大人の解決策を見いだして訪問してみてはいかがでしょう。

 副隊長は再訪確実。しょうゆラーメンやチャーハン、天津飯にも興味津々です。このレベルのラーメンが580円なので、いきなりの1王様超えは当たり前ですが、まだまだUPの可能性大。

☆王様度:1.1王様

つむぎラーメン










☆☆ 味祥 ☆☆

〇場所:岡山西バイパス現状の北突き当たり辺り
〇営業時間:11〜23時
〇調査日:2017年6月上旬某日
〇評価対象:
 キャンペーン期間で100円引中につき、
 醤油ラーメン380円、棒餃子(5本)280円
(他のメニュー)
豚骨ラーメン 580円
中華丼 580円
ふわとろカニ天津飯 420円
五目炒飯 680円
焼きそば 680円
麻婆豆腐 640円
エビチリ 680円
鶏の唐揚げ 580円
酢豚 680円
ニラレバ 580円
鶏肉とカシューナッツ炒め 780円
〇以下ランチメニュー:デザート&ドリンク付
玉子と木耳炒めランチ 580円
生姜焼きランチ 580円
高菜と豆腐煮込みランチ 580円
ニラレバランチ 680円
油淋鶏ランチ 680円
回鍋肉ランチ 680円
エビ玉子チリランチ 680円
台湾ラーメン&半チャーハンor棒餃子 780円
醤油ラーメン&半チャーハンor棒餃子 780円
塩ラーメン&半チャーハンor棒餃子 780円
豚骨ラーメン&半チャーハンor棒餃子 880円
ワンタンメン&半チャーハンor棒餃子 880円
五目あんかけ焼きそば&半チャーハンor棒餃子 880円
五目ラーメン&半チャーハンor棒餃子 980円
坦々麺&半チャーハンor棒餃子 980円
海鮮焼きそば&半チャーハンor棒餃子 980円

〇スープ:
 けっこう醤油色の濃いスープ。中華スープ系です。コクはやや控えめ。おいしくないわけではありませんが、おいしいわけでもない、と言ったところ。

〇麺:
 普通の太さのけっこうな縮れ麺。プリプリの食感。茹で加減は上々。量多め。

〇トッピング:
 チャーシューは、そこそこ柔らかいバラが2枚。やや小さめ。シャキシャキモヤシ多め。色薄め味薄目の幅広メンマ多め。ネギ。海苔。
 480円のラーメンとしては十分な内容と思われます。

〇総評:
 前々から訪問リストに挙がっていましたが、この度昼時にたまたま通りかかり、初訪問。けっこうな数のお客さんで賑わっています。台湾料理のお店ですね。よくある「四季なんとか」とか言う台湾料理店に近い雰囲気です。

 ちょうど本日は、感謝キャンペーン最終日で、ラーメンも餃子も100円引き。ラーメン480円が380円になるので、激安です。ラッキーでした。

 お味の方はと言うと、通常の480円だったとしてもお得感のあるトッピングです。スープの出来があと一歩な感じもしましたが、価格からするとこんなものかなぁ、と言う感じです。

 棒餃子はものすごくでっかいのが5本もやってきて、驚きというよりも、食べきれるか不安が先行するような量でした。お味は具もそこそこ充実していて焼きもパリパリしていて、まあまあな印象です。

 他のお客さんのランチセットと思しき料理は、驚くような量で、お店自体がけっこう量を重視しているのかも知れませんね。

 お店の業務連絡は、中国語のようで、フロア担当の方の日本語はギリギリセーフな感じです。

 通常メニューも豊富で、どれも低価格のようでしたので、懐が寂しいけど、お腹一杯中華が食べたい時にはうってつけな感じがします。

 他のメニューに当たりがある可能性と、低価格ポイントを加えてこんな王様度。

☆王様度:0.94王様

醤油ラーメン

棒餃子









☆☆ 乙 柳川店 ☆☆

〇場所:柳川交差点北東角
〇営業時間:不明、昼営業有
〇調査日:2017年7月中旬某日
〇評価対象:濃厚鶏白湯750円(税抜)
(他のメニュー)税抜
究極の担々麺 850円
濃厚鶏白湯つけ麺 900円
替玉 100円
濃厚鶏白湯豆腐汁 650円
味玉 100円
とろろ飯 300円
白ごはん(小) 100円

〇スープ:
 鶏の旨味たっぷりのまったりスープ。濃厚とは言え、濃すぎず適度なコクがあり、かなり旨いスープです。中央町店で食べたあっさりスープより、断然旨いですね。

〇麺:
 細麺ストレート。茹で加減はかためでちょうどよい感じです。かなりな美味さ。

〇トッピング:
 柔らか若鶏3個ほど。美味いです。
 コリコリ細切りキクラゲ。カイワレ。玉葱みじん切り。副隊長の好きなものだらけです。

〇総評:
 N隊員以外の調査隊員3名でやってきました。小綺麗な内装です。

 中央町店では、あっさりスープを選んだので、今回は濃厚スープです。
 濃厚と言いつつも、適度な濃厚具合で、コクも深い極上スープです。

 トッピングも副隊長の好物だらけで好印象。

 駐車場がないのが弱点ですが、昼間に行ける「乙」はここだけなので、再訪の可能性もありますね。大雲寺の屋台村の豚骨系の乙にも行かなければなりません。

☆王様度:1王様

濃厚鶏白湯









☆☆ 花ざかり 野田店 ☆☆

〇場所:
 「ふー太野田店」を西へ少し、ヘアサロン「ブルーム」駐車場内
〇営業時間:
 10:30〜、40〜50食限定売切閉店、日曜休
〇調査日:2017年7月下旬某日
〇評価対象:
 中華そば750円、ほかはライス100円のみ

〇スープ:
 鶏のコクたっぷりの透明スープ。黄金色の鶏油が一面に浮いていて美しいです。ゴクゴクレンゲが止まりません。

〇麺:
 普通の太さのストレート。茹で加減は最初は芯が残り加減だったので、「?」と言う感じでしたが、熱々をゆっくり食べている間にいい感じに茹で上がってきたので、総じて満足です。

〇トッピング:
 パサッとなる一歩手前の絶妙な仕上がりのチャーシュー5枚くらい。けっこう多めに感じました。
 メンマは柔らかめ幅広めが数本。 煮玉子は黄身かた茹で味薄め半分。モヤシ多め。ネギ多め。紅白かまぼこ二枚。けっこう充実しています。

〇総評:
 焼肉、ヘアサロンのブルームグループの「花ざかり」が、ラーメン専門店を開店したと聞いていました。

 40〜50食限定とのことで、いつも早めに売り切れ閉店らしく、かなりハードルが高いお店でしたが、このたび、頑張って開店の10時30分の10分前から駐車場で待機。ダンディな店主さんが、わざわざ車まで、1番の整理札を持って来てくださいました。

 プレハブでカウンター6席のみの小さな小さなお店ですか、小綺麗にまとめられています。

 メニューは中華そばとライスのみ。裏メニューがいろいろあると聞いていましたが、今日のところはそんな気配は一切感じられませんでした。

 で、味ですが、「天神インスパイア系」と聞いていたとおりの、鶏のコクたっぷりラーメンでした。トッピング類も充実していて、ちょっとお高めに感じられた価格も納得です。ただ、コスパで言うと王様の凄さがかえって際立ちますね。

 そんなことで、1王様にはなりきれず、こんな王様度。

☆王様度:0.97王様

中華そば









☆☆ ぐり虎 ( ぐりこ ) ☆☆ (移転)

〇場所:
 表町三丁目、時計台のやや北の商店街内
〇営業時間:
 11:30〜15:00、17:30〜23、火曜休
〇調査日:2017年8月上旬某日
〇評価対象:鶏塩味玉850円
(他のメニュー)
鶏塩ラーメン 750円
鶏塩チャーシュー麺 1050円
醤油ラーメン 700円
豚骨魚介 780円
つけ麺 780円
めんたいご飯 250円
チャーシュー丼 300円


〇スープ:
 「岡山美膳軍鶏、丸鶏、国産ガラ、もみじ、背ガラ等を贅沢に使用し、八時間かけじっくり抽出した鶏清湯スープです。」
 「日本、フランス、イタリア、モンゴル産の四種類の塩を使用。海、山、湖で採られる塩を全て使用し、昆布、しいたけ、鰹節等の旨味を組み合わせ三週間寝かせ仕上げる塩だれ。」

 紹介ポップに詳しく説明があり、待っている間にテンションMAXとなります。
 
 一口目の感想は、「あれっ?油?」、あわてて丼の底の方からもすくってもう一口、「?、あれ?コクは?」

 そうなんです、副隊長のバカ舌には、油っこくてコクの薄いスープに感じられてしまいました。塩味も弱めで、「塩元帥」のコク塩スープに慣れた副隊長の舌は全く満足させてもらえませんでした。


〇麺:
 普通の太さのストレート。パサパサでもプリプリでもない中庸的な仕上がりです。茹で加減は聞かれませんでしたが、硬めではありませんでした。特筆すべき点は特になし。美味しくないわけではありませんが、すごく美味しいわけでもない、と言ったところ。

〇トッピング:
 紹介ポップに詳しく説明がありました。

・チャーシュー
 「国産肩ロース:肉の旨味を閉じこめる為に、真空低温調理でじっくり三時間火にかけ調理しています。」
 「国産豚バラ:タレに一晩漬け燻製器に吊るし、風味が出るよう燻し焼きで仕上げます。」

・メンマ
 「添加物、漂白なしのメンマを使用。時間をかけ丁寧に炊き上げています。」

・味玉
 「半熟でトロトロに仕上げた玉子をタレにじっくり漬け込むことで、程よく味が染み込んだ白身と濃厚でとろける黄身になります。」

 とのことです。
 
 感想としては、説明は凄いけど、実食の感想は、どれもそれほど凄くはありませんでした。どれもまあまあな感じ。ネギも特別な感じはないですし、全体的な見た目は涼やかできれいなんですけどね。

〇総評:
 開店1ヶ月が経ち、そろそろ落ち着いたかと、調査隊で昼休みに訪れてみましたが、まだ待ちの列があり、断念して近くの名店「ちぃちゃん」へ。

 日を改めて、1人で夜の部の開店時を狙いました。5分前に着いて1番乗りでしたが、続々とお客さんが訪れ、すぐに待ちの列ができました。評判もいいみたいですし、しばらくはこんな状態が続くのかもしれません。

 お店は小綺麗にオシャレにまとめられていて好印象。ここでオシャレなJAZZがかかっているとイラッときてしまう副隊長ですが、無造作にラジオがかかっていて、これも好印象。

 提供時間が長いような情報もありましたが、けっこう早めの提供で拍子抜け。

 肝心のお味ですが、色々説明文に書かれていて、こだわりの1杯という感じなのですが、批判を恐れずあえて言うと、「さすがに美味いなぁ」、という感じはなく、期待ほどではない感じでした。

 一口目の油っぽさが、最後まで尾を引いていましたし、コクが非常に控えめに感じました。「優しい」と言う表現が適切なのかもしれませんが、副隊長のバカ舌にはちょっと物足りない感想です。

 すでにファンになった方には申し訳ないですが、まだ行ってない方は、こんな感想は気にせず、必ず自分で行って確かめましょう。

 説明文には、豚骨魚介と中華そば的醤油ラーメンの説明もあって、期待してしまっていますので、そちらを試しに再訪問はさせていただきます。

 今日のところは、「塩元帥」どころか「王様」にも全くかなわない感じでこんな王様度。

☆王様度:0.95王様

鶏塩味玉










☆☆ 福幸 ☆☆

〇場所:「農業会館」向かい
〇調査日:2017年9月中旬某日
〇評価対象:五目しるそば900円(税抜)
(他のメニュー)
 ランチコース1200円、昼快席3000円、平日おすすめご飯800円ほか

〇スープ:
 あんかけなので、まったり。元はあっさり系塩味なのではないかと思われます。塩加減ほどよく好印象。

〇麺:
 細めのストレート。茹で加減はけっこう柔め。

〇トッピング:
 五目そばなので、豚肉、えび、白菜、人参、しめじ、青梗菜など。どれもほどよい味付けと歯触りで、なかなかの好印象。

〇総評:
 縁起のよさそうな店名です。毎日前を通って通勤しているので、気になって仕方有りませんでした。このたび、調査隊三銃士でやっとこさの訪問です。ダルタニアン(N隊員)はしばらく戦線離脱中。

 入ったところは細長いカウンター席スペースなのですが、奥には少人数ならOKの個室もあるようです。小綺麗な店内で好印象。

 「五目しるそば」は、具がかなり美味く、スープも旨くて、かなりな好印象。

 平日おすすめご飯は、今日は「牛肉のしるそば」で、見た目からして相当美味そうでした。私以外の二人が頼んでましたが、実際かなり旨かったようでした。

 これは、他の中華メニューにも期待できそうです。調査隊の秘密会議や、懇親会なんかにもよさそうです。

 かなり気に入りましたが、お値段がややお高めなので、伸びしろを残して今回はこんな王様度。

☆王様度:0.97王様

五目しるそば










☆☆ 高はし ☆☆ (閉店)

〇場所:岩田町「ダントツ」隣
〇営業時間:
 11:45〜14、17〜21(土日祝は〜20)、水曜休
〇調査日:2017年10月上旬某日
〇評価対象:豚肉麺(並)690円、味玉100円
 他に香豚肉麺720円有

〇スープ:
 「濃豚骨醤油」と看板にでっかく書いてますが、ドロドロではなく、適度な濃さで好印象。コクは深くて大満足。ちょっと醤油がきつい感じもしましたが、家族の減塩食につきあい始めて久しい副隊長の塩分許容度合いは最近かなり変化しているので、これくらいが普通なのかも。

 夕方まで口内に旨かった感が残っていました。こんな新店スープは久しぶりです。

〇麺:
 結構な太さのやや縮れ麺。でもお隣の有名店みたいにゴワゴワワシワシではなく、しなやかでのど越しさわやかでかなりな好印象。

 ただ、元々太麺の苦手な副隊長の感想ですので、ワシワシ太麺好きさんのお好みからははずれてるかもしれません。

〇トッピング:
 注文を受けてからタレで煮込み始める豚バラ薄切り肉の長いのが3本ほど。柔らかくて味付けも良くてかなりな好印象。
 ホロホロの普通のチャーシューもあってこちらも美味いです。肉好きさんにはうってつけの肉祭りですね。

 メンマは柔らかくて濃い色のやや細めが数本。細いネギ。程よいしっとり加減のモヤシ。味玉もちょうど良い茹で加減と味付け。なかなかの充実度です。

〇総評:
 けっこう好きだった「鶏の極」の跡地に今度は豚骨醤油のお店です。噂では、「鶏の極」の店長さんのお店らしいですね。調査隊3人で初訪問。

 「濃豚骨醤油」と看板に書いているので、少々身構えていましたが、恐れるほどのことはなく、コクの深い、濃さはまったりぐらいのスープでした。

 太麺もしっとり感があってのど越し爽やかな極上の仕上がりでした。

 そこに柔らかい豚バラ薄切りが大量に載ってきて、普通のチャーシューまであって、けっこう肉好きの副隊長は心で「万歳」三唱してました。コストパフォーマンスはかなりいいです。

 他の調査隊員の感想もなかなかで、副隊長はかなり気に入ってしまいました。「香豚麺」を試しに近々再訪問確実です。文句なしの1王様からスタートです。
 隣に有名店、逆隣にも新店開店予定らしいのですが、この味ならやっていけるのではないでしょうか?

☆王様度:1王様

豚肉麺並味玉入







直線上に配置


☆ 岡山市のラーメン 40 へ ☆



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