☆ 調査記録 ☆ 副隊長の勝手な記憶の記録である。 王様度とは、副隊長の個人的スタンダードである「王様ラーメン」と隣同士で営業していたらどちらに行くかという基準で判断する指標である。 1王様なら一回おきに、2王様なら3回のうち2回は行くという意味。 場所はあえていいかげんに書いているので、各自適当に検索してください。 ![]() ☆☆ ちとせ ☆☆ 〇場所: 吉備津2198らしい。「てんとう虫屋台村」の一角。 〇営業時間:11-15、18-22、日曜水曜休 〇調査日:2019年8月上旬某日 〇評価対象:中華そば餃子セット850円 (他のメニュー) 単品中華そば650円、大盛800円、チャーシュー麺800円、冷麺650円、単品餃子300円、ごはん小50円 〇スープ: 鶏系なんでしょうか?まあまあなコクがあります。醤油の主張が強いですが、嫌な感じではなく、珍しいくらい醤油のよい香りがたっています。旨いと言ってよいでしょう。 〇麺: やや細めのやや縮れ麺。茹で加減は柔目一歩手前な感じですが、スープに合っているような気がします。 〇トッピング: チャーシューは薄め柔らかめ脂身多め味濃いめが2枚。美味いです。メンマは色味濃いめが数本。紅白蒲鉾2枚。モヤシ少々。ネギ少々。 〇総評: 「てんとう虫屋台村」は、けっこう辺鄙なところに忽然と現れます、うどんとかの屋台もありますが、その一角にラーメン屋台あり、と聞いたので、わざわざ目指しました。 で、あんまり期待していなかったのもあって、けっこうな旨さに驚きました。特に醤油の香りがほかではないくらいに良い香りで、特徴的でした。 加えて餃子がパリパリで、具のコクもあって、香りの良いなかなかの極上物でした。 屋台といいながら、ちゃんと屋根やテーブル席のあるコンテナハウスでの営業です。ただし、入り口にかなりな段差があるので、車椅子の方はちょっと困難と思われます。頑丈な手すりを設置してくれているので、一定の気遣いは感じられますが…。 そんなこんなで、総合的な王様度はこんな感じになりました。 ☆王様度:0.95王様 中華そば セットの餃子 ☆☆ 山貴 ☆☆ 〇場所: トマト銀行西市支店の交差点を北へ少し。駐車場数台有 〇営業時間:11-15、18-21、火曜休 〇調査日:2020年1月中旬某日 〇評価対象:油そば(1玉)800円、温泉玉子100円 汁なし担々麵は、700円 〇スープ: 油そばなので、スープはなし。底に溜まったタレは、旨味たっぷりです。「オススメ」と書いてある「2辛」でもそこそこ辛いです。 〇麺: 中太ストレート。茹で加減はやや柔らかめながら、そこそこ美味いです。量もけっこう有。 〇トッピング: バラ肉チャーシュー3枚。しなやかさがなく、ちょっと硬い食感でした。 玉ねぎスライス、モヤシ、ネギ、糸唐辛子、紅ショウガ多め。 〇総評: 西市に「汁なし担々麵&油そば」のお店ができていることについては、早くから情報を得ていましたが、スープなし麺が苦手な副隊長は、どうしても後回しにしてしまいます。いろいろなタイミングがそろってやっとこさの初訪問です。 店内は細長い感じで、2人掛のテーブル2卓と、カウンター数席、奥に座敷席がそこそこありました。 「油そば」よりも「汁なし担々麵」がより苦手な副隊長は、「油そば」1択でした。席に着いてから渡される注文票に自分で麺量や辛さ、トッピング追加などを記入して店員さんに返します。 セルフの「ワカメスープ」があるので、飲みながら待ちます。スープは甘目の味付けですが、そこそこ美味いです。 やってきた「油そば」はなかなか鮮やかなルックスです。温玉は別皿でやってくるので、自分で割り入れます。上々な茹で上がり。 グチャグチャに混ぜ合わせてから一口。タレのコクがなかなか好感触で、けっこうな旨さ。 「2辛」でもけっこう辛くて、店を出てから、唇が倍に腫れた感じがしました。副隊長の唇は普通でも一般人の倍の厚みがあるので、一般人の4倍に腫れあがった勘定になりますね。 麺も柔らかめながらしなやかさもあって美味いです。 チャーシューは3枚あってうれしいのですが、ちょっと食感が硬めでやや残念。ほかの具材はちょうどよい量で好印象でした。 テーブルの説明書には、「最後にライスを入れて残ったタレと絡めて食べるべし」的なことが書いてありましたが、私の場合タレは全く残らなかったので、追い飯はちょっと無理な感じでした。 店員さんはちょっとヤンチャ系のお若いイケメンお二人でしたが、物腰柔らかで好印象でした。 なかなか美味かったという印象なのですが、やっぱり汁なし麺はもうひとつ満足感が足りなく感じるので、こんな王様度になってしまいます。 ☆王様度:0.97王様 油そば温玉入 ![]() ☆☆ ふじ井 ☆☆ 〇場所: 岡山県警の建設中のビルの前を西へ少しの路地 〇営業時間: 10:30-14:30、16:30-19:30、日曜休 〇調査日:2020年1月下旬某日 〇評価対象:中華そば並700円、大盛りは800円 〇スープ: チキンなコクが深く感じられる鶏スープ。醤油の味なのかちょっと焦げ感もあります。醤油がけっこう効いています。なかなかな旨さ。 〇麺: 中細ストレート。茹で加減は硬め一歩手前で上々。 〇トッピング: カシワは歯ごたえのけっこうあるものが多め。醤油味もかなり濃いめです。好きな人ははまるはず。 ネギは斜めに切って広げてあって、見た目美しく香りもよいです。 メンマはけっこう太目で柔らかいやつが4本。1本クロスは井原の名店「笠北」の盛り付けですね。 〇総評: 我らが「王様」の近くに、あの「坂本」で修業した店主さんの笠岡ラーメン屋が12月上旬にオープン、と聞いてけっこう経ちますが、強力な助っ人を得てやっとこさの初訪問。 店内は小ぎれいにまとまっています。カウンター席が壁に向かって多数。券売機方式です。 お味は上記のとおり、典型的な坂本系笠岡ラーメンですね。チキンなコクが旨いです。カシワもネギもメンマも上出来でした。 1王様からスタート、と言いたいところですが、訳あってちょっとマイナス。でも、鶏好きさんには自信を持ってオススメできます。まだの方は是非! ☆王様度:0.98王様 中華そば並 ![]() ☆☆ 尾道ラーメン 燈 ( あかり ) ☆☆ 〇場所:田町。大衆演劇「後楽座」のやや南 〇営業時間:18-27、日曜休 〇調査日:2020年1月下旬某日 〇評価対象:尾道ラーメン並700円 小600円、大800円、チャーシュー麺950円 〇スープ: 一口目で「甘っ?!」と感じますが、あとから豊かな醤油の香りが追いかけてきます。けっこう醤油加減は強めで、甘さと戦っている感じ。ダシのコクは十分。 〇麺: 中細ストレート。茹で加減はやや硬めで上々。小麦のよい香りを感じます。丼に記載のとおり、尾道の「井上製麺所」製なのでしょう。 〇トッピング: チャーシューはややバサつき加減の薄くてでかいやつが1枚。 メンマは柔らかめ味薄め3本。背脂少々。 そして九条ネギ少々。ネギは配膳時に追加の量を聞いてくれ、頼んだ分だけ入れてくれるシステムみたいでした。 〇総評: 昨年11月下旬にオープンとのことでしたが、訳あってやっとこさの初訪問です。 第一印象は、スープの甘さ。そしてそれと戦う醤油の濃さ。決しておいしくないわけじゃないのですが、口の中で繰り広げられる戦いを見守らなければならないので、ちょっと気疲れします。 小麦の風味豊かな麺は好印象。入れ放題のネギもなかなか美味かったです。 お店はお若い男性お二人で切り盛り。ちょっと覇気不足な感じも。 なかなか美味かったのですが、1王様にはなりきれずこんな王様度です。田町で飲むことはもうありませんが、飲む方は千鳥足でもなんとかたどりつけそうですね。その場合、入り口の段差にご注意を。特に帰り際。 ☆王様度:0.98王様 尾道ラーメン並 ![]() ☆☆ 魂の一品 ☆☆ 〇場所:県庁通表町天満屋のやや東。元「めんらく亭」 〇営業時間:11-15、17-21、不定休 〇調査日:2020年1月下旬某日 〇評価対象:極み魂油そば840円、温玉100円 他に、継承の油そば700円、こくうま魂油そば780円など 〇スープ: 油そばなので、油ダレのみ。魚介の風味を強く感じるかなりまったり系の濃い味です。塩っ気がかなり強め。 残ったタレにスープを注いでくれるので、完飲できます。けっこう塩っ辛いけど…。 〇麺: けっこうな太麺。ワシワシ感はなく、かなりしなやかで食べやすく好印象。 〇トッピング: 薄くてでかい巻チャーシュー1枚。薄いので一口でペロリ。 チャーシューの脂身の切れっ端少々。 白ネギ、青ネギ、生玉ネギのでかめの角切り&スライス、柔らかメンマ、刻み海苔、魚粉。 〇総評: 突然閉店の油そば「めんらく亭」あとに、昨年8月に開店の情報は仕入れていましたが、汁なし系が全くダメな副隊長、後回しにしていました。1月末に一旦閉店との情報により、あわててやっとこさの初訪問です。 岡山のラーメン屋さんを紹介したりしてるユーチューバーさんが店主さんとのこと。ちょっとチャンネルをのぞかせてもらうと、ラーメン屋経営の財務状況なんかを紹介してる動画もあったりして、けっこう興味深いチャンネルでした。 で、お味ですが、しなやかな太麺が印象的ななかなかなお味でした。 ただ、ちょっとタレの味が濃いめなので、塩分を控えている方には向かないかもしれません。 あと、生タマネギのでかい角切が多めに入っていて、かなり刺激が強いので、気になる方はいると思います。 食べ終えたところで、残ったタレにスープを入れてくれるので、完飲できましたが、かなりの辛さと生タマネギの刺激により、かなり無理して飲み切りました。 帰り際に、「2月24日からさらにおいしくなって再開しますので、またお越しください。」みたいなことを、オバチャンが威勢よく教えてくれました。 上記のユーチューブチャンネルによれば、今後FC展開をしていくそうですね。全国展開の野望もあるようです。気合の入った店名も目を引くので、期待できそうですね。 ☆王様度:0.95王様 極み魂油そば温玉入 ![]() ☆☆ とりそば トシゾー ☆☆ 〇場所: 岡大病院前を北に15mくらい。ただし北からの一方通行。店前にコインP有 〇営業時間:11-15、18-21、日祝休 〇調査日:2020年2月上旬某日 〇評価対象: 味玉とりそば900円、味玉中華そば800円、ランチ時無料の小ライス (他のメニュー)
〇スープ: とりそばのスープはけっこう濃い色です。鶏コクと煮干しのコクが半々くらいに感じられますが、かなり濃厚な旨味が十分で、かなり旨いです。食後に口内に旨味が長く尾を引いて幸せな食後感。 中華そばのスープも一口もらいましたが、とりそばよりもあっさりながら深いコクが十分でこちらもかなりな旨さでした。 〇麺: とりそばの麺は5mm幅くらいのかなり幅広平打ち麺。なめらかでツルツルでかなりな美味さです。いつまでも食べていたくなります 中華そばの麺は細麺ストレート。食べてないので感想はなし。 〇トッピング: とりそばには、若鶏が多めです。かなり柔らかくて美味いです。しかも胸&もも。鶏好きにはたまりません。 中華そばは、ややレアチャーシュー。1枚もらいましたが、しなやかで柔らかくてこちらもかなりな美味さです。 味玉は宝石のような美しい仕上がりです。味もよくついていて、相当美味いです。黄身の仕上がりは神の領域。 あとは可愛いナルトとシャキシャキネギ多め。メンマはなし。 〇総評: 昨年11月中旬に開店の模様。やっとこさ順番が回ってきました。 大阪の香澄・とりそばモリゾー系列とのこと。 カウンター席数席と4人掛けテーブル3卓。券売機方式です。 基本らしき「とりそば」と「中華そば」にしました。 「とりそば」のスープは、鶏&煮干しな感じで、鶏1色ではないようです。かなりなコク深さ。 「中華そば」のスープは鶏メインな感じ。ややあっさり寄りです。 こちらも遜色なく旨いスープでした。 麺はそれぞれ違います。「とりそば」の幅広平打ち麺は岡山では珍しいタイプですが、しなやかでかなりな美味さ。 味玉も鶏チャーシューも「中華そば」のややレアチャーシューもどれもこれも美味いです。 店員さんはお若い男女の方々でしたが、ほど良い明るさで好印象。帰り際には扉の外までお見送りくださり、恐縮しました。ありがたい対応ですね。 ラーメンの味に厳しく、滅多に再訪意欲を示さない連れが、「旨い、美味い」を連発していました。 かなりな好印象でしたので、こんな王様度からスタート。再訪したいお店です。 他のメニューも気になりますが、呑兵衛の副隊長が俄然気になるのが200円のビール。50ccくらいのぐい吞みなのかはたまた大ジョッキなのか…。 ☆王様度:1.1王様 味玉とりそば ![]() 味玉中華そば ![]() ☆☆ 麺屋 勝成 ☆☆ 〇場所:一宮高校やや東の180号沿い 〇営業時間:11-24、無休 〇調査日:2020年2月下旬某日 〇評価対象:(税別) 元味勝成生粋とら醤油655円、旨炒飯餃子(4個)ランチセット273円 (他のメニュー) 税別
〇スープ: メニューによると、豚骨・ゲンコツの旨味、豚頭のクリーミーさに丸鶏(中抜き)のまろやかさを加えたスープとのこと。ややトロミがあってコクの深いなかなか旨いスープです。 カエシは倉敷のとら醤油使用だそうです。鰹・真昆布を主に仕込み、牡蠣出汁・魚醤で仕上げたとのこと。醤油加減もよい感じです。 〇麺: 特注の中加水22番ストレート。小麦の風味がよい感じに漂います。茹で加減は硬め一歩手前で上々。 〇トッピング: チャーシューは香ばしく炙ってあるのが2枚。ホロホロ一歩手前の柔らかさ。 メンマはは四角い断面で柔らかくて太短いのが2本。美味いです。 あとはシャキシャキネギと香りが良いでか目の海苔。 〇総評: 2月3日に開店とのこと。1か月近くたったので、昼時間を少しずらして訪問。1名でテーブル席にすんなり座れましたが、あとから続々と来店してました。 とら醤油をはじめ鷹取醤油や備前味噌など、岡山のものにこだわりがあるようですね。 メニュー豊富ながら「元味」と書いた「とら醤油ラーメン」に。濃すぎないまろやかさと深いコクが感じられる旨いスープに美味い麺とチャーシュー・メンマでかなりな好印象でした。ただし、なにかもうひとつ足りないようなもどかしさがあります。ほかのメニューも試してみれば解消されるかもしれませんが…。 餃子は皮が厚めでソフトクッキーみたいな食感。中身はジューシーでなかなかな美味さ。 チャーハンは玉子が柔らかフワトロで良い意味で珍しい食感。味付けも良く、しっとりフワフワの感じでなかなかな美味さ。 店員さんはフロアも厨房も適度な元気があって好印象。 そうそう、「児玉屋」や「とりの助」をやってる「根本商店」系列とのうわさ有です。 上記のとおりメニューは豊富で、ランチタイムには、元々お安めなセットメニューがさらにお安くなるみたい。 違う味も試してみたいので、再訪分を残してこんな王様度からスタートです。 ☆王様度:0.98王様 元味生粋とら醤油 ![]() セットの餃子 ![]() セットのチャーハン ![]() ☆☆ しゃかりき家 ☆☆ 〇場所:大福のコープ駐車場内、元「火の車」 〇営業時間:11-15、18-22、火曜休 〇調査日:2020年3月中旬某日 〇評価対象: ラーメン肉汁餃子セット980円、味玉100円 〇スープ: かなり白っぽい豚骨醤油。黄色っぽい感じもありますね。コクはそんなに濃い感じでもなく、旨い感じはありません。舌触りはネチョッとする感じ。 〇麺: けっこう太目のストレート。麺線がかなり短くて、ズルズルすする感じにならず、持ち上げたやつをパクつく感じ。珍しいタイプです。 茹で加減は選択制。普通でややモチっとした感じ。そこそこです。 〇トッピング: チャーシューは丸巻きの薄くてホロホロしたヤツが1枚。そこそこなお味。 追加の煮玉子は切ってないのですが、黄身が仕上がってなくてまだ液体。これでは切って出せないですね。不良品です。 家系独特のでかい海苔3枚。香りはまあまあ。 ほうれん草ははかなり茹でてあってズルズル一歩手前。あとは白ネギの切れっぱし少々。 〇総評: スープタプタプで有名だった 「火の車」の跡地に3月7日、家系開店との情報により、珍しくけっこう早めの来店です。 どうも家系が苦手なのを、「N家」さんや「M商店」さんに行って実感している副隊長、あんまり期待はしていません。 お味は上記の通りで、可もなく不可もなく、あんまり好きじゃない家系の印象でした。 餃子は、肉汁餃子と軟骨餃子が選べます。肉汁餃子にしましたが、「肉汁ジュワッ」、ではなく「肉汁しっとり」ぐらいで拍子抜け。焼き加減やお味はなかなかでした。 お店には厨房に男衆、フロアにお若いアルバイトお嬢様達。まあまあ明るい雰囲気で威勢もほど良い感じ。 UD配慮がイマイチなので、車椅子の方はNGっぽいです。 そんなこんなでこんな王様度。 ☆王様度:0.94王様 ラーメン味玉入 ![]() セットの肉汁餃子 ![]() ☆☆ らぁ麺 ブギー ☆☆ 〇場所:大野辻交差点付近のコープ向かい 〇営業時間: 11-14、18-21くらい、日曜は11-15、18-20くらい、月曜は昼のみらしい、火曜休 〇調査日:2020年3月中旬某日 〇評価対象: 笠岡ラーメン醤油&塩750円、大餃子(4個)400円 〇スープ: 醤油スープは、醤油がけっこう効いています。ただなんだか甘ったるい感じで、キレのある笠岡ラーメンとはちょっと違う印象。チキン風味薄く、醤油に負けていてもうひとつ。 塩ラーメンスープは、かなりあっさり。さわやかな風味がして控えめなコクとバランスされてて好印象。スタンダードな笠岡ラーメンとは似ても似つかない感じになっちゃってますが、こちらのほうが旨い感じがします。 〇麺: 中細ストレート。ややモチモチした感じ。茹で加減は上々。美味いです。 〇トッピング: 鶏チャーシューは親鳥なのにホロホロと崩れそうなくらいの柔らかさ。本場の「シワイ」感じはまるでなし。圧力釜かなんかを使ってるんでしょうか?笠岡ラーメン素人にはよいかもしれませんが、笠岡ラーメンらしさはまるでなし。 メンマは白っぽい仕上がり。柔らかめで味薄めながらなかなか美味いです。 ネギは笹切り。食感よく香りもよくて美味いです。 〇総評: かなり前に開店の情報は得ていて、前を何度も通り過ぎていましたが訳あって一生食べられないと思っていました。この度強力な助っ人を得て念願の初訪問です。助っ人U氏に大感謝。 券売機方式で、6席分のテーブル3卓にカウンター5、6席のお店です。平日夜でしたが、お店の方はお一人で切り盛り。調理に食器の上げ下げと、かなりお忙しそう。 で、お味ですが、上記の通り笠岡ラーメン風です。ただ、醤油ラーメンスープは甘いし、鶏チャーシューは笠岡ラーメンとは似ても似つかない柔らかさ。塩ラーメンスープはさわやかでかなり旨かったものの、もう笠岡ラーメンとは全く別物になっちゃってます。 よい悪いではないのですが、本場の笠岡ラーメンを食べたことがない方は、これを笠岡ラーメンと思わないでいただきたい感じですね。 「大餃子」という名前の餃子は、「餃子(大)」ではなくて「大餃子」。餃子自体がかなりでかいのです。肉の詰まった肉餃子で、パリパリの皮と具のしっとり感が相まってかなりな美味さ。量が多くて、一人で4個は無理と思われます。羽も盛大に生えてます。 特筆すべきはBGM。「クリーム」の極上ライブ音源「グッバイツアー」でした。まあお若い方々は知らないと思いますが、おっさんロッカーの副隊長にとっては神クラスのバンドです。 もうひとつ特筆しなければならないのが、UD配慮が皆無なところ。店前に行けばわかりますが、車椅子の方はもちろん、ちょっと足腰に不安のある方は入店を拒否されていると思うことでしょう。 これにより、「花ざかり」もやってる経営母体の「ブルーム」グループの印象もガタ落ちですね。 そんなことでこんな王様度にせざるを得ません。あしからず。再訪確率は0%。 ☆王様度:0.93王様 笠岡ラーメン醤油 ![]() 笠岡ラーメン塩 ![]() 大餃子単品 ![]() ☆☆ 恵比寿屋 妹尾店 ☆☆ 〇場所:児島線妹尾あたり。「すき家」向かい。 〇営業時間: 月金:11-15、木金土日:11-15、17-21、水曜休 〇調査日:2020年5月下旬某日 〇評価対象: ラーメン600円、餃子6個300円、合計はなぜか910円 (他のメニュー)
〇スープ: 中華屋の中華スープ。コクは十分で、醤油加減もなかなかよい感じ。普通ですが、高度なバランス感覚でかなり旨いです。 〇麺: 中太ストレート。茹で加減は普通でモチモチ、好印象。 〇トッピング: チャーシューは、脂身の部分はトロトロで、肉の部分は若干バサつき気味。タレがよく染みていて味は濃いめ。大2枚と小1枚で充実。 メンマは、歯ごたえが若干残る味濃いめが数本。細いのや幅広いのやいろいろ。 あとはシャキシャキモヤシとネギ。総じて普通ぞろいで好印象。 〇総評: 下石井のラーメンストリートにある「恵比寿屋」さんと姉妹店のようですね。何年か前に火事があり、再建して小綺麗になっています。気になっていたのにやっとこさの初訪問です。 で、感想は、「普通の大衆中華屋のラーメンの完成形」といった感じです。 まったくもって普通の中華スープですが、コクと醤油のバランスが良くて、店を出てからかなり長い時間、「旨かった感」が口内に尾を引いていました。大衆中華屋もいろいろ訪れましたが、こんなお店は実はなかなかありません。 トッピングも全部普通なのですが、「普通点」が徐々に積み重なってかなりな高得点をたたき出している印象です。 ただし、残念なのが餃子の仕上がり。やわやわの焼き加減で、皮がヘナヘナです。隣とくっついちゃっててベロンと剥がれて、餃子の形態で食べることができません。具がはみでちゃうところを無理やりまとめて口に押し込む感じになって、気が気ではありません。 元は下石井店と同じ感じなのですが、焼き上がりは雲泥の差です。 フロアの女性店員さんは明るくて好印象でしたが、餃子点を差し引かざるを得ないので、こんな王様度からスタート。スープが旨いので、他のメニューに当たりを期待して再訪問の可能性は有。ただし餃子以外で。 ☆王様度:0.95王様 単品ラーメン ![]() 単品餃子 ![]() |
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