<鴨方>

☆☆ 麺屋 一歩 ☆☆

〇場所:鴨方マルナカ東
〇調査日:
 2005年8月20日&2006年9月16日
〇営業時間:
 11時〜14時、17時〜22時、土曜夜は17時〜24時、日曜休
〇評価対象:
 玉子ラーメン(醤油)650円、餃子(6個)320円
(他のメニュー)
らーめん(醤油・塩) 550円
バターらーめん(醤油・塩) 600円
玉子らーめん(醤油・塩) 650円
もちらーめん(醤油・塩) 650円
野菜らーめん(醤油・塩) 650円
山かけらーめん(醤油) 680円
チャーシューめん(醤油・塩) 700円
麺大盛り 100円
水餃子 400円
鳥の唐揚げ 480円
やきぶた 380円
冷や奴 150円
おでん 80円
おでん(すじ) 100円
 もちラーメンやおでんも有り。

〇スープ:
 鶏っぽいスープ。醤油と塩が選べる。とりそば太田っぽい。あっさり系でなかなか旨い。

〇麺:
 普通。ゆで加減はそこそこ。

〇トッピング:
 チャーシュー脂少なめでもしっとりハムっぽい食感のやつ2枚。ネギとタマネギですこし甘さが出ている。
 絶妙ゆで玉子半分割り一個分&半熟目玉焼き!小1個

〇総評:
 なかなか高得点。スープも全部飲めました。玉子ラーメンは目玉焼きが載ってきて驚く。

 餃子とラーメンが同時に来たのは好感度大。けっこう餃子だけ待たされるとこが多いけど。でも焼きがかなり甘く私の好みから言えばあと倍くらい焼いて欲しかった。味は良いので残念。

 帰りにアイスサービスで得点UP!

 店は竹で統一した内装で派手すぎず小綺麗で落ち着く。
 おやじはいかついが、なかなか愛想良かった。

☆王様度:1.5王様

玉子ラーメン(真ん中に目玉焼き!)

単品餃子










☆☆ 武蔵の国 鴨方店 ☆☆ (閉店)

〇場所:
 鴨方駅からやや東、「一歩」のさらにやや東
〇調査日:2007年4.22
〇評価対象:
 とんこつしょうゆ500円、煮玉子50円UP、餃子(5個)310円
(他のメニュー)
あっさりしょうゆ 500円
とりらーめん 550円
武蔵らーめん 680円
野菜しょうゆ 650円
野菜みそ 650円
チャーシューめん 660円
煮玉子らーめん 550円
ねぎらーめん 580円
もやしらーめん 550円
肉らーめん 930円
ざるらーめん 300円
 焼き鳥も豊富

〇スープ:
 とんこつしょうゆを頼んだが、やや塩キャラメル系で甘さと塩辛さが分離しかけ。ただそんなにイヤミな味ではない。ぬるい。

〇麺:
 普通麺。ゆで加減はやや柔らかめ。

〇トッピング:
 煮玉子は絶妙なゆで加減。50円UPのみなのはよい。
 チャーシューは長方形タイプ。焼きが入ってない感じで白くて蒸し豚みたい。豚の臭いもけっこうして、好みが分かれるところ。
 メンマはコリコリでなかなか。あとはネギ。

〇総評:
 玉島や倉敷、岡山駅西口付近に同名店。焼き鳥とラーメンの2枚看板で、入り口がラーメン入り口と焼き鳥入り口に分かれているが、暖簾が分かれているだけでドアはひとつだけ。子供だましもいいところです。
 餃子はジューシー餃子とか書いてある割にはジューシーさはやや不足気味。焼きが甘く味もはっきりしない感じ。

☆王様度:0.9王様

豚骨醤油煮玉子入

単品餃子










☆☆ 晴レ ☆☆

〇場所:
 鴨方の天野実業前のへんこつうどんの信号を北へ、かなり走って高速の下をくぐってすぐ、ド田舎です
〇営業時間:
 火曜日休、月曜11〜15、水木金11〜15、17〜20、土日11〜20
〇調査日:2013年3月上旬某日
〇評価対象:
 醤油中華そば550円、塩中華も有、大盛りは650円
〇スープ:
 チキンなコクがたっぷりの笠岡ラーメンスープ。醤油加減も絶妙。

〇麺:
 普通麺ストレート。
 トンコツ系の癖でかためで頼んでしまってちょっと芯のあるやつが来てしまい失敗。ゆっくり食べているとちょうど良い感じになったので、普通の茹で加減が一番な気がします。

〇トッピング:
 鶏チャーシューは、硬すぎず美味いです。コリコリメンマ数本。あとはネギ。

〇総評:
 名声は聞いていて、何度も前を通り過ぎたりもしてましたが、やっとこさの訪問です。

 鴨方ですが王道笠岡ラーメンです。味も良く、こんな田舎でなければもっともっと流行っていそうな感じ。

 塩味も気になるので、機会が有れば再訪したいですね。

☆王様度:0.95王様

醤油中華そば










☆☆ ふじのや ☆☆ (2018年2月閉店)

〇場所:鴨方高校ちょい東
〇営業時間:11〜20時、水曜休
〇調査日:2014年11月上旬某日
〇評価対象:
 中華そば500円、煮玉子80円、餃子(6個)300円
 大盛りは600円、チャーシュー麺650円、ふじのやラーメン(チャーシュー、煮玉子、ネギ入)800円、つけそば500円、チャーシュー丼450円

〇スープ:
 噂によると尾道ラーメン系統らしいですが、黒く濁っていて焦げ臭い独特な感じ。魚介系は感じられず。先日食べた笠岡の「はや川」の中華そばにちょい似のスープです。いろいろ書きましたが総じてコクは深く旨い感じがします。

〇麺:
 黄色い感じのやや細やや縮れ麺。ちょっと食感ボソッとした感じ。茹で加減は上々で総じて美味い感じがします。

〇トッピング:
 チャーシューはペラペラで大きめ1枚。ちょっと寂しい感じ。メンマは柔らかめ味濃いめが数本。シャキシャキネギ。背脂が申し訳程度。

〇総評:
 地図を見ると奥まっていてわかりにくそうな感じなのですが、付近のでかい道から看板が丸見えなので、案外簡単に到着。おとなしい感じのおやじさんお一人でやっている模様。その割に席数は多めです。忙しい時間帯は助っ人運び屋さんが来るのかもしれません。

 噂だと尾道系とのことでしたが、食べたことのある「朱華園」や「つたふじ本店」とはちょっと違う感じです。ちょっと焦げっぽい香りやしょうゆの色にしては黒い色が先日食べた笠岡の「はや川」の中華そばのスープにちょい似。でもなんだかんだ言ってもコクはけっこう深くて旨い感じがします。ただチャーシューがペラペラ1枚で寂しい。ちょい値上げでもいいので2枚は欲しいですね。追加の煮玉子は固ゆでで残念。

 餃子は皮がふにゃふにゃながら具は滑らかで香り味ともに上々で、皮の食感は水餃子を食ってると思って目をつぶれば美味い部類に入ると思います。
 スープの味がなかなか良いので王様度はこんな感じ。

☆王様度:0.95王様

中華そば煮玉子入

単品餃子










☆☆ 麺屋 つむぎ ☆☆

〇場所:鴨方高校近くのコーナン付近
〇営業時間:11−15、17−22、水曜休
〇調査日:2018年8月上旬某日
〇評価対象:
 味玉そば750円、餃子(6個)250円、チャーハン550円
(他のメニュー)
支那そば 650円
味玉チャーシューそば 850円
肉ワンタン麺(6個入) 850円
肉ワンタン麺(3個入) 750円
エビワンタン麺(6個入) 1000円
エビワンタン麺(3個入) 830円
特製ワンタン麺(各3個入) 950円
特製ワンタン麺(各2個入) 830円
唐揚げ小ライスセット 350円
餃子半ライスセット 300円
チャーシュー飯 250円
唐揚げ(5個) 500円

〇スープ:
 焼きアゴメインで、アジ干し、鯖節、鰹、昆布、椎茸、鶏ガラなどとのこと。魚介系の雰囲気が濃厚です。確かにほのかに椎茸が香ります。醤油はけっこう強めですが、爽やか系ですね。旨いです。ただし温度はかなり低め。

〇麺:
 丸い断面の普通の太さのストレート。全粒粉を配合した自家製麺とのこと。茹で加減は柔らかめ一歩手前ながらなかなかな美味さ。

〇トッピング:
 チャーシューは、かなり濃い味の付いたホロホロと繊維に沿ってほぐれてくる柔らかいやつが二枚。厚みがあって、大満足。
 
 メンマは最近流行りの四角い断面の太くて柔らかめが二本。味もしっかり付いていて美味いです。煮玉子も美しい断面で上出来です。

〇総評:

 鴨方高校の近所に新規開店との情報はかなり前に仕入れていましたが、やっとこさの初訪問。まず店構えに驚かされます。

 ぶっとい木の柱や梁が使われた天井のバカ高い建物で、瓦も上等そうだし、たくさんあるテーブルは全部分厚い一枚板。室内装飾も木材がふんだんに使われた落ち着きと統一感のある上質なものです。かなりな投資がなされています。まあこれは味とは関係ないのですが、このお店の特徴と言えそうです。
 
 で、肝心のお味はと言うと、これがかなり旨いのです。けっこうスープにコストがかけられている気がします。
 
 自家製麺もなかなか上等な出来です。

 チャーシューも煮玉子やメンマも気が遣われているのがわかります。

 ただし、一つだけ気になることがあるとしたら、スープの温度です。熱々スープが大好物の副隊長の基準からすると、ぬるいとしか言いようのない温度で大変残念でした。

 餃子は、パリッと焼けていて、ジューシーかつ香りよく、かなりな高得点。

 チャーハンも、しっとりパラパラフカフカで、チャーシューがふんだんに使われていて、味付けもちょうど良くてかなりな好印象。

 スープの温度以外の高得点と上質な店構えで、こんな王様度からスタート。ワンタン好きな副隊長は、必ずや再訪してこのお店の主力らしきワンタン麺に挑戦いたします。

 そうそう、同敷地内のすぐ隣に、同系統の木造建築の居酒屋&昼定食屋の「味工房えん」があり、別日に訪れましたが、700円からボリューム&味満点の定食がそろっていて、大満足でした。こちらも再訪確実。

 いずれも同じ敷地内のジーンズ加工会社の経営らしいのですが、全くもってあなどるべからず。

☆王様度:1王様

味玉そば

単品餃子

単品炒飯










☆☆ 中華ラーメン たぐち ☆☆

〇場所:
 鴨方コープ北の「手打ちうどん たぐち」向かい
 でかい駐車場有、大型車も可、ただし、細かい砂利
〇営業時間:11−15、火曜休
〇調査日:2019年1月中旬某日
〇評価対象:チャーシュー麺並780円
 並650円、大780円、チャーシュー麺大880円、ご飯150円

〇スープ:
 尾道系のルックスに違わず、そんな感じのあっさり系。鶏ガラメインなのかもしれませんが、煮干し系の香りとコクがかなり主張しています。コク深くてかなりな旨さ。

 醤油が上等な醤油なのか、香りがよくて、醤油加減も程よくて、相当な好印象です。

〇麺:
 尾道系の白っぽい平打ち麺です。ちょっとカスッとした感じの歯ごたえですが、茹で加減程よく、なかなか美味いです。並でもけっこう量が多め。尾道の昭和35年創業「はせべ」の麺との情報有。

〇トッピング:
 チャーシューはかなり大きいのが4枚。薄くてバサバサ系なので、気になる人は多そうです。副隊長もその1人。

 背脂は、かなり大きく四角く刻んだ様なヤツが多め。柔らかくてコクが増して美味いです。

 メンマは色濃いめ、柔らかめ数本。シャキシャキネギ。

〇総評:

 丼からはみ出すほどでかくて四角いエビかき揚げで有名な鴨方の「手打ちうどんたぐち」の向かいに同名のラーメン屋さんが開店、との情報を得ていて、このたびわざわざ向かいました。

 「讃岐亭」や「しのはら」、「半ちゃんうどん」など、うどん屋さんで旨いラーメンを食べられるところもありますので、楽しみで仕方ありません。

 店の壁には、「中華ラーメン」と書いてあります。「中華」の「ラーメン」なので、当たり前な言い方のような気もしますが、あんまり見ない表現ですね。「和風ラーメン」ではない、と言う主張なのでしょうか?

 で、そのお味は、背脂満載のあっさり醤油スープに平打ち麺で、紛れもない尾道系。コクの深いスープはかなり旨くて、いっぺんにファンになってしまいました。

 ただし、チャーシューが硬くはないのですが、バサバサ系で、副隊長の好みではなかったため、万々歳と言うところまでは行かない感じですね。もう少ししっとり感が欲しい気がしました。

 お店は、カウンターやでかいテーブルを取り巻く1人席が十数席と、小上がりテーブルが2卓。思ったより席数が多めでしたので、駐車場が満車だったわりに行列はありませんでした。

 店の入り口は引き戸ですし、傾斜がゆるいスロープが完備されていますし、入り口前の行列スペースには屋根が設置してあります。UD配慮が意識的にされていてかなりな好印象。これで駐車場が砂利でなければ、車椅子の方にもおすすめできるお店です。(トイレのUD配慮は未確認ですが…。)

 お店の方々は、厨房以外は妙齢のオバサマ方でしたが、適度な活気があって好印象でした。

 そんなこんなで、かなり気に入りましたが、チャーシューの好みだけの問題でこんな王様度。

 そうそう、壁にある政治家さんの書が掛けてあり、確固とした支持政党がある方は、場合によっては気分を害する方がいるかもしれません。店内で政治的会話をしていると、周りのお客さんの層によっては、つかみ合いのケンカに発展するかも知れませんので、ご覚悟を。
 ちなみに「右肩上がりの木堂さん」の書ではありませんので念のため。

☆王様度:0.98王様

チャーシュー麺










☆☆ 浅口劇場 ☆☆

〇場所:
鴨方コープ近くの交差点北東角あたり
〇営業時間:11−14、17:30−24
〇調査日:2019年2月上旬某日昼&2020年1月中旬某日昼
〇評価対象:(税抜)
 笠岡ラーメン620円、煮玉子100円、唐揚げセット(3個ライス付)320円、揚餃子セット(5個ライス付)250円
(他のランチメニュー)
 醤油580円、豚骨醤油580円、みそ650円、みそ野菜780円、ミニチャーシュー丼セット200円

〇スープ:
 笠岡ラーメン典型鶏コクスープ。まろやかで深いコク。鶏以外も少し入っているかも。醤油加減も絶妙でかなりな好印象。

〇麺:
 けっこうな細麺ストレート。茹で加減はおまかせでやや硬めの絶妙な感じ。美味いです。

〇トッピング:
 親鶏チャーシューは、シワ過ぎることもなく、程よい歯ごたえと味付けで相当な美味さ。

 追加の煮玉子は黄身が最高の仕上がり。白身の浸かり具合も最高で、天上の煮玉子と呼んでよいでしょう。いいかげんな煮玉子を出す店もありますが、これは最高に気遣いされたよい仕事の結果とわかります。

 メンマは柔らかめ色白目ながら、程よい味付けで美味いです。あとはネギ。

〇総評:
 上の記事の「中華ラーメンたぐち」にほど近い場所に、永谷園のお茶漬けチックな色合いの暖簾の居酒屋さんが昼間にラーメンを出している、と聞き及んでいました。その名も「浅口劇場」。芝居小屋をイメージしてるんでしょうね。このたびわざわざ目指しました。

 店内は小綺麗な居酒屋さん風で、別に大衆演劇を見ながらラーメンを食べさせてくれるわけではないようです。BGMはイージーリスニング系ジャズピアノ。

 居酒屋さんが片手間でランチメニューとして出しているラーメンだと思っていたので、ネタのためだけに全く期待せずに笠岡ラーメンをオーダー。

 で、衝撃の旨さでした。帰り道の間、ずっと旨いラーメンスープの後味が口内に尾を引いていて、なんだか井原の名店「笠北」の帰り道みたいな気分でした。文句なしに旨いです。驚きました。

 しかも、麺、カシワ、煮玉子、メンマに至るまで、1ミリのスキもない気遣いに溢れている感じがして、うれしくなりました。

 加えてセットの唐揚げが子供のゲンコツくらいでかいのにカラッとジューシーで味付けも良いし、揚餃子もパリパリで最高でした。セットのご飯はやや柔らかめながら、ツヤツヤピカピカの仕上がり。

 テーブル席は、軽く仕切られていて落ち着けますし、店員さんも明るい応対で好印象。全くツッコミどころがなくて、このままだと褒めちぎって終わってしまいそうです。連れも相当気に入ったようでした。

 帰り際に「次はみそラーメンをお試し下さい。」と勧められたので、ツッコミどころを探しに再訪確実。とりあえず1王様からスタートです。

〇2020年1月中旬某日

 鴨方の某新規開店店舗を訪れたものの、駐車場満杯&長蛇の列で断念。以前好印象だったこのお店に再訪です。

 ここでまずお詫びしないといけないのが、てっきり「鴨方劇場」だと思い込んでいた店名が、「浅口劇場」であることが判明。1年近くに渡って誤表記が続いていました。お店の方々や記事を読んでくださっていた方々には申し訳のしようがありません。お詫びして訂正いたします。

 で、前回の帰り際にオススメされていた「みそラーメン」にしました。メニューにも「オススメ」と書いてありますね。

 やってきた「みそラーメン」は思っていたのと違って、白っぽいルックス。まさかの白みそ仕立てでした。一口飲むと、優しい味噌の風味と酒粕みたいな甘い香りがして、なかなかなスープでした。

 麺も想像と違って細めの低加水ストレート。味噌ラーメンには珍しい感じもしますが、実は副隊長好み。

 チャーシューは薄め柔らかいヤツで、メンマも柔らかめ。

 総合的にはなかなか珍しい「味噌」でした。ただ、副隊長としては前回食べた笠岡ラーメンのほうがお気に入り。

 チャーシュー丼は予想通りで特筆点はなし。

 前回気に入ってまた頼んでみた唐揚げは、外がパリッとしていて、中身はジューシーな完璧なものでした。

 そんなこんなで、王様度変わらずです。

☆王様度:1王様

笠岡ラーメン煮玉子入

みそラーメン

セットの揚餃子

セットの唐揚げ

チャーシュー丼









☆☆ かもがたちゃんぽん ☆☆

〇場所:鴨方駅や「一歩」東の国道沿
〇営業時間:11−22、無休
〇調査日:2019年3月上旬某日
〇評価対象:
 ラーメン半チャーハンセット860円、煮玉子100円、餃子(6個)190円、他にちゃんぽん等有

〇スープ:
 けっこうな化学系ですが、魚介系が緩和して、舌がしびれるようなものではありません。甘さと醤油加減のバランスもよくて、憎みきれない感じです。

〇麺:
 普通の太さのストレート。茹で加減は、柔らかめ一歩手前。ダラダラではありません。

〇トッピング:
 チャーシューは、薄目でトロトロ一歩前の柔らかめなバラが3枚。なかなか美味いです。
 メンマは柔らかめ味濃いめが数本。シャキシャキネギ。
 煮玉子はトロトロ一歩前の黄身で、見た目も美しい仕上がり。美味いですが、白身の浸かり具合が不足気味。

〇総評:
 「かもがた茶屋」や「くらしき茶寮」、焼肉屋やカニの「甲羅」も手がける一大グループ唯一のラーメン屋さんですね。2004年に同じ場所にあった「かもがたうどん」から業態変更していて、何度も横を通り過ぎていましたが、なんだか興味が湧かずにいつも素通りしていました。
 今回やっとこさの初訪問。あんまり期待していません。

 で、なかなかの美味さに驚きました。スープは化学味主体ながら、けっこうまとまりがあるし、チャーシューや煮玉子も及第点。

 餃子は6個190円とお安いのに、パリッと焼けていて、ジュワッとスープのにじむかなり美味いものでした。

 「丸源」のチャーハンみたいに、熱々鉄板の卵グツグツ状態でやってくるチャーハンもなかなか良いお味でした。

 お値段も激安ではないが高くはない、ほどほどな設定なので、老夫婦や家族連れ、、作業着のおっさんグループなどでにぎわっていました。かなりな人気店ですね。

 フロアの店員さんは、「勝丸恭子」さんを金髪にしたようなお嬢さんと、「菅井きん」さんの若い頃みたいなオバチャンでしたが、ほどよい明るさと気遣いで好印象でした。(ちなみに「勝丸恭子」さんは、NHK広島に出てるお天気お姉さん)

 ただし、ラーメン好きが常連になるような特徴がなく、副隊長の最近重視しているチェックポイントが大きくマイナスポイントなので、こんな王様度にならざるを得ません。この付近で腹ペコ状態なら、副隊長としては迷わず名店「一歩」を選択することになるでしょう。

☆王様度:0.94王様

ラーメン煮玉子入

単品餃子

セットの半チャーハン










☆☆ 天天 ☆☆ (閉店)

〇場所:鴨方駅西
〇調査日:2004年12月5日
〇評価対象:
 チャーハン&ラーメンセット 900円

〇スープ:
 伊勢エビスープとでかい垂れ幕に書いてあった。少しエビっぽい感じもしたが、トッピングの小エビの味かも。豚骨、鶏も入っているらしい。わりと複雑な味。まずくはない。

〇麺:
 普通。ゆで加減はゆるめ。

〇トッピング:
 チャーシューほか印象薄し。小エビ。

〇総評:
 チャーハンとんでもなくまずい!べちゃべちゃで、雑炊の水気が少し飛んだくらいな感じ。作った奴呼んで食わせてみたかったくらいまずい!
 これにより、ラーメンの印象も落ちるが、ラーメンはまあ許しても良い。

☆王様度:0.6王様









<金光>

☆☆ 珍珍珍 ( サンチン ) どんぶり亭 ☆☆
 (2014年閉店)

〇場所:
 2号線の鴨方インター方面へ入るとこの「みわ記念病院」のある交差点のやや東。健康ランドの向かいと言った方が早いか。実は金光らしい。
〇営業時間:11時〜23時、水曜休
〇調査日:2006年12.23
〇評価対象:
 醤油ラーメン520円、餃子(5個)250円、ミニ炒飯310円
 他にみそ630円、とんこつ570円、焼肉丼600円、まぐろヅケ丼750円、親子丼530円、カツ丼690円など、定食類も有

〇スープ:
 すごい化学的な味。甘いような辛いような感じはそんなに悪くはないが、この化学的な味はほかでは味わえないくらい。びっくりです。

〇麺:
 中細麺。ゆで加減は上々。硬さを聞いてくれる。

〇トッピング:
 チャーシューはハムっぽい感じだがしっとりとして好感度高い。わりとでかいの2枚。海苔も香りがよくて好感度大。あとはねぎ。

〇総評:
 東京発と書いてある。関東のチェーン店らしい。ずっと前から気になっていたが、やっとこさ寄ることができました。
 まずいわけではないが、この化学味はすごいです。

 餃子は片面はパリパリに焼けていて中身も結構良い味。しっとりしててニンニクも効いてて美味い。
 
 炒飯は可もなく不可もなく。けっこうパラパラフカフカでした。少し薄味な感じ。丼ものや定食ものなどメニューが豊富なので、また寄ってみてもいいでしょう。

 隣にはサラ金のATMが密集しているので、懐のさびしい方は吸い寄せられないよう要注意。ご利用は計画的に。
 店名は「珍」がみっつでよかったですねぇ。もしふたつだと大変なことに。

☆王様度:0.9王様

醤油ラーメン

単品餃子

ミニチャーハン










☆☆ ときや ☆☆ (閉店)

〇場所:浅口市民会館やや北
〇調査日:2007年3.4ほか
〇営業時間:11〜14、17〜22、土日は11〜22
〇評価対象:
 煮玉子ラーメン(しょうゆ)650円、餃子(6個)350円、炒飯セット750円
(他のメニュー)
白湯ラーメン(塩) 550円
しょうゆラーメン 550円
中華そば 550円
磯のりラーメン(塩・醤油・中華) 650円
煮玉子ラーメン(塩・醤油・中華) 650円
たっぷりねぎラーメン(塩・醤油・中華) 650円
チャーシューメン(塩・醤油・中華) 700円
パイコウメン(塩・醤油・中華)
(中華風カレー風味トンカツ)
800円
野菜たっぷりみそラーメン 700円
五目そば 700円
チャンポンメン 700円
マーラーメン 700円
大盛り 100円
替え玉 100円
替え飯 180円
 もともと看板に「こだわり中華」と書いてあるので、レバニラ、八宝菜、天津飯、エビチリほか大衆中華メニューが豊富。

〇スープ:
 なかなかコク深いとんこつしょうゆ。塩加減も良く、かなり副隊長好み。とんこつ塩も濃いめだが旨い。

〇麺:
 やや細めストレート。ゆで加減なかなか。

〇トッピング:
 煮玉子最高!味付けが絶妙でもう一個食べたかったくらい。チャーシューは手のひら大の大きさ。しっとり柔らかくて美味い。ねぎ多め。ほうれん草。きくらげ。

〇総評:
 中華屋らしいが、本格ラーメンです。しかも旨いです。ラーメンだけで十分勝負できますが、大衆中華メニューも豊富で目移りしてしまいます。
 
 餃子は片面はパリパリで、中身も香り、コク深い味もなかなか。後に尾を引く旨さです。
 
 焼酎やカクテルなど酒類も豊富、焼酎のボトルキープなんかもできるらしいので、車で行くのはおすすめしません。きっと後悔しますよ。

 しかしこんなところに名店がありました…。再訪間違いなしです。できれば誰かの運転で…。

〇2007年6月30日

 自分の運転で再訪してしまいました。今日はチャーハンセット。塩ラーメンにしましたが、やはりかなり旨いです。やや濃いめのスープですが、しつこくなくゴクゴク飲めます。チャーシューが小さめだったのは、セットのラーメンだったからでしょうか?

 チャーハンはフカフカで炒め具合はパラパラ一歩手前。味付けはよくなかなかでした。王様度は深い意味はありませんが、ちょっと見直しで1王様に。

☆王様度:1王様

煮玉子ラーメンしょうゆ

チャーハンセットの塩ラーメン

単品餃子

チャーハンセットの半チャーハン











☆☆ 一誠 ☆☆

〇場所:
 「みわ記念病院」東隣、「珍珍珍 どんぶり亭」(閉店)のやや西
〇調査日:2007年3.19
〇営業時間:17時〜2時、火曜休
〇評価対象:チャーシュー麺700円
 他に中華そば500円、鶏そば500円、特製細麺一誠そば500円

〇スープ:
 笠岡ラーメンっぽい感じの鶏系醤油味スープ。飲みやすいがけっこうコクもある。

〇麺:
 普通麺。ゆで加減まあまあ。

〇トッピング:
 笠岡ラーメンみたいなしわい親鳥。チャーシュー麺には薄い豚チャーシューも3枚。ねぎ。ちょうど良いゆで加減のゆで玉子半分。メンマは柔らかめ。

〇総評:
 外の看板に「頑固親父の特製麺」と書いてあるが、特別な麺ではない。全体的に笠岡ラーメンっぽい。

 チャーシュー麺のチャーシューは、油で炒めてから載せている感じで、チャーシュー付近のスープまで油がギトギトしてて最初びっくりしたが、ギトギトの部分以外のスープは、あっさりしてコクもあり旨い感じもする。
 
 夜しかやってないし、国道から見ると横を向いてる感じなので、今夜看板が光っていたためにようやくその存在に気づいた。全体的には味はそこそこといったところ。

 結構な年のオヤジが2人でやっているが、どちらが頑固親父なのか不明。見た目は両方とも頑固親父風。

☆王様度:0.95王様

チャーシュー麺











☆☆ 美豚 ☆☆ (閉店)

〇場所:金光の「みわ記念病院」西、パチンコ屋の隣
〇営業時間:11時〜22時
〇調査日:2010年4月上旬某日夜
〇評価対象:
 笠岡ラーメン500円、餃子(5個)200円、焼き豚めし小350円
(他のメニュー)
とんこつ 500円
とんこつ醤油 550円
中華そば 500円
チャーシュー麺 650円
からあげ 400円
手羽先 300円
チャーシュー 400円
鳥チャーシュー 300円
揚ぎょうざ 200円
美豚きゅうり 450円
 ほか飯ものも有

〇スープ:
 笠岡ラーメンは、醤油がとても強くてコクが不足気味。食べ終わり頃にやっとダシっぽさが蓄積して体感できるというくらいの微量なコク。

〇麺:
 ごく普通のストレート麺。茹で加減も普通。

〇トッピング:
 鶏チャーシュー多め。硬すぎずよい感じ。あとはネギのみ。

〇総評:
 店名は「ヴィトン」と読むのでしょうか?ハイソなブランドっぽい音ですが、字面は美しい豚。豚はもともとピンク色で美しいですが、看板がめちゃくちゃでかくて、遠くからでも見える「美豚!」というバカでかい文字がなんだか新鮮です。

 メニューは、とんこつ、とんこつ醤油、中華そば、笠岡ラーメンの4本立て。どれが本命かわかりませんが、笠岡寄りということで笠岡ラーメンをオーダー。500円という最近では珍しい部類のワンコイン価格です。

 味はややコク不足気味で残念な感じですが、鶏チャーシューはそこそこいけました。

 餃子はお安い価格設定ですが、焼きが甘いのと、味がないに等しいので減点対象。

 焼きめし小と思って頼んだ焼き豚めし小が思いの外美味くてやや挽回。

 店員さんはみんなお若いのですが、うるさ過ぎなくて好印象でした。
 他の味も試してみようかどうしようか悩み所。わざわざ再訪問はない感じです。

☆王様度:0.9王様

笠岡ラーメン

単品餃子

焼き豚めし小











☆☆ みやま 金光店 ☆☆ (2017年5月閉店)

〇場所:
 金光のみわ記念病院の筋を西へ、上の「美豚」のもう少し西
〇営業時間:11〜14:30、17:30〜22
〇調査日:2010年8月下旬某日昼
〇評価対象:
 中華そば大650円、普通は500円、替え玉150円

〇スープ:
 笠岡のみやまと一緒です。今日のはちょっと醤油が強い感じがしました。それと背脂が数えるほど。ちょっと寂しい感じ。

〇麺:
 笠岡のみやまと一緒です。今日のはちょっとほぐれてませんでした。

〇トッピング:
 笠岡のみやまと一緒です。今日のチャーシューはちょっとしっとり感がなくてバサバサした感じでした。メンマはいつもどおり。

〇総評:
 これで笠岡までわざわざ行かなくてもみやまの中華そばが食べられます。よかったよかった。笠岡のおじさんが元気に切り盛りしておられました。

 残念なのは、今日は麺がくっついてたのと、笠岡のみやまの大きな魅力である餃子がなかったこと。楽しみにしてたのに…。

 笠岡のみやまは1.7王様ですが、今日のところは1王様からスタート。是非とも餃子もお願いします。中華そば500円は笠岡の550円より50円お得ですね。ありがたい限りです。

☆王様度:1王様

中華そば大










☆☆ 三馬力 ☆☆

〇場所:金光駅北のマルナカの近く、裏手に駐車場有
〇調査日:2010年8月下旬某日炎天下猛暑の真昼
〇評価対象:
 しょうゆ&餃子5個で500円!!!ラーメンだけなら400円!土曜日はなんと300円!!!!ミニホルモン丼&ラーメンセットは700円、ミニ焼きめしセットは650円などなど定食多数

〇スープ:
 魚系の香りの強いスープ。あっさりしててアツアツでもグイグイ飲めます。旨い。

〇麺:
 普通ストレート。茹で加減上々。やや量が少なめな気も…。

〇トッピング:
 チャーシューはなかなか柔らかで味が濃いのが2枚。美味いです。チャーシュー麺でも良かったくらい。メンマは麻雀点棒みたいに細いのが数本。これも味は濃いめ。あとはネギ。

〇総評:
 今回は用もないのにわざわざこの店を目指しました。そうです。店名に惹かれたからです。サラブレッドは一頭3馬力。1馬力は4人力という換算は倉敷の「十馬力」の時にお勉強しました。これによるとサラブレッドの三馬力は、か弱い奴らの33人力くらいでしょうか?当然力では「十馬力」に負けています。

 炎天下を駐車場から歩いて店に入ると、外より暑い。「なんでやねん!エアコン回して!」と思っていると、すぐさま水と美味そうな「つきだし」が…。「さてはビールを飲ませようと言う魂胆だな?」、暑いし思わずのってしまいそうなのをグッとこらえて、数あるセットメニューに心惹かれながら、いつものラーメン&餃子をオーダー。回りの人はみんなミニ丼セットにしてるみたい。丼も美味そうです。

 やってきたラーメンは王道風のルックス。スープは魚系が強く、はまる人ははまりそう。旨いです。
 餃子はメニューをよく見ると「お肉屋さんの餃子」なんて書いてありますね。味は特に変哲のないもので、ノーコメント。もう餃子はいいです。

 ともあれアツアツのスープを飲んでいる間に汗ダクダクで、早く車でエアコンにあたりたくてしかたありませんでした。ひと夏に何人かはラーメン食ってる間に熱中症で倒れる人がいると思われます。そんなわけでこのたび王様度に初の店内高温減点が…。

 激安だし旨いので、涼しくなったらまた寄らせてもらいます。冬は暖房なしかもしれないので寒くなる前に。

☆王様度:0.95王様(店内高温減点含む)

つきだしの炙り鶏ポン酢

しょうゆ

セットの餃子










☆☆ 桂屋 ☆☆

〇場所:金光学園幼稚園向かい
〇営業時間:12時〜14時半、休不明、日曜は営業
〇調査日:2014年5月中旬某日
〇評価対象:鴨ねぎラーメン焼飯セット950円
(他のメニュー)
ラーメン単品 600円
ざるそばかけそば 各550円
山菜そば 700円
山の幸ぶっかけそば 800円
山芋そば 700円
鴨南蛮そば 700円
そば定食(そば・いなり・おかず) 900円
親子丼 600円

〇スープ:
 透明さらさらながら、まったりとした鶏系の深いコク。かなり旨いです。熱々で好印象。控えめに胡椒が効いています。

〇麺:
 やや細ストレート。茹で加減やや柔らかめながら美味いです。自家製麺とのこと。

〇トッピング:
 鴨チャーシュー4枚。柔らかくて味も良くかなり美味いです。白ネギ。青ネギ。モヤシ。

〇総評:
 かなり前に情報を得ていて、1回訪れたもののお休みだったので、今回念願の初訪問。完全にそば屋ですが、ラーメンも旨いとの噂でした。

 で、これがなかなかの絶品鶏系スープです。あっさりながらコクがしっかり。自家製麺も鴨も美味いです。

 ちょっと無理して頼んだ焼き飯セットの焼き飯は完全に1人前で量多いです。パラッとしていてふわっとした上出来の食感でした。味も香りもいいです。

 ついでに食後にココアケーキとコーヒーのサービスにうれしい驚き。汗っかきの副隊長が汗ダラダラで食べていたらおしぼりをもう一本サービスしてくれる心遣い。とても幸せな気分でお店を後にしました。

 これは再訪問してそばも食ってみないと気が済みません。まだまだ知らない名店がありますね。

☆王様度:1王様

鴨ねぎラーメン

焼き飯セットの焼き飯

コーヒー&ケーキサービス











☆☆ つちや食堂 ☆☆

〇場所:
 金光教本部前商店街、金光教の駐車場利用可とのこと
〇営業時間:11〜19時、土日祝は9〜19時、不定休
〇調査日:2014年10月下旬某日
〇評価対象: 中華そば520円、餃子(6個)350円
(他のメニュー)
ちゃんぽん 600円
担々麺 670円
五目そば 600円
あんかけ焼きそば 590円
天ぷらそば 550円
ざるそば 580円
天ぷらうどん 550円
ざるうどん 580円
きつねうどん 470円
肉うどん 550円
焼き飯 590円
カツ丼 620円
中華丼 590円
親子丼 590円
肉丼 600円
オムライス 670円
カツカレー 690円
焼肉定食 900円
生姜焼定食 880円
トンカツ定食 880円
唐揚げ定食 880円
カキフライ定食 880円
酢豚定食 900円
八宝菜定食 850円
野菜炒定食 850円
 など大衆食堂メニュー多数

〇スープ:
 鶏系透明あっさりスープ。かなりあっさりで、複雑な味ではないです。化学的調味料大量使用ではないことを祈ります。後味が不自然ではなかったので、たぶん大丈夫でしょう。

〇麺:
 自家製麺とのこと。やや細ストレート。茹で加減は絶妙で好印象。美味いです。

〇トッピング:
 ややバサッとした薄目のチャーシュー2枚。柔らかメンマ数本。モヤシ。ネギ。なんだか見た目が寂しい印象。

〇総評:
 金光教前に金光では知らぬ人のない有名大衆食堂有りと聞いて2回ほど訪れましたがいずれもお休み。今回3回目でやっとありつけました。1950年創業とのことですが、建て替えたらしく、社員食堂みたいに質素ながら綺麗な店内です。

 で、目移りするメニュー構成です。しかもどれもお安い設定ですね。好印象。ただ、入店してからすぐ食券を買うシステムなので、即決の能力が試されると思います。自信のない人は、一旦テーブルに落ち着いてからゆっくり写真付きのメニュー表をながめて、食券を買いに行く方法もありそうです。とにかくメニューが豊富。

 事前情報では、ちゃんぽんと卵黄載せオリジナルカツ丼が名物とのことでしたが、あえて中華そばと餃子に。感想としてはこの2つでの勝負は厳しい感じです。

 中華そばのスープはかなりあっさり。コクがないわけではないですが、物足りない人も多いでしょう。
 餃子は片面はよく焼けています。具はかなりあっさりで、特徴のないものでした。
 そういうわけで、王様度はこんな感じです。ただ名物のオリジナルカツ丼やカキフライ定食にも興味があるので、できれば再訪問したいですね。

〇2015年9月上旬某日

 オリジナルカツ丼目指して再訪。ものすごい熱さで上あごの皮が全部めくれてしまいました。卵黄なくても十分トロトロの中華あんかけカツ丼です。深いコクで旨いです。ただカツは普通の厚みでびっくりするような美味さではありません。王様度0.01UP。

☆王様度:0.95王様

中華そば

単品餃子

カツ丼









☆☆ あんかけ屋 ☆☆

〇場所:
 金光教本部付近のトンネルを西に出てすぐ。駐車場4台くらい。
〇営業時間:11−21、月曜休
〇調査日:2020年1月中旬某日
〇評価対象:あんかけチャンポン650円、ご飯(小)150円
(他のメニュー)
あんかけ焼きそば 650円
スープ焼きそば 650円
ラーメン 550円
替え玉 150円
半ちゃんラーメン 750円
中華丼 650円
炒飯 650円
酢豚 650円
八宝菜 650円
冷奴 300円
ポテトサラダ 300円
ハッシュドポテト 300円
コロッケ 300円
フライドポテト 300円
サバ塩焼き 350円
サケ塩焼き 350円
野菜炒め 500円
焼豚 500円
鳥の天ぷら 650円
鳥の唐揚げ 650円
ランチメニュー
(火曜)酢豚定食 750円
(水曜)とり天定食 750円
(木曜)八宝菜定食 750円
(金曜)とりから定食 750円
鴨鍋(2名以上要予約) 3000円(1名)
フグのひれ酒 500円
デベラ酒 500円

〇スープ:
 けっこう濃い餡を除くとチャンポンチェーン店であるような豚骨鶏ガラ塩味チャンポンスープ。塩加減ほど良くコクも十分で旨いです。
 餡の濃さに最初はたじろぎますが、食べ進めると好感度が増します。餡のせいで、食べ終えてもまだ熱々で餡で閉じ込められていた湯気がモクモク止まりません。

〇麺:
 かなり太めのちゃんぽん麺。煮込んであるので柔らかですが、憎み切れない柔らかさ。

〇トッピング:
 豚、イカ、エビ、キャベツ、玉ねぎ、シイタケ、人参、モヤシ、ピーマン、白ネギなど豊富な具材がそれぞれの最適な火の通り具合で餡にくるまっています。
 副隊長は、野菜系ラーメンはあまり得意ではないですが、この具材たちには脱帽です。美味い。

〇総評:
 金光教近くのとんかつ「たつみや」跡にちゃんぽん屋開店との情報により、わざわざ目指しました。2019年末に開店とのこと。

 店内は小ぎれいに整理されています。水と中華スープはセルフサービスです。このスープはあっさり系で、具はたまごとワカメ。スープを飲みながら待つこと10分。けっこうなボリュームのチャンポン登場。

 箸が立つんじゃないかと思えるほど濃いめの餡です。しかも激熱。あわてずに冷ましながら食べないと、口内に大ダメージを負うこと必至です。

 麺はヤワヤワながら、濃い餡が絡みまくって美味いです。
 具材も絶妙な火の通り具合で、どれもこれも美味いです。具の種類も多くて驚きました。
 最初は餡に閉じ込められていた湯気が食べ進めるにつれてモクモクと上がり、最後まで熱々でした。

 ご飯好きの連れは小ご飯を頼んでましたが、でかい丼に普通の茶碗2杯分くらいの量が入ってきて苦労してました。大中小全部150円均一なので、オバちゃんのしゃもじ加減次第と思われます。

 フロアのオバちゃんも厨房のオヤジさんも適度に明るい感じで好印象。

 ただし、駐車場が小さく、さらにちょっと出入りがしづらいので、要注意ですね。

 総合するとなかなかの高得点でこんな王様度からスタートです。あんかけ焼きそばなんてのも試してみたいです。

☆王様度:1王様

あんかけチャンポン