直線上に配置

☆ 調査記録 ☆

 副隊長の勝手な記憶の記録である。

 王様度とは、副隊長の個人的スタンダードである「王様ラーメン」と隣同士で営業していたらどちらに行くかという基準で判断する指標である。
 1王様なら一回おきに、2王様なら3回のうち2回は行くという意味。

 場所はあえていいかげんに書いているので、各自適当に検索してください。


アイコン笠岡市のラーメン

☆☆ 東北 ( とんぺい ) ☆☆

〇場所:笠岡インター出て井原方面へ約500m
〇調査日:2005年11.3
〇営業時間:不明、木曜休
〇評価対象:ラーメン520円
 他にみそ580円、ワンタン麺700円、激辛750円、餃子320円

〇スープ:
 一見濃いめの豚骨しょうゆにも見えますが、鶏の白湯スープ。
 割と脂が浮いている。あとひとつ何か足りないようなもどかしさ。

〇麺:
 太め。ゆで加減柔らかめ。

〇トッピング:
 チャーシューややパサパサ系2枚。にんじん千切り。もやし。ねぎ。

〇総評:
 うまい感じもするのだが、後味がなんだかひとつ物足りなかったという感じなので残念。
 それからここのは、典型笠岡ラーメンではありませんので、念のため。

☆王様度:0.95王様

ラーメン











☆☆ 一久 ☆☆ (2019年閉店)

〇場所:
 笠岡用之江広域農道のファミマの信号を東にすぐ
〇調査日:2006年9.10
〇評価対象:中華そば500円
 大盛りは600円、いなり100円、巻きずし400円、おでん80円などあり

〇スープ:
 甘目の鶏スープ。醤油も濃いめ。しかしはまってしまいそうな微妙なバランス感覚。

〇麺:細目ストレート。茹で加減上々。

〇トッピング:
 鶏チャーシュー ややコリコリしわい感じ。味わいがある。ネギ。甘いメンマ。

〇総評:
 笠岡で名高い店と聞いていたので、たまたま昼時に通りかかり挑戦。西から行くとすぐだが、東から行くとなんか辺鄙なところに突然現われる感じ。店内では携帯通じません。外では通じましたが…。

 わりと年寄りのおやじさんとオバチャン達がやっている。なかなか旨いけどやや甘いのが気になるなぁと思いながら食べてましたが、店を出てあ〜旨かったと言ってしまったので、気にすることはなかったのでしょう。

 朝の11時過ぎにすでに満員。人気もうなずける味でした。これが笠岡ラーメンなんですね。岡山の某店の笠岡ラーメンとはかなり違います。

☆王様度:1王様


中華そば

どうでもいいけど、植木がきれいに刈られています。












☆☆ みやま ☆☆ (2019年3月末閉店)

〇場所:神島大橋の神島側すぐ
〇調査日:2006年9.23ほか
〇評価対象:大盛りそば600円
 中華そばは460円、餃子8個400円

〇スープ:
 和風醤油系な感じの味だが何がメインなのか不勉強で不明。あっさりしていてやや甘だが辛さとのバランスも絶妙で、濃い色してるがごくごく飲める。旨い!

〇麺:
 岡山では珍しい白っぽい細平打ち麺。ゆで加減なかなか。

〇トッピング:
 薄い脂身少なめチャーシュー1.5枚。しっとりしていて旨い。大量背脂。ねぎ。細めコリコリメンマけっこう多め。

〇総評:
 尾道ラーメンの麺に似ている。背脂も浮いてるし。尾道系?とにかく旨いの一言。帰り道も旨さが尾を引いていて「旨かった〜。」の独り言を連発してしまいました。

 加えて餃子が最高◎。鍋で焼くので、向きがてんでバラバラですが、両面がパリパリこんがり焼けていてベストな焼き上がり。中身も旨くて、「死ぬまでここと『一喜』以外の餃子は食べさせないの刑」に処せられてもかまいません。名声は聞いていたんですがいままで行ってなかったのが悔やまれるくらい。辺鄙なところにあるけど必ず再び訪れることでしょう。

〇19.3.24

 再び訪れました。夜中でも超満員。前回とは違うおっちゃんが作ってくれたそばは残念ながらいまいちでした。麺はほぐれてないし、背脂は固まってて散ってないしで、前回の好感度があまりにも高かったためにちょっとがっかりです。
 
 加えて餃子の焼き加減も両面焼きは変わらないのですが、あと一歩焼きが甘くて前回の感動は味わえませんでした。王様度ややマイナスとせざるを得ません。

 しかし、相変わらずスープは旨かったので、人が少ない時を狙って再訪してよ〜く焼いた餃子も食したいものです。今日はちょっとお客が多すぎました。

☆王様度:1.70王様(大量餃子得点含む)

大盛りそば

てんでバラバラぎょうざ












☆☆ ラーメン 司 ☆☆   (2019年前半閉店)

〇場所:2号線からロータリーを回って北へ車で2分左手
〇調査日:2006年10.21
〇営業時間:11時半〜23時、水曜休
〇評価対象:
 司ラーメン630円。ぎょうざ5個420円
(他のメニュー)
塩ラーメン 570円
ラーメン 530円
チャーシューメン 730円
支那そば 550円
大盛り 100円
替え玉 110円
やきめし 530円
高菜入りチャーハン 600円
司風お茶漬け 470円
ライス 160円
水餃子 500円

〇スープ:
 鶏っぽい笠岡ラーメンスープ。やや甘。透明で薄目だがコクがあり、ゴクゴク飲める。

〇麺:
 普通麺。ややもちっとしている。ゆで加減上々。

〇トッピング:
 鶏の薄切りしわっとした感じのやつ多め。味は良い。ねぎ多め。柔らかい細身メンマ少々。半熟玉子半分。

〇総評:
 笠岡ラーメンなんですね?コクがあるスープでなかなか旨いですねぇ。バランス良くまとまっている感じ。

 餃子はでかくて普通の1.5倍はある。味はニンニクが効いていて旨いが焼き加減がもう一つで残念。

 おやじはいかつい感じ。加えて阪神優勝バナーがドーンと下がっているので巨人ファンは要注意。

☆王様度:1王様

司ラーメン

単品餃子













☆☆ 坂本 ☆☆

〇場所:
 笠岡駅西のトマト銀行向かい。2号線からロータリーを回って降りたすぐ右手。
〇調査日:2006年10.28
〇評価対象:中華そば大盛り600円
 並の中華そばは500円、メニューはそれだけ、潔し

〇スープ:
 コク深い鶏スープ。旨い!しかも熱い!

〇麺:
 細麺。ゆで加減は絶妙!歯触りも良く旨い!

〇トッピング:
 親鳥。硬すぎず適度な柔らかさで味も良い。加えてメンマは絶品。最高の歯触り。味も良く香りも良い。あとはネギ。

〇総評:
 やっとこさ超有名店坂本に行くことができました。いやぁ旨い旨い。コクのあるスープは熱いし、麺のゆで加減は最高だし鶏もかなりの旨さ。文句なしです。笠岡出身の先輩から最近味が落ちたとか聞いてましたが、これで落ちてるのなら前はどれだけ旨かったんでしょうか?笠岡ラーメンにはまってしまいそうです。

 加えてこんなエピソードが。私はラーメン喰ってる間は水を基本的に飲まないんですが、スープの最後の一滴を飲み干した頃、ちびまるこちゃんとこのおじいちゃんみたいなおっちゃんが「水がぬるくなったじゃろ。」と言って新しいコップに水を注いで取り替えてくれたのです。なんという細やかな心遣い。お客にちゃんと気を配ってくれているんですねぇ。店員が客に尻向けて雑談してた某全国チェーン店に見習っていただきたいです。

 今日そばを茹でてくれたのはこれまた味のあるおばちゃんでしたが、二人で「今週も1週間よ〜がんばったなぁ。」なんて味のある会話をしてました。おっちゃんおばちゃんいつまでも元気で旨い中華そば作ってくださいねぇ。

☆王様度:1.7王様(大量おっちゃんの愛情得点含む)

中華そば大盛り












☆☆ おっつぁん ☆☆ (2020年8月31日閉店)

〇場所:笠岡総合卸売市場内
〇営業時間:11〜20時、水曜休
〇調査日:2006年11.4
〇評価対象:しょうゆラーメン500円
 大盛りは600円、餃子6個300円、他にとんこつ580円、しょうゆチャーシュー700円、おっつあんスペシャル750円、炒飯480円
(2016年10月価格)
 しょうゆ600円、とんこつ750円、餃子350円、ラーメンセット+250円、おっつぁんスペシャル950円、替玉120円

〇スープ:
 鶏だけではなく魚系の味濃厚。うどんだしのような香りが強い。しかしなかなかの旨さ。最後までゴクゴク飲める。

〇麺:
 やや細ストレート。ゆで加減絶妙。

〇トッピング:
 鶏。ちょうど良い歯ごたえかたすぎずなかなかの旨さ。コリコリメンマ。ネギ。

〇総評:
 鶏オンリーのだしではない感じですが、好感度高いです。一気に最後の一滴まで飲み干せます。トッピングもほどよい感じで旨い旨い。

 隣のおっつぁんが喰ってたとんこつは、本格とんこつの色をしてて、豚バラチャーシューが載ってました。これも試してみないとねぇ。

 餃子は、焼き加減は柔らかくて減点対象ですが、中身はかなりの旨さでした。
 
 以前はわかりにくい場所にあったようですが、9月くらいから現在のわかりやすい場所に移転したとのこと。また行っちゃいそうです。

〇2016年10月上旬某日

 ほぼ10年ぶりの訪問です。10年前にとんこつに興味を持っていたので、迷わずとんこつに。
 とんこつと言っても、薄くしょうゆが入ったとんこつしょうゆですね。このスープが絶品です。岡山系と言うより、博多系に醤油が入ったような印象です。麺もやや細の低加水麺。チャーシューも柔らかく味付けも良い絶品です。相当な旨さです。

 加えてチャーハンが超絶の旨さ。しっとりしていながらパラパラふんわりで、副隊長の理想の総社塩元帥の絶品チャーハンに匹敵します。

 ついでに言うと入り口前はスロープになっていて、店内のトイレは広くて完全バリアフリー。入り口の扉も引き戸で自動で閉まる形式のやつでした。意識したバリアフリーの造りになっています。この気遣いが味にも生きている気がします。

 もちろん10年前に比べてちょっと値上げされていますが、かなりな旨さなので、迷わず王様度UP。ランキング上位に入って来ました。笠岡恐るべし。定期的に訪問したいお店リストに入るのは間違いないです。
 11時に1番目のお客でしたが、すぐに満員の超人気店。名店ですね。

☆王様度:1.2王様

しょうゆラーメン

単品餃子

とんこつ

ラーメンセットの半チャーハン











☆☆ キッチン 味々亭 ☆☆

〇場所:笠岡シーサイドモール1階
〇調査日:2006年11.11
〇評価対象:
 笠岡ラーメンセット(餃子5個とのセット)800円
 メニューは豊富、笠岡ラーメン500円、福山ラーメン500円、チャーシュー麺580円、ラーメンとカツ丼880円、ラーメンと親子丼780円、カレー450円、カツ丼650円、ラーメン定食680円、お好み焼き450円

〇スープ:
 鶏っぽいスープ。変な臭いがきつい割にコクは不足気味。まずくはないがすごくぬるいので大減点。スーパーの中のセルフ食堂のラーメンにしては旨いと言った程度。

〇麺:
 やや細麺。ゆで加減まあまあ。しかし歯触りがなんとなくもちっとしていて旨い感じではない。

〇トッピング:
 鶏。これは歯触りも味も程よく旨い。メンマは柔らか過ぎ。ねぎ。固茹で玉子半分。

〇総評:
 割と有名なので寄ってみました。スーパーの中のセルフ食堂。外には肉屋やレジが見えている。こんな立地の店の割には旨い感じもするが、セルフなのに値段が高い。おっさんおばはん達が丼の載ったトレイを持ってうろうろするので危なっかしくて落ち着いて食べていられない。

 加えて餃子は大減点。焼きが甘甘で我慢できないレベル。中身は汁気のないシュウマイタイプで旨くない。これで5個300円は高過ぎです。単品だと360円と書いてましたが、5個360円なのでしょうか?

 福山ラーメンとかカツ丼なんかも気にはなるが、店の雰囲気がいまいちなのでもう行かないかも。

☆王様度:0.9王様

笠岡ラーメン

セットの美白餃子












☆☆ いではら ☆☆

〇場所:坂本の前の道を50mほど北へ
〇調査日:2006年11.25
〇営業時間:17時から2時
〇評価対象:
 中華そば500円、大盛りは600円 メニューはこれだけ

〇スープ:
 鶏のみと思われる笠岡ラーメンスープ。一口目は醤油の味しかしない感じだが、徐々にダシの味が追ってくる。しかし醤油がきついので最後までは飲めなかった。

〇麺:
 普通麺。ややもちっとした食感。ゆで加減は硬めで、最後まで良い感じで食べられる。

〇トッピング:
 鶏はかなりしわいコリコリタイプ。坂本の柔らかタイプの方が好き。コリコリメンマ。ねぎ。

〇総評:
 典型的笠岡ラーメン。中華そばのみの一本勝負。「一久」の暖簾分けとの噂もあるが未確認。最初醤油の味しかしないので「???」と思いながら食べていると、コクも徐々に感じられ最後にはよい感じに。帰りには鶏っぽい後味も尾を引いていたので、実は旨かったのではないでしょうか。ただちょっと醤油がきつすぎた感じは否めません。

 駐車場はなく、夜しかやってないので地元民以外はなかなか足を運ぶ機会がないでしょう。オヤジはかなりいかつい感じで見た目怖いが、帰り際の挨拶は明るく威勢良くしてくれるので、怖がらなくてもたぶん大丈夫です。

☆王様度:0.95王様

中華そば












☆☆ 大連 ☆☆ (閉店)

〇場所:笠岡市図書館前
〇調査日:2006年12.17
〇評価対象:ラーメン450円、餃子8個350円
 他にチャーシュー麺650円、もやしラーメン500円、みそ550円、にんにくラーメン550円、炒飯550円、ラーメン大盛りは550円

〇スープ:
 典型的な中華そばスープ。鶏&魚系&野菜といった感じ。しかしどれかが突出せず非常にバランスが良い。旨いなぁと思いながら最後まで飲み干せる。

〇麺:
 細めの平打ち。ゆで加減は柔らかめだが不思議とまずくはない。ちょっとほぐれてない感じだった。

〇トッピング:
 脂のないパサパサ系チャーシュー2.5枚。ややしっとり感もある。香りの良いねぎ。メンマは歯ごたえ有り。細くて薄味。

〇総評:
 20年くらい前に行ったことがあるはずだが、ほとんど印象に残っていなかった。今回の印象はとにかくスープがよくできているという感じ。帰りも後味が感じよく残っていて好印象。それゆえトッピングや麺がスープに負けている感じは否めない。まぁでも総じると旨いと言えるでしょう。

 餃子はでてきた瞬間に「あっちゃ〜」と思うくらい焼きが甘くて減点対象。ただ中身はニンニクが良く効いた野菜盛りだくさんの具でなかなか旨かったので、焼きが残念です。

 店はけっこうな年のおばちゃんが黙々と切り盛りしている。20席近くある席がいっぱいになったら一人ではきつそうなので、誰か助っ人が来るのでしょう。
 炒飯やみそラーメンなんかも食べてみたいですねぇ。

☆王様度:0.95王様

・2010年 閉店して「しだはら」になってました。

ラーメン

単品餃子












☆☆ 一真 ☆☆ (閉店)

〇場所:「大連」の2軒隣。つまり笠岡市立図書館前。
〇調査日:2007年1.20
〇営業時間:
 11:30〜14、17〜スープ切れまで、日、月休
〇評価対象:
 らーめん500円、炊き込みチャーハン300円
 他に一真らーめん530円、にんにくラーメン600円など、大盛りは100円UP

〇スープ:
 笠岡ラーメンの鶏スープ。コクはかなり深い。醤油がちょっときつめだが、けっこう旨くてゴクゴク最後の一滴まで飲み干せる。

〇麺:
 けっこう細め。ゆで加減は硬めで、最後までだらだらにならずによい感じで食べられる。

〇トッピング:
 笠岡ラーメン典型の親鳥多め。硬すぎず、よく味が付いていて旨い。ねぎ。柔らかメンマ少なめ。

〇総評:
 入るなりヤンキー風の男女に迎えられたじろぐ。現役ヤンキーな感じでやや怖い。しかしよく見ると美男美女。ご主人は嶋大輔みたいです。って嶋大輔覚えてる?お客もヤンキー風。

 ラーメンはよくダシが出たスープで麺も旨くてけっこう好印象。ただ醤油辛さが強すぎる感じもする。いではらに似た感じで、ネギの切り方はちょっと違うが典型的笠岡ラーメン風。
 
 炊き込みチャーハンは何が炊き込みなのかよくわからなかったが、もしかして炊き込みご飯がチャーハンになってるんでしょうか?塩加減もちょうど良く、良い味でした。ただパラパラ度は高いがフカフカ度が低く、パサパサの一歩手前でちょっと残念。でも値段は安く設定されているので、ラーメンと一緒に必ず頼んでしまいそう。
 
 食べ終えた頃は閉店間近で、ヤンキー風の人が集まって集会が始まりそうな雰囲気でちょっと怖くなったので早々に退散。ヤンキー好きの人は一度足を運んでみてはいかがでしょう?もちろん笠岡ラーメン好きの人も。
 にこやかに見送ってもらえたし、内装も小綺麗で結構好印象なお店でした。

☆王様度:0.95王様(醤油辛さがもう少し薄ければ1王様ですね)

・2010年に行くと閉店して「本原」になってました。

らーめん

炊き込みチャーハン













☆☆ ミルミルカフェ ☆☆ (閉店)

〇場所:
 里庄駅のやや西、小高くなったあたりの焼き肉屋と同じエリア、実は里庄ではないかと思われますが、笠岡ラーメンなので、笠岡エリアに入れときます。
〇調査日:2007年3.30
〇営業時間:
 11時〜14時半、17時〜21時、水曜は昼のみ、月曜定休
〇評価対象:
 しょうゆラーメン半炒飯セット750円
(他のメニュー)
しょうゆ 500円
しお 500円
大盛り 600円
十割そば 500円
ざるらーめん 400円
ラーメンコロッケ定食 650円
ラーメン唐揚げ3個定食 680円
ラーメンチキンカツ定食 800円

〇スープ:
 透明な笠岡ラーメン鶏スープ。しっかりコクがありゴクゴク飲めてかなり旨い。醤油加減も絶妙。

〇麺:
 普通麺。ゆで加減上々。文句なし。

〇トッピング:
 笠岡ラーメン典型の親鳥チャーシュー。やや柔らかめで副隊長好み。あとはねぎ。

〇総評:
 前から気にはなってましたが、なんせ店名が「ミルミルカフェ」で、店の外観が白黒ぶちのホルスタインカラーなので、ちょっと敬遠気味だったのです。「ラーメン」と書いてなかったらとてもラーメン作ってるとは思えません。旨いラーメンが出てくるとも思えない感じです。

 店に一歩入るとホルスタインがお出迎え。ラーメン気分が萎え萎えになります。箸袋までホルスタイン。全く期待せずにラーメン&チャーハンセットを注文。

 で、一口すするとこれがなかなかコクのある典型笠岡ラーメンスープ。旨い旨い!鶏チャーシューも副隊長好みの歯触りです。

 加えてチャーハンがパラパラフカフカで塩加減など味も良く絶品。

 いやぁラーメン屋は汚いほうが旨いなんて迷信ですねぇ。ホルスタインカラーでも旨いラーメンが出てくるんです。再訪間違いなしです。

 食べませんでしたが、デザートに「エスプレッソ掛け自家製バニラアイス」なんてメニューがあるのが唯一「ホルスタイン&ミルミルカフェ」を感じさせてくれました。

 彼女と行ってもカフェメニューはアイスしかありませんので要注意。くれぐれも「ミルミルカフェでお茶にしない?」なんて誘わないように。

☆王様度:1王様

しょうゆラーメン

半チャーハン

箸袋までホルスタイン














☆☆ 山ちゃん ☆☆

〇場所:
 伏越のトンネルの東を南へ入りしばらく行くと有、駐車場はないですが、心配ありません、車でOK!
〇営業時間:
 月〜水:5時〜15時、木曜休、金〜日曜:5時〜14時、17時〜20時
〇調査日:2010年9月下旬昼
〇評価対象:中華そば並600円、大は700円

〇スープ:
 一口目からものすごくチキンな香りと味が濃厚で、イイ意味でチキンラーメンっぽい感じです。ゴクゴク飲めて旨いですね。坂本よりもさらにチキン。

〇麺:
 やや細ストレート。茹で加減は硬めと言うより、茹で不足気味。ちょっと生っぽい感じがしました。茹で加減も難しいですよねぇ。

〇トッピング:
 鶏チャーシュー多め。硬すぎず良い感じで、量も多めで大満足。ネギも新鮮で旨いです。

〇総評:
 倉敷からラーメンのために笠岡を目指したものの、着くのが早すぎて、目指す店がまだ開いてませんでした。そこで、開店が朝5時という情報を得ていたこの店に到着。

 あの坂本直系との噂は本当のようで、なかなか旨い本格笠岡ラーメンです。麺の茹で加減がもう少し良くて500円なら文句なしで1王様でした。早朝に笠岡近辺で空きっ腹な際は是非!

☆王様度:0.95王様

中華そば












☆☆ しだはら ☆☆

〇場所:元「大連」ってことは笠岡市立図書館前
〇営業時間:
 11時〜15時、17時〜20時、日曜は11時〜15時
〇調査日:2010年9月下旬昼
〇評価対象:
 中華そば中500円、小は450円、大は550円

〇スープ:
 こちらも飲んだ瞬間にチキンな香りと味が濃厚に感じられますが、あっさりで、ゴクゴク最後まで飲めます。あっさり好きさんには大好評と思われます。

〇麺:
 普通ストレート。茹で加減上々。旨いです。

〇トッピング:
 笠岡特有の鶏チャーシューではなく普通のチャーシュー。プリプリしていて厚めの牛タンみたいな食感。最高に旨いです。
 メンマは白い感じで太いのが2本。味はよく付いていてこれも旨いです。あとは細かいネギ。

〇総評:
 笠岡出身のラーメン好きの先輩から、「私のルーツが復活したぞ。」との情報をいただき、この店に寄るために笠岡を目指したのはよかったものの、着くのが早すぎて上の「山ちゃん」へ寄り道してすでに1杯完食してしまいました。

 そこそこお腹は一杯でしたが、運ばれてきた時の香りからして食欲をそそります。味もなかなかで、特にチャーシューは気に入ってしまいました。値段も500円とお安いですね。あっさりで飲んだ後でも2杯目でも大丈夫。
 
 王様の隣か岡山駅前に支店を出していただきたいです。それまでは、笠岡まで通います。

☆王様度:1王様

中華そば












☆☆ お多津 ☆☆ 
(この地では一旦閉店。2020年神島で再開の模様)

〇場所:
 笠岡駅の北西の三洋旅館の料亭、トマト銀行のやや東、P有
〇営業時間:
 11:30〜14時、17:30〜21時、水曜休
〇調査日:2011年10月上旬昼
〇評価対象:ふるさと中華そば600円
 他にカレーライス500円、はもの湯引き800円、めばる煮付け1200円など割烹魚料理も多数

〇スープ:
 鶏系笠岡ラーメンスープに魚介系を多めに使った感じのあっさり味。一口目は薄く感じるが、食べ進めるうちにしっかりとコクが効いてきて、店を出てからも長く幸せな後味が続いていました。最高級スープです。

〇麺:
 普通よりやや太いかな?という感じのストレート麺。茹で加減は上々ですが、ややもっちりとした歯ごたえです。

〇トッピング:
 歯ごたえしっかり親鳥チャーシュー。味もしっかり。好きな人には最適と思われます。メンマはマッチ棒みたいなのが多め。あとはネギ。

〇総評:
 「笠岡の三洋旅館という旅館の割烹で時々ラーメンを出していて、これがなかなか旨い。」という噂はかねがね聞いておりましたが、いかんせん不定期ということで、なかなかありつくことができておりませんでした。ところが最近になって毎日ラーメンを出し始めたと聞き及ぶに至り、我慢できずにさっそく行って参りました。

 旅館自体は古めの小さな旅館で味がある感じです。併設の割烹も豪華すぎず、入りやすくて安心しました。お品書きが壁に貼ってありましたが、さざえの壺焼き、しめさば、めばる、はもなど完全に魚料理屋メニューです。そんななかに「ふるさと中華そば」の文字がありました。さっそくオーダー。隣のご老人も向かいの作業服のにーちゃんもみんなラーメンを喰ってます。大人気。

 お味の方はというと、後味が幸せな感じに残る最高級の笠岡風中華そばスープでした。いやぁ幸せ。鶏チャーシューも硬すぎず良い感じです。
 
 これは、時々倉敷から喰いに行く価値はありますね。再訪間違いなし。久々の1王様越えです。割烹のカレーライス500円もかなり気になります。

☆王様度:1.5王様

ふるさと中華そば












☆☆ かしわそば 本原 ☆☆

〇場所:笠岡市立図書館の北。「しだはら」の一軒おいて隣。
〇調査日:2011年10月上旬昼
〇評価対象:塩かしわそば600円、餃子6個300円
(他のメニュー)
中華そば 600円
中華そば大 700円
とり皮そば 700円
ネギそば 700円
しなちくそば 700円
にんにくそば 600円
たまごそば 700円
辛そば 600円
中華そば定食(昼のみ) 700円
とり皮 200円
卵かけごはん 200円
親鳥の塩焼き(夜のみ) 400円
宮崎地鶏のタタキ(夜のみ) 500円
おでん(夜のみ) 100円

〇スープ:
 笠岡ラーメンスープを塩で喰うと予想通りのあっさりさです。さっき一杯喰ってきたところにも関わらず、ゴクゴク飲めるあっさりさ。でもコクはしっかり。旨いスープです。

〇麺:
 やや細ストレート。茹で加減は上々。

〇トッピング:
 歯ごたえしっかり親鳥チャーシュー多め。炙った感じの香ばしさがあります。メンマは幅広色白味薄目が多め。あとはネギ。

〇総評:
 「お多津」目当てで笠岡にやってきたものの、「一杯だけではもったいない。」ということで、ちょっと無理して未チェックの当店へ。本格笠岡ラーメンの塩版ということのようです。あっさりながらけっこう旨くて、はまる人も多いはず。

 さらにかなり無理して頼んだ餃子も旨いです。片面焼きながら、カリカリに焼けていて好印象。味も香りが良くてジューシーで完璧に近い出来映え。旨かったです。いやぁ笠岡恐るべしですね。

☆王様度:1王様(餃子得点含む)

塩かしわそば

単品餃子













☆☆ ラーメン家 ☆☆ (閉店)

〇場所:笠岡四番町らしい。デオデオやガストの近く
〇営業時間:11〜14、17〜AM1、日曜休
〇調査日:2012年6月下旬某日
〇評価対象:ラーメン550円、餃子(5個)350円
 他にオムライス600円、カツ丼650円、焼きそば500円、そうめん、うどん、焼き鳥などメニュー多数

〇スープ:
 笠岡系鶏スープ。醤油が強めで出汁は薄目。でも旨い部類に入りそうです。

〇麺:
 細いストレート。そうめんみたい。茹で加減も茹ですぎみたいで、茹ですぎのそうめんといった感じ。ちょっと問題有。

〇トッピング:
 普通の豚チャーシュー1.5枚。かしわチャーシュー1個。メンマは細めが数本。ネギ。背脂が多めにちらしてあって、ちょっと尾道風なところも。

〇総評:
 久々に笠岡へ。まだまだ行ってない店がありますね。ここも前々から気になっていたお店の一つです。

 「ラーメン家」と言うだけに、メニューは笠岡ラーメン1本だろうと勝手に思っていたところ、席に着くなりおばちゃんが、「今日の定食は焼き肉よ。」とのたまいました。驚いてメニューを見ると、多彩なメニューが目白押しです。なんせ「ラーメン家」なのに、カツ丼やうどん、焼き鳥まであるんですから。

 昼はご近所のお勤め人の昼食用食堂で、夜は焼き鳥とビールで午前1時まで、というフル回転の居酒屋食堂ということのようです。

  で、ラーメンですが、最初スープが薄い?と思ったのですが、完食してみるとちょうどよかったようなよい後味が残りました。麺がダラダラなのが気になりましたが、次からは硬めでオーダーすればいいですしね。スープがあっさりなので、完全に焼き鳥で飲んだあとの締めのラーメンといった感じです。チャーシューが豚だし、背脂も浮いているので、やや尾道風でもありますね。純粋な笠岡系ではありません。
 
 特筆すべきは、餃子です。コク深いスープがジュルッと出てきてなかなかの旨さでした。焼きは少し甘かったですが…。

 おばちゃん二人でやっているのですが、蒸し暑い初夏の昼間っから店のテレビで「冬のソナタ」をけっこう真剣に見ていました。今時〜?と思いましたが、まなざしからして相当なヨン様ファンなのではなかろうかと思います。韓流嫌いは要注意。

☆王様度:0.95王様

ラーメン

単品餃子












☆☆ 大松食堂 ☆☆

〇場所:笠岡地域事務所内
〇営業時間:11:30〜13:30、土日祝休
〇調査日:2012年6月下旬某日
〇評価対象:笠岡ラーメン450円
 他にドライカレー400円、エビフライ320円、初夏なのにカキフライ320円なんてのも有

〇スープ:
 笠岡王道鶏スープ。でもけっこう鰹っぽい香りも強いです。バランスが良くて旨い。

〇麺:
 普通のストレート。茹で加減上々。旨いです。麺の量も多め。

〇トッピング:
 かしわチャーシュー多め。硬すぎず旨い。幅広短かメンマ多め。ネギ多め。大満足。

〇総評:
 県の事務所の食堂ながら、笠岡ラーメンが本格的で旨いと評判なので、頑張って行ってみました。13時に突入したので、お客は私一人。定食類も売り切れでした。私が食べ終える頃には、おばちゃんが賄いでカキフライ定食喰い始めるし、店主のおじさんは、ラーメン大盛りを喰ってました。

 で、ラーメンはど真ん中の笠岡ラーメンです。見た目も味も極上。値段も450円と激安です。これで平日昼だけじゃなかったら通ってしまいそう。坂本の右に出ちゃってます。オススメ。

☆王様度:1王様

笠岡ラーメン












☆☆ マル栄 ☆☆

〇場所:
 新賀らしい。追分の交差点を北東に、ハッピーマートを越えてしばらく行くと忽然と現れます。
〇営業時間:11〜21、火曜日休
〇調査日:2012年7月下旬某日
〇評価対象:中華そば並600円、大は700円

〇スープ:
 笠岡系鶏スープ。熱々で、コクも醤油加減も絶妙。

〇麺:
 普通の太さのストレート。茹で加減絶妙。

〇トッピング:
 ただの並なのに、かしわチャーシュー多め。加えて普通のチャーシューも5枚。ダブルの多めでまるでチャーシュー麺。どちらも絶妙。旨いです・。あとはネギ。

〇総評:
 わざわざこの店を目指しました。周りになんにもなく、全くついでがありません。

 でも、わざわざ目指す甲斐のある絶品笠岡系ラーメンです。スープの旨さもさることながら、かしわと豚のダブルチャーシューが極上で、600円という笠岡系にしては若干高めの価格設定にも文句なし。
 
 必ず再び訪れることでしょう。旨かった感が長〜く尾を引いてました。
 気のいいオヤジさんも好印象。

☆王様度:1王様

中華そば並












☆☆ 道草 ☆☆

〇場所:笠岡市民病院向かい
〇営業時間:11〜16、金曜休
〇調査日:2012年7月下旬某日
〇評価対象:中華そば480円、えびめし480円
 他にフライものなど洋食メニュー多数

〇スープ:
 あっさり鶏系スープ。少しコク不足気味。

〇麺:
 普通の太さのストレート。茹で加減は上々。

〇トッピング:
 味の薄い小さな薄いチャーシュー4枚、太短いメンマ3本。あとはネギ。

〇総評:
 エビメシで有名な洋食喫茶店でラーメンも出していると聞いて訪問です。結論から言うと、ラーメンのためにここを目指す事はなさそうです。

 でも魅力はエビメシ。ちょっと油っこいですが、見た目ほどしつこい味ではなく、美味いです。添え物のオイルキャベツも名物らしく、電話でオイルキャベツの注文が入ってたみたいでした。
 
 このエビメシと、トンカツやエビフライなどの洋食系のセットが充実していて、心惹かれました。これを目指して再訪問確率は高めです。

☆王様度:0.95王様(大量エビメシ得点含む)

中華そば

えびめし&オイルキャベツ













☆☆ シャコ丼の店 ☆☆

〇場所:笠岡市民病院を西へ少し、セブンイレブンの裏
〇営業時間:11時から17時半、第四水曜休
〇調査日:2012年8月上旬某日
〇評価対象:シャコラーメン850円
 シャコ丼は750円、他に揚げ物系定食やうどんまで有、基本大衆食堂メニュー

〇スープ:
 あっさり中華そばスープ。鶏魚系のあっさりです。最初薄いかな?とも思いますが、飲みきるとちょうど良い満足感。あなどれません。

〇麺:
 普通の太さのストレート。茹で加減上々。若干麺の量が多い気が…。

〇トッピング:
 シャコのフライ6個。小さいけど美味いです。シャコのフライの載ったラーメンなんて世界でもここだけでしょう。さらに小さめチャーシュー4枚。薄味メンマ数本。モヤシ。ネギ。

〇総評:
 笠岡で仕事のついでに寄りました。前々から狙っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、やっとこさの訪問です。

 キワモノ系と思われがちなシャコラーメンですが、なかなかどうして、あっさりスープにマッチして旨いです。普通のチャーシューまで載ってます。850円と少々お高いのが気になる点ですが、シャコがごっそり載ってるので仕方ないですね。
 
 特筆すべきは、店の人の昼食時間です。我々は12時半くらいに喰っていたのですが、厨房のオヤジと運び手のオバチャン2人の3人総勢で、お客がいるのにも関わらず、思いっきり隣のテーブルで「焼き魚&冷や奴定食」を食べ始めるではありませんか。

 他にもお客はいるし、次の客もやってきています。すごいタイミングでランチタイムです。まあ全国的にランチタイムなんですが、お客と一緒に店の人が昼飯喰ってるのは初めてで、ひっくりかえりそうでした。
 
 そんなこんなで突っ込みどころもあって面白い店でした。次回はシャコ丼に挑戦ですね。

☆王様度:0.95王様

シャコラーメン












☆☆ 八楽笑 ☆☆


〇場所:笠岡「ハローズ」の西
〇営業時間:
 11〜14時、17時〜22時、木曜休
〇調査日:2013年5月上旬某日
〇評価対象:
 八楽笑ラーメン500円、煮玉子100円、炊込半チャーハンセット250円、餃子6個350円
(他のメニュー)
野菜味噌麺 750円
台湾ラーメン 650円
笠岡ラーメン 500円
大盛り 100円
鶏チャーシュー丼セット 250円
豚チャーシュー丼セット 250円

〇スープ:
 八楽笑ラーメンは尾道系。ただ鶏や煮干しの雰囲気があんまりなく、豚骨も入ってるような気がします。あっさりというよりまったりとしたイメージ。コクはかなり深くて旨いなぁ〜、と思いながら喰ってました。熱々なのも好印象。

〇麺:
 平打ちっぽくはない四角い普通の太さの麺。茹で加減は何も言わなくても極上。

〇トッピング:
 チャーシューは四角いバラチャーシュー。トロトロではない歯ごたえの残ったもの。味も薄めです。細めのメンマ数本。ネギ。
 煮玉子はかなり大玉でした。黄身はトロトロでもう少し茹でてあっても良かった気がします。味はよく付いていました。

〇総評:
 笠岡の街の東はじの「ハローズ」のすぐ西にある、トレーラーハウスを改造したようなお店です。改造といっても本格的で、小綺麗な内外装が好印象。

 八楽笑ラーメンは、尾道系ですが、煮干しらしき匂いはほとんどしてません。背脂も相まってけっこうまったりコク深い旨さです。麺も普通の麺ですが旨いです。チャーシューもメンマも普通ですが、弱点もありません。店を出てから旨かった感が口内に長く残っていました。500円と、今時お安い価格設定もうれしいですね。
 
 チャーハンはパラパラフカフカで味も程よくて上出来です。
 
 餃子は薄目の皮がパリッと焼けていて、具も香りの良いしっとり旨いものでした。
 
 台湾ラーメンや笠岡ラーメンも試してみたいし、特製味噌の入荷の関係で休止中の「新笠岡ラーメン」にも期待してしまいます。
 
 そうそう、店名は「ハラショー」と読むんだと思いますが、胡椒やラー油の入れ物がマトリョーシカ人形の中に入っているとかいう演出は特になく、見たところロシアとは縁もゆかりもなさそうでした。まあでもホントにマトリョーシカ人形に入ってたらめんどくさいか。

☆王様度:0.95王様

八楽笑ラーメン

単品餃子

セットの炊込半チャーハン













☆☆ 龍 ☆☆

〇場所:
 笠岡広域農道の西端あたり、「一久」の少し東
〇営業時間:
 11〜15時、17〜22時、月曜日、第2日曜日休
〇調査日:2013年5月上旬某日
〇評価対象:尾道ラーメン480円、煮玉子100円
(他のメニュー)
中華そば(豚チャーシュー) 480円
中華そば(親鳥かしわ) 480円
尾道チャーシュー麺 630円
中華チャーシュー麺 630円
鶏豚チャーシュー麺 750円
替え玉 100円

平日は唐揚げやミンチカツや揚げ餃子なんかとご飯の付いた各種定食が780円。

〇スープ:
 典型尾道ラーメンスープの味がします。醤油が結構濃いめで主張してきます。八楽笑よりコクは控えめ。

〇麺:
 やや細めのストレート。茹で加減は硬めで頼んだので、アルデンテ。旨いです。心なしか多めです。

〇トッピング:
 あと載せの煮玉子がでかいです。黄身も二つ玉っぽい。味も茹で加減も良くて大満足。
 チャーシューもけっこう味が濃いタイプが2枚。トロトロではなく、歯ごたえプリプリタイプ。メンマは細いのが数本。背脂はふつうで頼んでもゴロゴロ入ってます。

〇総評:
 「一久」の近くの存在にはかなり前に気づいてましたが、やっとこさの訪問です。
 
 尾道ラーメンという噂でしたが、笠岡ラーメンっぽいのもやっているみたいです。チャーシューも鶏か豚を選べるみたいだし、両方載せもできるようです。
 
 で、今回はとりあえず尾道ラーメンにしてみました。見た目も味も本格派。ちょっと醤油が強い気もしますが、総じて旨いと言えそうです。

 加えてすごくでっかい煮玉子が旨くて、煮玉子ランキングトップクラスに食い込みそうです。
 
 これは笠岡ラーメンや豊富な定食類も試しに、再訪しなくてはいけませんね。

☆王様度:0.95王様

尾道ラーメン煮玉子入












☆☆ 一笑懸麺 はや川 ☆☆

〇場所:
 笠岡第一病院奥、神島大橋の真下
〇営業時間:
 11〜15時、17時〜22時。月曜休
〇調査日:2013年5月中旬某日
〇評価対象:
 ええ塩梅の汐の音らーめん650円、餃子(6個)350円
 他に、はや川らーめん590円、至福のやみつきらーめん690円、炙りチャーシューらーめん850円、チャーハンセット880円など

〇スープ:
 汐の音らーめんは、塩らーめんです。透明なスープ。一口啜るとまさにええ塩梅のコクの深いあっさり加減。「うっま〜!!」とずっと思いながら食べてました。塩加減が絶妙です。

 はや川ラーメンは中華そば。でも透明鶏醤油ではなく、いろんな出汁の入った黒く濁ったスープで、ちょっと焦げた感じの香りがします。なかなか旨いです。

〇麺:
 やや細ストレート。茹で加減が絶妙で、よいコシが感じられて旨いです。

〇トッピング:
 チャーシューは丸巻きトロトロタイプ。炙ってあって香ばしいです。味も程よくて絶品ですね。チャーシュー麺にしたら、極上の幸せを感じられることでしょう。

 メンマは薄味柔らかタイプでこれまた旨いです。シャキシャキネギ。海苔。

 梅干し一個については、「つぶしてスープに混ぜるのかな〜?だったらいつがその時なのだ?」とか思いながらず〜とにらめっこしていましたが、八割くらい食べたところで、一気にパクッといっちゃいました。酸っぱいと言うより甘い系の梅干しですね。

〇総評:
 笠岡に笠岡ラーメンではない新店出現の噂は聞いていました。やっとこさの訪問です。神島との間の海沿いで、ロケーションがいいですね。

 店内に入るとムンムンしててびっくり。厨房の熱でけっこう室温が高いです。カウンターのみの席数は少なめで、オープンキッチン側の方が広いくらいです。
 小さいお店の割にはスタッフが4,5人いるので多めに感じました。皆さんテキパキしています。

 塩ラーメンをオーダー。見た目もキレイです。味はあっさりしていて、コクも十分。塩加減絶妙。麺の茹で加減もいいし、チャーシューも旨いです。元料亭とのことで、仕事の具合から、名店「古川」を連想します。ただ、ゴクゴクズルズル全部食べ終えてふと、「ちょっと塩辛かったかな?」と思ってしまったのです。一口一口はちょうど良い感じなんですけれど…。難しいですね。
 
 ともあれ、かなり旨いので、中華そばの「はや川らーめん」も試しに再訪したいです。ただすぐ近くに大好きな名店「みやま」があるので、近くを通りかかったらとっても贅沢な悩みを抱えることになってしまいました。
 そうそう餃子は、焼きはあと一歩焼いて欲しかったですが、具の味は香りも良くて上々でした。

〇2014年10月下旬某日

 訳あって平日昼間に近くにいたので、ランチ時間真っ最中に訪問。ギリギリ座れました。大人気ですね。相変わらず厨房の熱で店内は暑いです。
 
 今日ははや川ラーメンと半チャーハンに。中華そばと書いてありますが、鶏系透明醤油ではなく、かなり黒く濁っていて濃いめのコクです。背脂も浮いてます。焦げた感じの香りも独特ですね。なかなか旨いですが、副隊長は汐の音ラーメンのほうが好みです。
 
 チャーハンはややしっとり加減が残るもののなかなかのできばえ。ただ味が少し薄めな感じがしました。
 
 名店ですから、もう少し近ければもっと通いたいような気がします。

☆王様度:1王様

ええ塩梅の汐の音らーめん

単品餃子

はや川ラーメン

セットの半チャーハン













☆☆ リトル朱 ☆☆ (閉店)

〇場所:
 笠岡市大宜らしい。2号線のトンネル(伏越トンネルではありません。もっと西のヤツ)を西に抜けてすぐ。
〇営業時間:
 金土は12時〜14時半と17時半〜20時、日曜は11時半〜14時半。なんと月曜〜木曜は休
〇調査日:2014年6月下旬某日
〇評価対象:
 中華そば500円、メニューはこれだけ、替え玉100円

〇スープ:
 コクがハンパなく深い尾道系中華そばスープ。幸せな後味が長〜く口に残って最高な気分に。醤油ダレが強めですがスープとのバランスが絶妙。かなり旨いです。

〇麺:
 やや細めのストレート。茹で加減が絶妙でこれまたかなり旨いです。

〇トッピング:
 やや薄目で塩タンちっくな歯ごたえのチャーシュー数枚。プリプリです。あとはネギと大量の背脂。

〇総評:
 最近開店の情報を得てさっそく突入いたしました。結論から言うと、わざわざ笠岡のはずれまで食べに行く甲斐のある旨さです。スープの深いコクがハンパではなく、旨かった感が長〜く残って、これを書いている今もまだ幸せな気分です。麻薬でも入ってるんでしょうか?

 店の外には無料の尾道ラーメン塾をやっているとの看板が出ています。講師の店ってヤツでしょうか?さすが先生の作るラーメンですね。

 メニューは1種類で、頼まなくても席に着くだけで作り始めてくれちゃいます。料金は前金制。水やレンゲ、箸、おしぼりはセルフサービスで、自分であっちこっちから集めてくる必要があります。

 カウンターに5人も座ればいっぱいのお店で、駐車場も小さいし、金土日しかやってないので、噂が広まれば行列必至です。早めに行っとくことをおすすめします。

☆王様度:1王様

中華そば












☆☆ 八仙 ☆☆

〇場所:笠岡市民病院向かい
〇営業時間:17〜24時、月火曜休
〇調査日:2014年9月中旬某日
〇評価対象:ラーメン(しょうゆ)550円、餃子(8個)300円
(他のメニュー)
みそ 580円
とんこつ 580円
五目そば 630円
天津麺 630円
チャーシュー麺 700円
焼きそば 630円
焼き飯 600円
天津飯 630円
中華丼 630円
野菜炒め 630円
レバニラ炒め 630円
八宝菜 800円
酢豚 800円
エビチリ 890円
春巻き 830円
 など大衆中華メニュー多数

〇スープ:
 中華屋典型中華スープ。透明であっさりしていますが、コクがかなり深くて、中華スープ系ではトップクラスと思います。かなりな旨さ。

〇麺:
 そうめん級の極細麺ストレート。旨いそうめんみたいで茹で加減はちょうど良い感じ。

〇トッピング:
 手のひらクラスの大きくて分厚いチャーシュー1枚、ハムみたいな食感、と思ったらもっとでかいのが丼の底からもう1枚!これで550円!!!メンマは柔らかめ味薄目が数本。ワカメ多め。ネギ。

〇総評:
 噂は聞いてました。夜営業だけなのでタイミングがなかなかつかめず、今回わざわざ突入です。

 で、名店かも?薄目の透明中華スープラーメンではいままでで一番旨いと思います。あっさりなのにコクがしっかり。化学的ではない自然なコクです。麺は極細で、ダメな人も多いでしょうが、素麺大王筆頭家臣の副隊長はかなり好印象。

 特筆すべきはチャーシューです。でかいし旨いなぁ、と思って平らげると丼の底からさらにでかいのがもう1枚!!「えぇぇ〜!!」とホントに声が出てしまいました。これで550円は破格です。

 ワカメが入った中華スープラーメンと言えば、庭瀬の「ぼんち」ですが、全く別物です。「天上の中華スープラーメン」、と言っておきましょう。このスープでほかの料理を作っているとしたらかなり期待できそうです。備前の松系「八仙」も旨いですが、肩を並べてます。

 8個300円の餃子もパリッと焼けていて具もコクがあって旨いです。餃子の焼き上がりに合わせてラーメンを作ってくれたので、同時に出てきてナイス気配りが好印象。

 1王様からスタートですが、UPの可能性大。遠いですが、必ず再び訪れることでしょう。

☆王様度:1王様

しょうゆラーメン

単品餃子












☆☆ かもめ ☆☆

〇場所:
 笠岡シーサイドモール西隣の線路沿い
〇営業時間:11〜19時、火曜休
〇調査日:2014年12月中旬某日
〇評価対象:中華そば520円
(他のメニュー)
チャーシュー麺 600円
カツカレー 700円
うどん 380円
肉うどん 480円
日本そば 380円
カツ丼 680円
親子丼 580円
うな丼 1480円
上にぎり 1330円
巻きずし 450円
刺身定食 1250円
 など

〇スープ:
 豚骨系醤油。カツオ昆布など和風のダシもけっこう感じられる和風スープです。なかなか旨いです。

〇緬:
 けっこう細めのストレート。茹で加減やや柔らかめ。

〇トッピング:
 チャーシューは分厚くて味濃いめが2枚。美味いです。茶色い皮のかまぼこ2枚。モヤシ、ネギ、わかめ。

〇総評:
 和食処で中華そばが食べられると聞いて狙っておりました。にぎりやうな丼までやってて、完全に和食屋さんです。

 ラーメンについては、笠岡ラーメンではありません。でも旨いです。和風のダシの効いたとんこつ醤油です。チャーシューが分厚くてかなりな美味さなので、チャーシュー麺もありかも知れません。再訪して丼物や寿司も食べてみたいですね。

☆王様度:0.95王様


中華そば












☆☆ アーラン二郎 ☆☆
 (閉店 麺介に)

〇場所:笠岡市役所はす向かい
〇営業時間:11〜15時、17時〜21時
〇調査日:2014年12月下旬某日
〇評価対象:
 ラーメン半炒飯セット700円(日替セット時は600円)
(他のメニュー)
笠岡ラーメン 580円
醤油ラーメン 550円
二郎ラーメン 600円
豚骨醤油 600円
チャンポン 680円
味噌 600円
担々麺 650円
680円
ホルモンラーメン 680円
麻婆丼 650円
炒飯 650円
中華丼 650円
天津飯 650円
 など

〇スープ:
 普通のラーメンのスープは鶏ガラ中華スープ。かなりコクが薄めで醤油の主張が強いです。あんまり旨いとは言えず。

〇麺:
 やや細やや白ストレート。茹で加減やや柔らかめ。

〇トッピング:
 丸巻きバラチャーシュー1枚。味薄目。コリッとしたメンマ数本。モヤシ、ネギ。

〇総評:
 かなり前から気になってました。やっとこさの訪問です。

 笠岡ラーメンがあるのに、日替わりで頼んでしまったので、普通のラーメンになってしまいました。中華屋の鶏ガラスープラーメンですが、コクが不足気味であんまり美味しい感じではありません。

 半チャーハンも具が野菜少々のみだし、味が薄くてパラパラ度も低いしで低評価。日替わりだからか、鶏唐1個とキャベツサラダとミカンが付いてきましたが600円という低価格を考慮してもこんな王様度。

 副隊長は愛想はどうでもよいのですが、一応言っとくと店主の二郎さんの愛想は最低です。

 現時点では再訪して笠岡ラーメンに挑戦する可能性は限りなく低いです。

☆王様度:0.93王様

ラーメン

セットの半チャーハン













☆☆ せとちゃん 笠岡店 ☆☆

〇場所:
 吉田らしい。追分交差点を北東へ、ハッピーマート隣
〇営業時間:11〜14,17〜21、火曜休
〇調査日:2015年2月中旬某日
〇評価対象:
 ラーメン600円、味玉100円、餃子(6個)300円
(他のメニュー)
 ラーメン大750円、チャーシュー麺800円、チャーハン450円、唐揚400円、ラーメン付バイキング昼1200円夜1500円

〇スープ:
 基本は透明な鶏ガラ豚骨魚介ミックス?。コクはそこそこ。醤油濃いめ。細かい背脂が散ってます。

〇麺:
 やや細ストレート。茹で加減若干柔らかめ。

〇トッピング:
 チャーシュー大小2枚。柔らかく味が浸みて美味いです。メンマは多めで、柔らかめながら歯ごたえ味ともに上々。あとはネギ。追加の味玉は絶妙な味と茹で加減ながら冷たかったのが残念。

〇総評:
 久世にあるお店の2号店らしいですが、実は笠岡が本拠だとの噂有り。場所はわりとわかりやすいです。

 店内は小綺麗で店員さんは綺麗な制服姿ですが、オーナーさんなのかスーツの小太りおじさんがうろうろしててやや気になりました。

 ラーメンは無難にまとまってます。特にチャーシュー&メンマが美味いです。

 餃子はこんがり焼けていて、野菜多めの香り良い具で好印象。

 特筆すべきはバイキング。ラーメン屋では珍しいですね。いろいろな総菜、サラダやフルーツまでがカウンターに並んでいました。副隊長は眼中になかったですが、けっこう頼んでいる人は多いみたいでした。
 
 再訪問は微妙ですが、今日のところはこんな王様度。

☆王様度:0.95王様

ラーメン味玉入

単品餃子












☆☆ どんじゅう ☆☆

〇場所:笠岡の「山小屋」の裏辺り
〇営業時間:11〜15時、17〜22時、木曜休
〇調査日:2015年11月上旬某日
〇評価対象:ラーメン550円
(他のメニュー)
豚玉、エビ玉、イカ玉 500円
ミックス 650円
ブタモダン 600円
ミックスモダン 750円
焼きうどん・そば 500円
焼き飯 500円
タコ焼き 450円
ネギ焼 300円
とんぺい焼き 300円
野菜炒 550円
馬刺し 800円
手羽先 350円
鶏皮・なんこつ・砂ずり 300円
 など多数

〇スープ:
 鶏メインの透明醤油スープ。他に野菜、昆布、イリコとのこと。あっさりすっきりしていてほんのり甘さが醤油とバランスしてかなりな美味さ。温度も程よくて、ゴクゴクレンゲが止まりません。

〇麺:
 やや細ストレート。やや白め。茹で加減は硬めではないですが、上々。

〇トッピング:
 チャーシューは3枚。大きくはないですが、柔らかくて美味いです。柔らかメンマ数本。あとはもやし、ネギ。

〇総評:
 笠岡のお好み焼き屋の、メニューにないラーメンが美味いと聞いていて、狙ってました。やっとこさの初訪問。看板も店名表示もありません。

 入店していきなり、「ラーメンできますか?」と若干あせり気味で聞いたのでおばちゃんは少し驚いたようでしたが、作ってもらえるようです。

 4人掛けの鉄板席が2卓と、座敷席が少しの小さなお店。座敷には午前中から鉄板焼きでビールの幸せな人達。

 お好み焼き以外にも鉄板焼きメニューが充実しています。駐車場は少しありますが、車で来たら後悔するお店ですね。

 開店すぐで、麺茹での湯を沸かすところから始まったので少し待ってやってきたラーメンは、王道中華そばのルックス。味も王道そのものですが、スープのコクがちょうど良くてかなりな美味さ。ただし笠岡ラーメンではありませんので念のため。

  おばちゃんは初代林家三平師匠の奥様みたいな明るい笑顔で好印象。いいお店ですね。必ずや再び訪れて今度はお好み焼きを食べてみたいです。

☆王様度:1王様

ラーメン













☆☆ 十五番 ☆☆ (閉店?)

〇場所:笠岡駅を出て徒歩1分以内
〇営業時間:11〜14時,17〜19時、火水曜休
〇調査日:2016年5月中旬某日
〇評価対象:中華そば600円、あとはめし100円のみ

〇スープ:
 鶏系笠岡ラーメンスープです。醤油の味が濃いめですが、辛すぎるということはなく、濃いめ好きさんには最適でしょう。ダシのコクは効いているという感じではなく、全部飲み干すと満足感が得られるくらいですね。ただ、旨い店に良くある後味の旨かった感は残りませんでした。

〇麺:
 やや細ストレート。小麦の感じが程よく残る麺を、ちゃんとタイマーで計って茹で上げるので、何も言わなくてもやや硬めの上々な茹で具合。美味いです。心なしか量が多めに感じました。

〇トッピング:
 笠岡ラーメン特有の親鳥チャーシュー。硬すぎず程よい歯ごたえで、味もよく付いていて上出来です。
 メンマは柔らかめ。あとはやや斜め切りながら坂本みたいに長くないネギ。

〇総評:
 笠岡で移動屋台営業している「十五番」が店舗を出した、ということらしいですね。開店しばらく経っているので、先客は2人のみ。オヤジさんと若いにーちゃんでやっていましたが、私のラーメンは、にーちゃんが作ってくれました。生真面目そうな爽やかにーちゃんで好印象。

 お味のほうは、典型笠岡ラーメンで、安心して食べられます。店も出来たてで小綺麗だし、中華そば1本でいさぎよいしで、なかなかの好印象。ただ、弱点はないのですが、旨かった感が残らなかったのがやや残念。

☆王様度:0.95王様

中華そば









☆☆ 麺屋 千鳥 ☆☆

〇場所:
 笠岡市四番町、ガストと玉信の間あたり。元「ラーメン家」、店東のガスト隣に駐車場3台分有
〇営業時間:11−14:30、17−20、月曜休
〇調査日:2017年2月下旬某日
〇評価対象:中華そば600円
(他のメニュー)
塩ラーメン 600円
台湾まぜそば(追飯付) 800円
納豆ラーメン 650円
大盛り 100円
チキンデミカツ丼 650円
ミニチキンデミカツ丼 350円
ごはん 150円
おにぎり 150円
ミニ鶏チャーシュー飯 250円
ミニまぜ飯 300円
鶏飯おにぎり 200円

〇スープ:
 鶏系で甘めの醤油スープ。鶏だけでなく和風のダシも感じます。最初から濃いコクが主張するのではなく、一口ごとにコクが口内に蓄積していく感じで、なかなかの好印象。

〇麺:
 やや細めのストレート。特徴はありませんが、何も言わなくてもやや硬めの茹で加減で好印象。

〇トッピング:
 硬すぎないほどよい歯ごたえの鶏チャーシュー多め。味も程よく美味いです。メンマは薄味のコリコリが数本。ネギは小口切り。

〇総評:
 1月に開店の情報を得て、落ち着くのを待っていました。
 細長い小さなお店でカウンターのみ10席くらい。お若い男女の方がやっているようです。愛想はあまりないですが、無愛想でもないといったところ。

 味は、あっさりやさしいコクの笠岡系ラーメンでした。なかなか好印象です。あえて言うとすればちょっとネギの主張が弱い気がします。

 ただ、笠岡ラーメンの名店は目白押しなので、かなり頑張らないと、上位にランキングされるのは大変だと思います。頑張っていただきたいですね。

☆王様度:0.95王様

中華そば










☆☆ 一品香 ( いっぴんこう ) ☆☆

〇場所:笠岡インター南の追分交差点を北東へ少し
〇営業時間:11〜15、17〜21、水曜休
〇調査日:2017年9月上旬某日
〇評価対象:ラーメン500円、餃子(8個)350円
(他のメニュー)
チャーシュー麺 600円
チャンポン 600円
天津麺 600円
五目そば 600円
天津丼 600円
焼き飯 500円
唐揚げ 750円
 ほか大衆中華多数

〇スープ:
 鶏ガラ系中華スープ。コクはほどほど、醤油加減は強め。

〇麺:
 やや細めストレート。茹で加減は上々。

〇トッピング:
 チャーシューはもも2枚。脂っ気は少ないながらバサバサではありません。
 メンマは塩元帥くらい細くてコリコリが数本。ねぎ。

〇総評:
 笠岡の懸案中華屋さんでした。やっとこさの初訪問。
 代替わりしているという噂でしたが、先代らしきおっちゃん、おばちゃんが明るく対応をしてくれました。お二人とも物腰柔らかで好印象。

 夕方早い時間でしたが、次々と常連さんが現れ、電話で持ち帰りの注文もひっきりなしの模様。おっちゃんは慌てる様子もなく、平然と大量の注文をさばいていきます。なかなかのカッコよさ。

 ラーメンは普通の中華スープラーメンで、餃子は焼きが今ひとつで味もちょっとコク不足気味でしたが、他に美味いメニューがありそうなので、機会があれば再訪問してみたいです。今日のところはこんな王様度。

☆王様度:0.94王様

ラーメン

単品餃子










☆☆ 麺介 ☆☆

〇場所:笠岡市役所やや駅寄り、元「アーラン二郎」
〇営業時間:11−14:30、16−21:30
〇調査日:2018年2月中旬某日
〇評価対象:牛骨えび塩600円
(他のメニュー)
 牛骨醤油550円、油そば醤油600円、油そば四川650円

〇スープ:
 牛骨えび塩スープ。ものすごく透明です。美しい透明感。でもあっさりとは言い切れないまったり感があります。
 えびはほんのり上品に香ります。コクは十分な深さで、塩加減も絶妙。天上の牛骨塩スープ。あっぱれです。飲んでいる間、心で「万歳!」を何度も叫んでいました。

〇麺:
 中細麺やや縮れ。プリプリでかなりな美味さ。茹で加減も絶妙。

〇トッピング:
 チャーシューはバラが2枚。炙ってあって、香りがよく、とても柔らかいので、かなりな好印象。美味いです。
 最初から載ってくる煮玉子半分の出来が極上。味がよくしみていて黄身の具合も絶妙ですね。
 あとは青菜と白髪ネギ。どれもこれも美味いです。

〇総評:
 最近出来たと聞いていて、場所を調べてみると、愛想が最低レベルだった中華屋の「アーラン二郎」さんの跡地でした。

 店員さんは、イケメン3人衆。店長らしき方は、俳優の「榎木孝明さん」みたいなかなりなイケメンです。

 それはさておき、お味はと言うと、「天上の牛骨スープ」と言ってよいでしょう。まったりとコク深いのにキレもあるという、相反する要素が共存するかなり高度な出来だと思います。塩と海老の配合も絶妙です。

 麺もトッピングも上記のとおり言うこと無し。結果かなりな高王様度となりました。いきなりの1.2王様は今は名店と謳われる「笠北」の最初の王様度と一緒です。他のメニューもすべて試してみたいですね。再訪確実。

 駐車場がないのが、唯一のネックですが、各自大人の解決策を見いだしてください。

 写真はかなりなピンボケでした。すみません。

☆王様度:1.2王様

牛骨えび塩










☆☆ ふくたけ ☆☆

〇場所:笠岡市吉田文化会館向かい
〇営業時間:11−14時、日月休
〇調査日:2018年2月中旬某日
〇評価対象:らーめん550円
(他のメニュー)
 カツ丼600円、親子丼500円、玉子丼400円、ごはん100円

〇スープ:
 ものすごいコクの深いスープ。旨いですが、鶏だけではないようで、おばちゃんが鰹や化調らしき白い粉を投入しているのを見てしまいました。けっこう鶏油が浮いています。
 醤油加減が絶妙で、かなりな旨さ。不覚にもゴクゴク完飲。

〇麺:
 博多系に匹敵する極細ストレート。加水率も低めです。茹で加減は絶妙。好き嫌いはあるでしょうが、副隊長のハートをわしづかみ。

〇トッピング:
 かしわの出来はなかなか。硬すぎず味もよくついた絶品鶏チャーシューが多めです。
 煮玉子半分も味がしみた極上もの。メンマは細身で柔らかめ。ネギはかなり細いやつ。

〇総評:
 「吉田文化会館」前の存在はかなり前に気づいておりましたが、なにしろ駐車場らしきものがなくて、前を何度も通り過ぎるだけでした。
 このたび「吉田文化会館」のイベントに行くついでに、寄ることができました。

 店内は、5席ほどのカウンター席のみです。けっこうなお年のおばちゃん3人でいろいろ仕込みの最中でした。席には大根と人参のなますの鉢とコップがセッティングされていて、予約席風になっていましたが、まだ予約時間前だったようで、席につかせてもらえました。

 麺茹でのお湯を沸かすところから始まったので、けっこう待ちましたが、味は予想を大きく上回る完成度。あんまり期待していなかったので、うれしい驚きでした。

 おばちゃんたちは、いろいろ世間話をしながら楽しそうに調理をしていてほほえましかったです。鍋やコンロも家庭用で、炊き出し料理みたいな感じですね。

 再訪してカツ丼も試してみたいですが、このらーめんだけでも十分再訪意欲は高まります。

 車でないと絶対行けない立地なのに駐車場がないという課題はありますが、各自大人の解決策を見いだして訪れてみてはいかがでしょう。
 純粋な笠岡ラーメンではないかもしれませんが、ラーメン好きさんは、必訪と思われます。そんなこんなで1王様からスタート。

☆王様度:1王様

らーめん









☆☆ 鶴亀 ☆☆

〇場所:「笠岡吉田小学校」横の南北の道を北へ少し
〇営業時間:11−21時、平日は15−17休
〇調査日:2018年2月中旬某日
〇評価対象:中華そば並500円、大盛りは600円

〇スープ:
 鶏のエキスたっぷりの王道笠岡ラーメンスープ。ものすごい鶏コクです。そこへ絶妙な配合の醤油が絡んで極上の鶏醤油スープになっています。旨くて旨くてあっと言う間に完飲。

〇麺:
 かなり細めのストレート。茹で加減は何も言わなくてもやや硬めで極上です。美味いです。

〇トッピング:
 かしわ多め。味が濃いめについていて、硬すぎない歯ごたえも極上です。

 メンマも硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な仕上がり。
 ネギは細めなやつですが、シャキシャキで美味いです。

〇総評:
 出来てから2週間程度ですが、近くの「吉田文化会館」へ用事があったので、ついでに訪問。店前に2、3台車が駐められるので、「ふくたけ」よりハードルは低いです。

 場所も、「吉田小学校」を目指せば着いたも同然なので、けっこうわかりやすいです。ただし、車かバイクでないと行けないですね。

 お味のほうはと言うと、今は亡き笠岡の名店と言われる「斎藤」のラーメンの再現を目指しているとのこと。噂どおりの笠岡鶏コクスープ。コクだらけで醤油加減もいいし、文句無しの美味さです。
 副隊長は残念ながら「斎藤」を知らないのですが、こんな味だったのなら一度食べてみたかったですね。

 ご主人はけっこうなお年です。21時までお店を開けて、片づけと仕込みで帰りは夜半過ぎ、朝11時の開店はきつい、と近所のお友達らしき方とお話しされていました。まだ開店2週間ですので、無理ができるのでしょうが、是非とも無理のない範囲で、長続きさせていただきたいです。

 とても旨い笠岡ラーメンのお店ができた、という感想で、文句なしの1王様からスタートです。

 吉田付近はなんにもないと思っていたのに、「鶴亀」、「ふくたけ」、少し北の名店「マル栄」と、いいお店がそろって、1杯だけでは通り抜けられない地区になりました。

☆王様度:1王様

中華そば並









☆☆ 炭火焼 にし井 ☆☆

〇場所:笠岡駅前の路地を東に100m
〇営業時間:11−14、17−24、水曜&第1火曜休
〇調査日:2018年9月下旬某日
〇評価対象:笠岡ラーメン並500円、大は600円
 焼き鳥メニューは、充実しているお店のサイトをチェックして下さい。

〇スープ:
 鶏コク満載の笠岡ラーメンスープ。相当なコク深さ。

〇麺:
 中細ストレート。茹で加減はやや硬めで好感度大。

〇トッピング:
 鶏チャーシューは、硬すぎず柔らかすぎずで味も程よく好感度大。美味いです。

 メンマは柔らかめで味は薄め。ネギは香りの良い極上物。

〇総評:
 笠岡駅近くに6月末頃オープンの焼鳥屋さんが笠岡ラーメンを出していると聞いていて、1度訪れましたが、定休日でもないのに閉まっていてあえなく撃沈。このたびもわざわざ出掛けました。

 で、旨いです。鶏コクがグイグイ来ていて、坂本や一久、笠北といった笠岡ラーメンの名店達に一歩もひけをとらないスープに仕上がっています。

 麺も小麦の感じが程よく感じられる美味いものですし、鶏チャーシュー、メンマ、ネギに至るまで、細やかな気遣いが効いている感じがして、好感度は非常に高いです。

 店も小綺麗で居心地がいいので、夜に炭火焼き鳥を食べに寄りたい気がしてきます。

 ひとつだけ気になることがあるとしたら、店主さん達の覇気。お若い男女の方々でしたが、無愛想とまでは行かないまでも覇気がなく、ちょっと心配になってしまいました。ラーメンの味は、良い後味がずっと尾を引くような、笠岡ラーメン好きさんにも胸を張っておすすめできる極上物なので、少し残念。

 そんなこんなで、1王様からスタートです。

☆王様度:1王様

笠岡ラーメン並









☆☆ 麺家 まる ☆☆

〇場所:神島大橋西詰。元名店「みやま」
〇営業時間:11:30−14:30、火曜水曜休
〇調査日:2019年6月上旬某日
〇評価対象:
 中華そば650円、チャーシュー麺は750円、尾道系ながら替え玉150円有

〇スープ:
 一口目に、「甘っ!」と思うほど甘口のスープ。でも、醤油辛さも程よく甘さとバランスしていて好印象です。コクもかなり深くて、ゴクゴクレンゲが止まりません。こってりではないものの、あっさりという感じでもありません。大量の背脂のせいかもしれませんね。

 熱々ではないものの、好感度の高い温度です。

〇麺:
 平麺ストレートけっこう細め。茹で加減はやや柔らかめ寄りながら、年寄りにはちょうどよい感じでなかなか美味いです。

〇トッピング:
 チャーシューは薄目のスライスが1枚ながら、柔らかくて濃いめの味付けで美味いです。

 煮玉子は最初から半身入。上出来です。メンマは細めが2,3本。ネギはシャキシャキ。

〇総評:
 3月に惜しまれつつ閉店した「みやま」の後に、やはり尾道系のお店が開店とのことで、落ち着いた頃をみはからって訪問。お店の感じは「みやま」時代とほぼ同じです。

 やってきた中華そばは、尾道系そのもののルックス。粒のでかい背脂がけっこうゴロゴロしています。

 スープの甘さが強めながら、醤油とのバランスがなかなか良くて、温度も適度に高く、コクも深くてかなりな好印象。

 トッピングもどれも及第点の出来ですし、中年期とお見受けしたお店のご主人と給仕の女性も適度な明るさで好印象でした。

 神島大橋の東詰の橋下には名店「一笑懸麺はや川」があって、こちらもお気に入りですので、「みやま」時代と同様に、付近を訪れた際には、どちらに行くか贅沢な悩みを抱えてしまいそう。

☆王様度:1王様

中華そば









☆☆ 備州屋 ☆☆

〇場所:笠岡シーサイドモール南壁面
〇営業時間:
 11−15、金土祝は17−20:30も有、主に月曜休
〇調査日:2020年9月上旬某日
〇評価対象:中華そば笠岡(醤油)700円
(他のメニュー)
中華そば 笠岡(塩) 800円
中華そば 尾道 700円
とんこつ福山(醤油) 750円
とんこつ福山(塩) 850円
汁そば 600円
冷やし汁そば 850円
大盛・替玉 150円
チキンキーマカレーセット 250円
ごはん 150円
紅ショウガにんにくセット 50円

〇スープ:
 けっこうコクのある鶏スープ。醤油がかなり強めですが、醤油自体の旨味も感じられてなかなかの旨さです。後味も良い感じに残ります。

〇麺:
 中細ストレート。茹で加減はいたって普通ですが好感度大。なかなかの美味さです。

〇トッピング:
 笠岡系なので親鳥チャーシューです。硬すぎず柔らかすぎずのコリコリ感が好感度大
 メンマはいたって普通。ちょっと塩辛めかも。あとは小口切りの青ネギ。

〇総評:
 笠岡ラーメンの新店舗開店の情報は得ていましたが、なかなかついでがないのでこの度わざわざ目指しました。

 メニューは、上記のとおりで笠岡、福山、尾道系がそろっています。「節操がない」とのご意見もあるかもしれませんが、オーナーのSNSによると、「備前備中備後の食材を広く扱いたい」という意味でのメニュー構成と店名のようですので、副隊長は尊重いたします。

 ちなみにオーナーは「キッチン味々亭」と競輪場外車券売場「サテライト笠岡」内の「輪花亭」のオーナーのようですね。

 店内は元弁当屋さんの居ぬきのようで、元弁当待ちスペースが食事のスペースなので、カウンター6名分とかなりこじんまりとしています。

 最初なので笠岡ラーメン醤油味にしましたが、けっこう醤油が濃いめではあるものの、この醤油の味わいが深くてなかなかの旨さです。当然鶏コクも効いています。

 麺もなかなかの美味さですし、鶏チャーシューも絶妙な歯ごたえ。

 総じてなかなかな美味さと言えるでしょう。他の福山とんこつや尾道中華そばも食べてみたくなりました。

 元の弁当屋さんの時からだとは思いますが、入り口に段差はなく、ドアは引き戸ですし、カウンター席の椅子は軽量可動式なので、車椅子のお一人様でもたぶん大丈夫です。UD配慮は十分と言えるでしょう。

 そんなこんなで、けっこうな高王様度からスタートです。

☆王様度:1王様

中華そば 笠岡(醤油)




直線上に配置


☆ 井原市のラーメンへ ☆


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